Berlinale

2007年2月17日 日常
Berlinale
紅ちゃんとななちゃんと、武蔵小山にあるベルリン風カフェに行きました。
カフェより武蔵小山商店街パルムのほうが魅力的でした。

Berlinaleの金熊賞、中国映画ですって!銀熊はアルゼンチン映画。全くチェックしてません。ていうかもともとチェックしてないんだけどさ。さすがBerlinale。一筋縄でないね。

Berliner Morgenpostによると、今回のBerlinaleは、「善い映画、善い人についての映画」が多かったんですって。殺伐とした世の中ですからね。

でも最優秀女優はベルリン人のNina Hossという人で、受賞のニュースは金熊よりも彼女のことばかり書いてあります。

なんか綺麗な人だよ。ドイツ人ぽいね。

友人にドイツ人がいかに日本人に似てないかを語って聞かせております。
日本に帰ってきて、自分がずいぶんオープンな人間になっていることに気がつきました。
気をつけないと変態と思われてしまう。

地元

2007年2月16日 日常 コメント (2)
久々にぐっすり寝ました。13時まで。紅ちゃんからメールが来なかったら14時くらいまで寝てたかもしれまへん。

自分の身分はドイツでも日本でも変わらないのに、どうして日本にいると13時に目覚めたときのガッカリ感が強いのだろう?

ナンだろうこの圧迫感というか見えないプレッシャーは?
東京ではベルリンのようには暮らせない。

さて今日はやっと転入届を出しに行きました。隣駅にあるなんとか事務所に。
今月から再び杉並区民なのですが、区民の期間が少ないため、4月の都知事選は投票できないそうです(゜o゜;

しょっく。張り切ってたのに。どうせ慎太郎だけどさ。
もしかして区長選もダメなのかしら・・・。どうせ宏だけどね。

宏って、区長のことです。やまだひろし。

杉並区って結構好きです。住民税は高いけど、宏が色々がんばってる気がする。
慎太郎の次を狙ってるよこりゃ。

なんとか事務所のそばに本屋がありまして、しばし鑑賞のつもりが1時間くらいいた。小さい本屋で、出来たばっかりだから棚割りも決まってないのに。

エスクワイア(つづれない)とPENが欲しかったけど同時に2冊も買えないし選べないのでどっちも買わなかった。
エスクワイア、どうして1年前にやってくれなかったかなその特集。

新書・人文・語学のコーナーで、とりあえず読みたい本の名前だけチェックしといた。良く検討してから買わないと。読んでない本が家にもたくさんあるし。英語とかドイツ語の本もたくさんあるし。特にドイツ語。学生のときに買ったきり読んでない本がたくさんある・・・。

店員さんがNHKの語学テキストを注文してた。
「フランス語のCDを1つ、スペイン語を1つ、ドイツ語を2つ、ロシア語を1つ・・・」

(゜o゜;ドイツ語が一番人気。

帰り道に楳図かずおを見かけた。なんでこんなところにいるのかしら?吉祥寺に住んでるはずなのに。
人に見せるように、ヨーロッパの写真ダイジェストを作ろうと思ったのですが、あまりの写真の多さに即挫折しました。
のでパソコンを持っていくことにしました。

バックアップしたCD-Rがまだ届かないので。

というわけで今日は旧友に会ってきました。一人は妊婦、一人は主婦、一人は社会人です。
妊婦はそろそろ臨月なのでおなかがとても大きかった。ときどきうねうねと動いてた。大変そう。

パソコンを持ってったんだけどACアダプタは要らないと思って持ってかなかったのですよ。でも3月〜7月を披露したところで電池が切れた(゜o゜;
あらあら。

ま、全部見ても仕方ないしね。

あとはおしゃべりして、ごはん作って食べた。
お手軽お好み焼き。

ヤハリ友達と会って話をすると、浦島太郎感たっぷりですね。
CMの話も、芸人のネタの話も、メタボリックも、ロストジェネレーションも全然わかんねぇ。

で、行動のスピードが格段に落ちてる。

日々逆カルチャーショックを受けております。そのうちまとめて吐き出そうと思います。
日本では総統、じゃなくてぇー、相当意識しないと外国語に触れる機会がないため、一人でテレビを見るときは極力英語の番組を選んでおります。

今朝も、ABCニュースが終わったあとにKBSニュースになってしまい、さすがに韓国語はわからないのでチャンネルを変えてたらこれが始まったので見た。

もちろん英語ではなくデンマーク語です。でも見たかったからいいの。

最初10分くらい見逃してるのですが、面白かったよ。
「わー!」っていう面白さじゃないけど、イタリア語を通じていろんな人がつながってて、みんなさみしくて悲しいときもあるんだけど最後はハートウォーミング、という感じであります。

全体的にすごく抑えられてて、ゆっくり緩やかにストーリーが展開していく感じがしました。

別に戦争映画ばっかり好んでいるわけではありませんので、こういう映画も好きです。

オリンピアがすごくドンくさいんだけど憎めないね。
アンドレアスの勤める教会、ものすごいオシャレだった。さすがデンマーク。

原題は「初心者のためのイタリア語」です。
2001年の銀熊賞で、ドイツでは流行ったのか、「初心者のためのフランス語」とか「〜トルコ語」とかテレビでやってた。

デンマーク映画って、ドイツ人好きみたいよ。「アダムのりんご」も流行ってた。でもドイツ語字幕に自信がなかったので見なかった。

話が飛びますが、ドイツで大絶賛だった「Das Leben Des Anderes」、先週から日本で公開してんのね。アカデミーにノミネートされたしね。これはほんとに面白いと思います。ドイツ映画には珍しく、2時間半近い長編なのですが、時間を感じさせない緊迫感がある。

しかしこれ、邦題が「善き人のためのソナタ」になってる。
まぁ、直訳しちゃうと「他人の人生」だし、「ダス・レーベン・デス・アンデレス」なんてしたらサッパリ意味がわかんないしね。
「他人の人生」ってなんか、面白くなさそうだし。

細かいところは良くわからなかったからまた見に行こうかな。

今日は髪を切って、パルコの本屋で雑誌を眺めてたらぐったりしてしまった。あまりの情報量の多さに頭がついていかない。
今日は一日うちにいて、部屋を片付けてたつもりですが今見てみると片付いてるどころか散らかってる。
連鎖反応的に「ああアレやろう」と思い出しちゃって、いろんなことに手を出してしまっております。とほほ。

1年前に買った雑誌とか読んでみたり。
「なんでこれベルリンに持っていかなかったんだろう」という雑誌が3つも。
海外おみやげ特集のPENと、ベルリン特集のPEN。そして「ドイツデザイン」
ベルリン特集のPENはまだマルクだし!

何やってんだか・・・
でもまぁ、「行けばよかったぁー!」とか「買ってくればよかったぁー!」つうのは少なかったので。
ベルリン特集の雑誌何冊も持ってたけど、だいたい出てるところは変わらないからね。
ROSSMANNとか出てて笑えた。
「これかわいい!」と思って買ってきたものが雑誌に出てたりするとうれしいやらそうでもないやら。

「ドイツデザイン」は日本で買えるドイツプロダクトの特集なのですが、電気屋で激安だったような気がする商品が何万円(見分けつかないだけかも)とか、ドイツ製品て日本で買うと高いのね・・・。
洗濯機まで出てた。
あれ、欲しいですか?日本の洗濯機のほうがいいと思いますよ。

上質な暮らしは、機能性よりデザインなの?洗濯機のデザインは別に普通だと思うけどな。

TITLEのエアラインデザイン特集とか、おもしろい。買ってよかったわこの雑誌。TITLE結構好き。今月はCM美女特集だわね。
昔たなかれなとか宮崎あおいとか出てたときは買おうかと思ったけど、最近はなー。

ところでPENの巻頭にあるミニ情報ページ、街ごとに色々あって、ロンドンパリベルリンと並んでストックホルムもあったのに、最新号ではアムステルダムになってた(゜o゜;
残念。アムスも面白いけどね。
最新号買おうかなと思ったけど、プロの目で見るほどルーブル行ってないしなぁ…。次号の「ロックのデザイン」のほうが面白そうだなぁ。

明日立ち読みしようっと。そして絶対美容院に行くぞ。
紫式部のような髪型になってるので。

第三の男

2007年2月13日 映画
ついに見た。アカデミー賞前はBSでたくさん名作をやるからね。明日は「禁じられた遊び」だよ。見たいなぁ。

ウィーン好きの自分ですが、中央墓地は行ってないし、その他はプラーターしかわかりません。
ま、廃墟ですから・・・

見所はウィーンの名所ではなく、暗闇に浮かぶウィーンです。
白黒っていいよね。
カラーとはまた違った趣があるよね。白黒のほうがいいとは言わないけどね。

光と影がとても効果的に使われておりまして、見た目がとても綺麗です。
ストーリーは、まぁそういうところに落ちるか、という感じではありますが。

映画の後に、山本晋也監督とナントカという映画評論家が色々語ってた。山本監督うるさいんですけど。飲み屋の独り言見たくなってたよ。
でも解説聞いて「ああそうなんだ」と思うところもあったよ。撮影の技術的な話でね。
これも飛行機の中で上映中。ラッキー!

お菓子とドレスと舞踏会の映画の後に見るとものすごいコントラストです。

ちょうどベルリンで、プロパガンダの展覧会に行ってあの旗の写真を見たところだったので、気分的に盛り上がりました。
アメリカのプロパガンダについて良くわかった。
そうそうこれこれ、アメリカってこういうことするよねー。

ただ、英語が良く聞き取れず、結局ダレがあの写真に映っていたのか、さらにはダレがダレでどうなったか良くわかりませんでした。
レニーはあのとき何してたのかしら・・・
Hankは結局ダレだったのかしら・・・
そしてIggyには何が起こったのかしら・・・

レニーの彼女がすごいバカでヤだった。
「これだから女は・・・」とうっかり思ってしまった。

戦争の悲惨さを伝える戦闘シーンはもういろんな映画でたくさん見ているのですが、今回は何か、それを越えたものを感じた。戦闘シーンが良く出来ているというわけではなく、この感じはきっとプライベートライアンを見てもプラトーンを見ても同じく感じるものだと思う。

アメリカと日本が憎みあってるから悲しいとかそういうレベルではなく、5000年(くらい?)の歴史の中で人間は何を学んできたんだろう、とかそういうでっかいレベルで悲しくなった。

戦争映画による戦争反対はこれまで何百という作品によって主張されてきたけれど、戦争を動かす人たちは戦争のむなしさを知らないわけではなく、人を殺したいから戦争するわけでもなく、結局のところ戦争映画は無力なのではないかと思ったりもした。

この映画では、戦争の勝利をどうこう言う人は、戦場を知らない人だなと思った。戦争に勝敗をつけるのも戦場を知らない人なんだろうな。

ケンワタナベ版も見ようっと。

マリー・アントワネットよりはこっちかな。
飛行機の中で上映してた。BAはオンデマンドじゃないから不便でした。

でもラッキー。

でも微妙な映画だった。

歴史モノって、有名俳優を起用しないほうがいいなぁと思います。
全編にわたり、キルスティン・ダンストにしか見えません。当たり前だけど。スパイダーマンの彼女じゃん・・・。

そして、終始なぜ英語なのか気になって気になって気になって仕方ありませんでした。

どうしてフランス語で撮らないの(´д`)

マリーアントワネット一言もフランス語しゃべんないし。

歴史好きの自分としては、歴史というか政治史に関係ない部分であんまり興味ないのよね。だからマリーアントワネットの贅沢生活とか、あんまり興味ない。ベルばらも読んだことない。アニメをちら見したことあるくらいだと思う。

なんか、オープニングもエンディングもインパクトがない。
オープニングはロックな感じですが、ミスマッチのような。
音楽はいいけど、ヤハリロココのドレスには合わない気がします。

ラストは「え?!」って感じですね。
マリーを一人の女の子として描いているから、軟禁生活とかギロチンとかはこの映画には関係ないと思うけど、その終わり方は・・・(@_@)

フェルゼンとの恋がクライマックスなのかしらと思ってたんだけど、それも全然だし。フェルゼン役の人エリアスに似てると思ったけど私の「この人、あの人に似てる」ってたいてい賛成を得ないのできっと違うんだと思う。あの俳優はスウェーデン人じゃないし。

これといって盛り上がる点もなく、全体的にぼやけてる感じがする。

コスチュームもお菓子も素敵でしたが、お菓子はアマデウスの方がおいしそうだったな。サリエリのお菓子。

今になって、アマデウスのDVDをドイツで買えばよかったと思います。ドイツ語吹き替えで見れば完璧じゃんね。
マリーアントワネットもフランス語吹き替えで見れば盛り上がるかな。

Lost in Translationは面白かったのにな。
Virgin Suisidesも見ようっと。
12時間全然寝なかった。眠くならないんだよね。空港で買った本と、「昨日の世界」をちらちら読みつつ、映画が充実してたのでバッチリ鑑賞。12時間良くがんばりました。

というわけで今日からただの無職として日本で暮らします。

パピーとマミーと再会して、車に乗ろうとして普通に運転席のドア開けた。助手席だと思って。

(゜o゜;

アレだけ気をつけようと思ってたのに・・・。
気を抜くとまずいねこりゃ。

東関東道、首都高を通って渋谷へ。
いやー!渋谷ってすごい人いるねー!
しかもヤングばっかりだねー!
しかもみんなキメキメだねー!

私すごくむさくるしかった。
外国帰りだから仕方ないの。メイクもコンタクトもしたくないの。

お昼ごはんを食べて、ケータイの機種変をしようということで文化村通りのソフトバンクショップへ行きました。
これが大失敗。

最初に順番待ちカードを取ったときに「1時間くらい待ちます」といわれて、まぁいいかと思って待ってたら1時間後に「あと1時間くらい待ちます」。

(゜o゜;

やっと順番が回ってきて、アレコレ手続きしたのですが、パピーのケータイのアドレス帳がうまく移せないらしく、「1階にて15分ほどお待ちください」と。

えーまだ待つの・・・

もうパピーは怖い顔してます。待つのがキライなので。

15分ほどして声を掛けると「後10分ほどで・・・」

えー?!

マミーもお怒りです。さっきもそう言われたんですけど?

5分後に声を掛けると「遅くてもあと15分で終わります」

・・・。

キミらバカか!
ていうかバカだ!キミらバカだ!

そんなん待ってられませんと言ったら「5分でやれといいます」

先に言えよ!最初に言えよ!

バカだ!

もうパピーは鬼の形相なので、店の外に出てました。

パピーはもう店員を張っ倒す勢いだったので、私が冷静にクレームをつけました。

ソフトバンクブランケット2個くれたよ。

いらねぇから時間返せよ!

ソフトバンクの問題点は利用料金とか機種とかじゃなくて、ああいう社員のせいだということで結論が出ました。
ひでーなほんとひでーなー

でも安いから使うんだけど。
最新機種にしちゃった。当分機種変しなくて済む。

あそこのソフトバンクショップ行かないほうがいいぜ。

ぐず

2007年2月11日 ベルリンライフ
6時半ごろ起きたらエリアスがちょうど帰ってきた。エリアスともお別れできてよかったです。

つーか今日メチャクチャ寒い。今朝の気温マイナス6度。
今年一番の冷え込みだな。

電車に乗って、空港までのバスが来る駅で下車。
時刻表を見ると、次のバスまであと16分・・・。

足の指がちぎれるかと思うくらい寒かった。
今年は暖冬で、本当によかったと心から思いました。
底冷えってこれのことね、と思いました。ありえねー!

早めに出たつもりが普通に2時間前に到着。
ロンドン行きのチェックインカウンター前にはたくさん人がいました。適当に並んでたのですが、30分くらいして係のおばちゃんがひとり来て、なんか別の列の人を受け付け始めた。

行列は空港でとぐろを巻いているのに・・・
ありえねー!

なんで列が2つあるんだ?なんでこっちは受け付けてくんないの?
と別の列を様子見に行きましたが、あちらはビジネスクラスの列でした(´д`)

ロンドンからベルリンの間にもビジネスクラスってあるんだ。

出発時刻になってようやくチェックインできました。
もちろん飛行機は遅れまくりです。
最後の最後にニルスにお別れをして、飛行機に乗り込みます。

ロンドンでは2時間ほど時間がありました。
買い物すんのも面倒くさい、と思ったのですが2時間座ってても詰まんないしこの後12時間座ってんだからぶらぶらしようと思い、免税をちら見し、プレタマンジェでコーヒーとサンドイッチを買いました。

ロンドンに来るとどうしても食べたくなりますプレタマンジェ。個人的に好きだったので。ラテはスタバよりおいしいと思うんだけどな。

本屋を通り過ぎて思ったのですが、ロンドンで全然本屋見なかったなー。チャーチル好きを公言してるのに、歴史本とか自伝本のコーナーを全部見逃してた。
のでこの本屋で探してみたりしたのですが、自伝の代わりに「ヒトラーとチャーチル リーダーシップの秘密」という面白そうな本を見つけました。ので買いました。

わーお金たくさん使ってるよー

ロンドンの手荷物チェックは確かに厳しかったです。
あまり行きたい空港ではないなぁ。

搭乗口に日本人ばっかりいて落ち着かなかった(@_@)いかんなー

飛行機の隣の席、生まれたての赤ちゃんを抱いた夫婦だった。
なんか、パパのシートが調子悪く、離着陸のときだけ移動してとか言われてた。「子供と妻と一緒に座らないと困る」ということだったので、私が移動した。

エコノミーよりちょっと広い席だった。ラッキー!
廊下にも人が寝てた。

お昼にチカのうちでお好み焼きパーティでした。
愉快なイタリア人たちも来ました。クィスンもね。
私とチカで、「お好み焼きってこんな感じかしら・・・」とドキドキしながら作りました。
アジアショップに長いもがあったので、いい感じにお好み焼きになりました。

わぁわぁとおしゃべりして、写真撮ったりしてお別れ。イタリア人で無口な人ってぜんっぜんいないね。

帰ってきたらスウェーデン人(ていうか女子)がまた増えてた。
なんなの?どうなってるの?

小包をもうひとつ出しに郵便局へ。
自分の荷物はスーツケースに納まるのですが、お土産が全く入らないので、観念してさらに5キロ送りました。
最初から20キロ送ればよかった・・・。要領悪かったなー最終週。

全部用事を済ませて、ニルスとインド料理を食べに行きました。
出かけにアパートの入口で、ソフィアに出会った。
なんなの?ベルリン中のスウェーデン人がここに集ってるの?

さてレストランは、Tandemの近くにあって、静かでおいしいのです。今日もおいしかったです。超満腹になった。

うちに向かって歩き出しましたが、あまりに寒く、トラムも地下鉄も乗り過ごしたため、タクシーご利用。
ベルリンのタクシーは、3ユーロでいけるところまで行ってくれるのです。2人以上で電車の定期を持ってないけどちょっとそこまで行きたいなんてときには便利です。

ので3ユーロで家まで帰ってきました。むふふ♪贅沢しちゃった♪

帰ってきたらソフィアとキム以外は出かけてました。ヨナスもうちにいました。今日はキムとその仲間たちはWatergateに行くんだって。コテコテ。
しばらくしてユゥエルも来ました。昨日より具合悪くなってた。
のに来てもらっちゃって悪かったなぁ。
男前はさすがです。

ちょろちょろとおしゃべりして、ユゥエルの具合が悪くなる前にお別れ。12時を回ってて、明日朝早いのでヨナスともお別れ。

お別ればっかりでさみしいね。
昨日帰ってくるはずだったキムがついに帰ってきました。
マルメから車で来たのですが、途中でバッテリーが上がっちゃったんだって。かわいそうに。

キムと他のメンバーの人が3人くらいと、女の子が3,4人一緒です。

正確には何人なのかサッパリわかりません。ニルスもわかりませんでした。私はキムにしか挨拶してません。
お互い「アンタダレ」状態。

これはコロニーどころではありません。移民センターのようです。スウェーデン人で溢れかえってます。

つーか、結構笑えるくらいコテコテのオシャレピープルばっかり。
原宿を思い出させる感じ。
結構おなかいっぱいだったな、あのコテコテオシャレ感。これがスウェーデン人か。

夜はBerghainに行くんだって。これまたコテコテ。

我々はおとなしく、ユゥエルとティッツィアーノと、ロシア料理を食べに行きました。いつもと違う店に行こうということでロシアカフェに行ったわけですが、入口の前で寒いしサービス悪いし。ベルリン的でした。
ボルシチおいしかったけど。ロシアンクレープ(サーモンアボカドルッコラ入り)を食べたのですが、西洋わさびがたくさん使われてて辛くて食べ切れませんでした。

途中でフランツも来て、別のバーに移動してしばらくおしゃべりして、ユゥエルもニルスも風邪気味だったので12時ごろ解散。ティッツィアーノにお別れの挨拶。

寒い中てってけ帰ったのですが、部屋の前にキムの書置きが。
「電気がつきません。」

えー!!(゜o゜;

本当に真っ暗。

ヨーロッパ人がロウソクの光が好きでよかったと思います。
部屋中にろうそくがあるので、それでしのぎます。
そもそも彼らのうちはいつも薄暗いので、普段とあまり変わりなかったです。キッチンとトイレが不便だったけど。

明け方6時ごろキムたちが帰って来た頃にはなぜか復活してた。
女の子の一人が階段で転んで割れた瓶で怪我したらしく、わぁわぁ泣いてた。
たまたま私のスーツケースに使わずじまいのファーストエイドキットがあったので、役に立ったようです。よかったよかった。

でもうるさかった。間借りしてるので何も言えませんが。
昨日大きな箱を発送したにも関わらず、スーツケースはパンパンです。
機内持ち込み荷物にバスタオルを入れなければなりません。

ロンドンは大雪で、今日は多くのフライトがキャンセルになってます(゜o゜;
市内では手紙爆弾があちこちで爆発し、9人負傷しております(゜o゜;

大丈夫なのかしら・・・
ロンドンの天気予報、週末にかけて気温はプラスになるようですが・・・。

手紙爆弾はテロじゃなくて、スピード違反の取締り強化に反発した人の嫌がらせのようです。

明日からマキがコペンハーゲンに行ってしまうので、昨日お別れしてきた。彼氏のアンダースのママの還暦お祝いパーティに呼ばれて、飛行機のチケットもらったんだって(゜o゜;
いいなー。

3月末くらいに一時日本に帰って来るんだって。会えたらいいなぁ。

自転車も無事売却し、荷物はパンパンのスーツケースとバスタオル入りの手荷物だけになりました。
今日部屋の持ち主が帰ってくるので、今日から日曜日までスウェーデンコロニーにお世話になります。
でもそこの持ち主・キムも一時帰国(スウェーデン人だけど)で今日からそこに住むらしいので、コロニーもいっぱいです。

本当に帰ってくるかは不明。3週間前に帰ってくるという噂もあったしね。

あー住民登録抹消しないとー
明日早起きできますように。
ごきげんよう。
77777カウントまであと少しなので、自分で踏まないように気をつけています。
踏んだラッキーな人は、きっと今年いいことあると思います。2007年だしね。

来週の今頃は日本にいるのカーと思うとへんな感じです。
帰国に向けて、大荷物を発送しました。
10キロまで52ユーロのところ、9.88キロの荷物を発送しました。
ナイス自分。
辞書とCD-Rが重いよやっぱり。
コインコレクションも相当。

海外通信ツールもばっちりだもんね。
Skypeとmyspaceは国際人の必需品。
myspace、オトモダチがスカンディナヴィアンばっかり。
日々「一体どこからたどり着いたの?!」というミュージシャンからのお友達リクエストが届いて面白い。

まだ外国語日記はつけてないけど。

最近日が長くなってきて、全然寒くないので今日は夕方Potsdamer Platzにいこうと思う。ベルリン国際映画祭色にデコレーションされてるらしいArkadenを見に行こうと思いまして。

ああ忙しい。
帰国間近であります。
いろいろとバタバタしており、たぶんあんまし日記とかかけないと思います。
そのうち元気に帰国報告すると思いますので心配しないでください。

だれもしてねぇって?
そんな照れなくてもいいですよ。

地元

2007年2月1日 ベルリンライフ
近所にあるカフェで久々にApfelstrudelを食べた。
初めて行くカフェではだいたいこれを食べるのですが、本来はこれオーストリアのお菓子です。でもドイツでも非常にポピュラーなので、たいていどこにでもあります。
普通のケーキよりちょっと高めなんだけどおいしいからいいの。

今日のカフェもおいしかったです。アツアツで。
でも添えてある生クリームが甘かったのが残念。
ケーキ自体かなり甘いものなので、クリームは甘くないほうがいいのです。

日本のガイドブックにもよく掲載されてるせいか、店員さんが日本語しゃべってきた。しゃべったというよりは、フレーズを知ってるっていう程度だけど。
私は頑固にドイツ語でしゃべりました。

夜は珍しくニルスとユゥエルがうちに来ました。
私の住んでるところは彼らの住んでるところからだいぶ離れてるので、あまり来ません。

人が来て初めて気が付きましたが、私の部屋って散らかってる。

ニルスがなんか虫に食われてたし(゜o゜;
アラヤダと思ったのですが、ニルスはものすごくビックリして「ナニコレ怖いんだけど」と何度も尋ねてきました。
何度も「虫に食われたんじゃないの」と答えたのですが全然納得しません。

スウェーデンにはそういう虫いないの?

すっかりゲンナリしちゃいました。
ユゥエルがおなかをすかせてたこともあり、近所のコミュにスティックバーに行きました。
名だたる共産主義者の肖像画がたくさん貼ってあった。

ビールが安い。
普段あまりうろうろしないのですが、結構オサレカフェとかたくさんありました。
いまさらですがうろうろしようと思います。
もう何週間も前から行こうと言っていた展覧会についに行ってきた。

「INTO ME/OUT OF ME」という、人間の体をテーマにした展覧会なのですが、心の弱い人が見たら倒れちゃうような内容でありました。

5階建ての建物で、上に行けば行くほど強烈になります。

ベルリンの次はローマに行くそうです。
日本じゃ絶対見られないものを見た気がして、ある意味達成感です。

帰ってきたらトイレのタンクが調子悪い。
元々流す時に押すところが外れやすかったんだけど、今日は外れたあとタンクに水がたまらなくなってしまった。

先ほどアレコレやって、今水がたまるのを待っているところです。
ドキドキ。

あ、ちゃんと流れた。
あぁ安心。

日本から続々と「もうすぐ帰国だね!待ってるよ!」といううれしいメールが届いております。
日本のみんなは私のこと待っててくれてるんだなぁとうれしくなります。

でももちろんベルリンを去るのは寂しいです。
今週末はガッツリ遊びたいところですが、バルト海の妖精はひ弱だからなぁ…。
主な映画館で映画の日開催中だったので、懸案事項だった映画「わが総統」を見てきました。

17時15分からの回だったのですが、大変空いておりました。
4.50ユーロなのに。

本編が始まる前にドイツコメディの予告編がイロイロとあったのですが、それを見ただけで不安になりました。

やっぱりドイツ人の笑いのツボは全く理解できない。

映画の感想。
何も無理にヒトラーを笑いのネタにする必要はないんじゃないの?という感じがしました。すべて無理矢理。
ブラックユーモアもなんだか中途半端だし、新しいものは特にない。

俳優はいいんだよね。ユダヤ人教授役はオスカーノミニー「Das Leben des Anderen」でシュタージを演じたウルリヒ・ミューエで、よかったです。外国語部門のノミネートだけどね。
ヒトラーを演じたのはドイツの有名コメディアンです。本人の面影はほとんどないです。でもブルーノ・ガンツのほうが似てたな。

で例のごとくナチス幹部にそっくりさんが勢ぞろいなんですよ。
ゲッベルスは「ヒトラー最期の12日間」の人よりもゲッベルスっぽかった。
ヒムラーはちょっとデフォルメされてていまいちだったけど。

どうしてシュペーアに似た人があんなに何人もいるんだ?同じ人なのかな?
そしていつもシュペーアは「ちょっといい人」に描かれてる。

ただ話題性を狙っただけのように思われます。前評判どおりだったなぁ。
ナチスを題材にする前に、世界に通用するコメディを研究してもらいたいです。

こりゃ日本に来ないな。

でも考えてみると、爆笑コメディ映画って思い出せないんだよね。そんなのあったかなぁ?
メン・イン・ブラックも少林サッカーも、期待しすぎて全然笑えなかったんだよね。

ヤハリ笑えるのはC級映画だな。「アタック・オブ・ザ・ジャイアントケーキ」だな。

夜は例のごとく本屋の映画上映会があり、クライブオーウェンの「Childlen of Men」の上映だったんだけどニルスもユゥエルも気乗りがしなかったので3人でビール飲んでました。

ニルスとユゥエルは考えることがほとんど同じで、Skypeのメッセで「どこいく?」と話してたときに2人同時に「Wohnzimmerはナシね」とか「じゃKrueger」とか発言してました。

彼らは着てる服もほとんど同じで、今日もおんなじような格好してました。こないだWohnzimmer行ったときはパーカーの下に着てるTシャツまで同じ縞模様だったし。

仲良しなわけだ。
今日の出来事と全く関係ないですが、話題騒然の映画「BABEL」、オフィシャルサイトを見てみた。
日本での公開はどうなるのかなぁと思って。

イントロダクションにもストーリーにも「えー!!それ言っちゃうのー?!」という情報が満載です(´д`)

ドイツでは映画の紹介って、文章を書いている人の意見がほとんどで内容は日本みたいにやたらめったら紹介されてないんですよ(たぶん)。だからメタクソに言われてる映画もあったりするけど、見てみないことにはよしあしが判断できないわけです。私はね。

BABELは前情報なしで見たのでかなり楽しめた。情報なさ過ぎてバベルの塔のことちゃんと知らなかったくらいです(゜o゜;

ウィキペディアで「バベルの塔」を検索するくらいの準備で見に行ったほうがいいんじゃないかと思います。

さて今日の出来事。
ついにWhite Trashでハンバーガー食べました。
12月からずーーーっと行きたかったのに、貸切パーティだったりニルスが弱気だったりでずっとチャンスを逃しておりました。

夜中に行ってもハンバーガー食べる気しないしね。

ニルスが「ハンバーガーうまいんだよ」と勧めたのをきっかけに足を運ぶようになったのですが、なんとニルスは今日初めて食べたんですって。
「みんながおいしいっていうから勧めた」って。

あらあらまぁまぁ。
どおりで夕方電話したときに「昼ごはんめちゃたくさん食べた」と言ってたわけだ。
量が多いことを知らなかったんですね。

おいしいおいしいと満足しておりました。
体に悪いねこりゃ、っていうほど満腹になりました。

帰りに自転車を取りに行った。
2週間ほど前に鍵がもげて以来、ずっとほったらかしてたのです。
ペンチを買えばスペアキー使って鍵開けられるだろうなと思ってたのですが、もう寒いし地面が凍ったら自転車なんか乗らないし、と思ってたのですが、けなげに道端に捨て置かれているのをたまに見かけると切なくなるので今日ついにペンチを買って(2.99ユーロ)行きました。

一度刺抜きで試したんだけどやっぱりダメで、今日改めてペンチを利用したのですが、3秒で解決です。
さっさとやればよかった。ま、先週は天気悪かったけど。

さくっと鍵をはずして久々に乗車です。快適快適♪

すいすいっと家の前に到着して降りようとしたら、道路に撒いてある凍結防止のためか凍結時の転倒防止のための砂利に足とタイヤを取られて、自転車ごと三枝師匠並にずっこけた。

転倒防止の砂利なのに・・・
アパートの入口の真ん前なのに・・・

多分久々に乗ったから、降り方間違えたんだと思うのです。
サドルに座った状態だと、足が届かないんですよ。なのに足伸ばして止まろうとしたからずっこけたんだと思うんだけど。

べったりと地面に倒れている自分のあまりのマヌケさに、口から出た言葉が

「なんでこうなるの!」

伝統ギャグが素で連発できるなんて、自分一体何者だろうと思いました。

イヌのうんこがなかったのは不幸中の幸いです。
ベルリンに遊びに来ていたアンダースは明日でコペンハーゲンに帰ってしまうので今日みんなで一杯ひっかけに行った。
例のごとくWohnzimmer。
お別れ会となるといつも同じ席です。

ドイツでバンドをやっているハネス?というドイツ人とミキという日本人もおりました。
ドイツにはミュージシャンが星の数ほどおります。

ストックホルムに行ったときのことを面白おかしく話したつもりなのですが、ニルスがだいぶ傷ついておりました。

私は何事も、や、なんでもじゃないけど面白く話そうとするタチで、大げさに話す傾向があります。普通に話してオチなかったとき悲しいから。大げさに話してもオチないときあるんだけど。

実際今日も笑いは取れてましたが、ニルス本人は非常に不愉快だったようです。

作り話でないだけに、「そんなにストックホルムつまらなかったの?」と言われてしまいました。

そういえば前も別の話だったけどそんなことあったなぁと後になって思い出し、反省しました。もうしません。

今回気づいたのですが、人前で人のことを褒めるのってすごく難しい。難しくないのかもしれないんだけど私にとってそれはとても難しいことです。

これはきっと日本と欧州の感覚の違いだと思うんだけど、友人同士集ってるときに、「この子ったらホント素敵なんだから」と褒めることってあんまりないんじゃないかと思う。私だけ?
ちょっと考えてみてもそういうことって自分には覚えがない。

日本人には、以心伝心とか、空気を読むとか、口に出さなくても理解しあうことが出来る能力というか性質というか、そういうものがあるから、「言わずもがな」で話が通じるところがあると思う。

だから「わざわざ私が言わなくても、みんなこの子が素敵なことはわかってる」と思うし、わざわざ言うということはよっぽどその素敵さに感激し、言わずにはいられないという場合に限られるのではないかと思う。

でも欧州人はそうではなくて、相手のことをすごく褒める。
別に大感激しなくても、ちょっとしたことでも褒める。

それって、悪いことでは全然ないしむしろいいことだと思う。
いいことだと思うんだけど、じゃぁ自分もやろうと思ってもなかなかできない。

人前で人を褒めるのが恥ずかしいと思ってしまうのです。
「人を褒めている自分」が恥ずかしい。恥ずかしいというか、気恥ずかしい。

慣れないことをしているからなのか、人を褒める行為自体が恥ずかしいのかよくわからないのですが、そういう感情が邪魔をして、逆に面白さ重視になってしまう。

ストックホルムの話も、
「街じゅうずっと案内してくれて、きっと興味ないだろう旧市街も一緒に行ってくれた」
という話を
「街じゅう歩いてすぐ疲れちゃって、旧市街も『興味ない』ってすぐ出ちゃった」
という、全く逆の方向性で話をしたわけです。
それでニルスはガッカリだったわけです。

確かにポジティヴな評価には全く聞こえないので本人はガッカリするなぁ。
でもそこは冗談というか、場を盛り上げるつもりでちょっと誇張したんだけど、そういう「場の盛り上げ方」というのは、彼には通じないというか彼は好まないようです。
でももしかしたらニルスだけでないのかもしれないと反省しました。自分自身のことならともかく、人をネタにしたらだめですね。

でもニルス、またマキと私の名前間違えた。

< 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 >

 

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索