漫☆画太郎

2004年3月14日 読書
←これではないけれど、漫☆画太郎の作品が映画化されてる。

誰が映画化しようと思ったんだろう?
誰が見るんだろう?

といいつつも、まんゆうきは以前2冊とも持ってたりして。

史上最低の汚い漫画家だと思うのですが、
そこが魅力だったりする。

ジャンプの人気作品をすぐ馬鹿にするし。
まんゆうきが連載してた時は、ドラゴンボールとかスラムダンクとか、
めちゃくちゃパクってた。
でもすごい面白かった。

で、誰がお金を払って、実写版漫☆画太郎ワールドを堪能するのかな。
その2時間をもっと有効に使えると思うが。

つわものの賦

2004年2月20日 読書
平治の乱で敗退し、伊豆に流された頼朝が、地元の豪族達とともに挙兵したところから、承久の乱までの歴史を、筆者独自の解釈で描いたもの。

教科書にあるような、「伊豆に流されていた頼朝が挙兵し平家を打倒、鎌倉幕府を打ち立てた」という一行のウラには、
こんなにも熱い歴史があったのか!と感激する1冊。

私は、土肥実平が結構好きです。

これを読むと、「炎環」がよみたくなるんだなぁ。
うーむ。自己満足。

北条政子

2004年2月20日 読書
伊豆の小豪族・北条時政の娘政子が、尼将軍と呼ばれるようになり、
承久の乱に際して御家人達に言葉を送るところまでを描いた歴史小説。
NHK大河ドラマ「草燃ゆる」の原作。

鎌倉時代とよばれるそのときを、政子の視点で描いたものなので、
教科書にあるような鎌倉時代とはちょっと趣が違う感じがする。
歴史の教科書にあった、
「北条氏は頼朝の背後で常に権力を虎視眈々と狙っていた。政子の結婚がその先駆けで云々」
というのはまちがってたんだなぁ、と納得してしまいます。

いやー、歴史って、ほんっとに面白いものですね。

これを読むと、「つわものの賦」が読みたくなるんだなぁ。

炎環

2004年2月20日 読書
読み出すと止まりません。
鎌倉幕府・源家を取り巻く人物を取り上げた、4つの短編小説からなっています。
頼朝の異母兄弟・全成(義経の実兄)、梶原景時、阿波局、北条義時の4人の物語です。
頼朝の周辺でそれぞれの役割を果たすのですが、微妙に重なり合い、切っても切れないつながりがあるのです。

本当に頭のいい人が書いた本だなぁとしみじみ思います。
歴史小説だけど、筆者の歴史的解釈は必ずしも定説とはマッチしてないのです。
でも読んでると、「言われてみるとそうだよな」と思うことがいっぱい書いてあります。

私はこの中で梶原景時が一番好きです。
ラストの場面では、感動の涙を流しそうになります。

これを読むと、どの話にも登場し、この炎環の中心にいたと思われる、
「北条政子」がよみたくなるんだなぁ。

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