ジムでたまに、間宮兄弟みたいな二人組を見かけるのです。
勝手に兄弟と思い込んでいて、勝手に「大きいほうが兄ちゃん」と考えているだけですが。

だから本買って読みました。
映画見たことあるので、徹信はもちろんつかじ君のイメージ。
でもおにいちゃんは蔵ノ助だとかっこよすぎない?むしろドランクドラゴンが兄弟やればよかったのに、と思いましたが、それじゃ誰も映画見ないね、ということになりました。

たしかに、間宮兄弟のように生きられたら楽しいと思う。
人のことを気にせず、好きなことを好きなだけやる。

恋はうまくいかないようですけど(@_@)

昨日紅ちゃんと久々にごはん食べに行きました。
超久々にラーメン屋に並んじゃった!
しかも堂々と横入りされちゃった!

横入りしたって、気づかないのかね?

辛かったけどおいしかったよ。
前のおにいさんが「麺かため」って言ってた理由がわかったね。
辛いから早く食べられないので、かためにしとかないと伸びちゃう。

これまた久々に但馬屋珈琲に行きました。
いい感じの空気だった。
禁煙でないのがザンネンだったけど、コーヒーの香りが満ちた建物の中でおしゃべりするのは大変癒される時間です。

楽しかったー
また今日からがんばれます。

しかし先日はりきって行ったバドミントンでヒネリ気味だった腰がいまさらのように痛んできた。
また腰痛かよ!

体鍛えるといつも腰痛めるんだよなー
むかつくぜ。

停電の夜に

2008年10月19日 読書
作者のインドへの愛を感じる短編集ではありますが、
「そんなにアメリカ嫌いなわけ?」とも取れなくもない。

作者がインドに帰れない事情でもあるんですかね。

ひとつひとつは悪くないと思うのですが、1冊にまとめてしまうと全部同じような感じでした。最後まで読んでないけどもう読まなくてもいいかな。

我らが明治、箱根に出場だわ!うれぴー
来年はどこで見ようかな。
これドラマ見てたんだよねー
原作を読みたいと思ってたんだけど当時はまだハードカバーしかなくて、
そこまでして読みたいわけじゃないなと思ってたらドラマ化されたのでもっけのさいわいとばかりに。

別にやまピーが好きだからとかじゃないぞ。

ドラマと原作は基本を同じくしつつも全く違った方向に話が進んでいくのですね。
そのほうがいいよね。原作を忠実に映像化するのって難しいもんね。

どちらもそれぞれよいと思いました。
テレビだとやっぱ最後は綺麗にまとめないとならないからああなったけど、
小説だとそういう終わり方しなくていいからいいね。
最後に「修二は真の友情とは何かを見つけました」みたいな終わり方じゃチープだ。

最初はやたら形容の長い文章だなと思いましたが慣れると平気。
いろんな例を出して物事を面白おかしく表現する若者を繁栄しているのかね。

ストーブみたいな距離感ってのはよいね。
その間合い好きよ。
付かず離れずどうでもいいことをしゃべるっていいよね。

海街diary

2008年10月14日 読書
吉田秋生の最新作。
偶然こないだラヴァーズ・キスを買ったとこなのよね。

この人は、自分の作品をひもづけるのが好きなのかしらね。

今日本屋行ったら2巻出てた。
鎌倉本も出てた。鎌倉のいろんな名所が話の中でよく出てくるもんね。

2巻を読みますと、藤井君がけっこうアッサリ小笠原に行ったので、いったいいつリカコと付き合ってたのか不思議です。
二股?

どうやらCIAの工作員は登場しないようです。

鎌倉に行きたいな。

手紙

2008年10月10日 読書 コメント (2)
ブームに乗ってガリレオとか容疑者Xを読もうかなと考えておりましたが、
うちにこれがあったので先に読みました。
ママが珍しく気まぐれにベストセラー小説を買った事があったらしい。

ベストセラー小説って、読みやすいですね。

マンガのようになんだかその情景が目に浮かぶようでした。
マンガを読んでる感覚に近かった。

これ、映画版は由美子がエリカ様なの?

映画にしやすいストーリーだね。
続々映像化されるのもわかる気がする。
これしか読んだことないけど、作風が劇的に違うとも思えない。

わかりやすくてよい反面、本を読んだ手ごたえがあまりない。
手ごたえっていうか達成感が。

次は何を読もうかな。
ドイツで指折りの左派・グラスが、武装SSであった少年時代を含む過去を綴った自伝。
2年前ドイツで発売前にグラスの告白がなされ、ベストセラーになったことからその告白の内容だけでなくタイミングもいろいろと議論を呼んでおりました。

「黙っているのが苦しかった」という割には、タイミングが抜群すぎませんかね先生。
芸能人の離婚告白じゃないんだからさ。

それはともかく、今年日本語訳が発売されましたので読みました。
グラスは「蟹の横歩き」しか読んでないけど。

まーこれが読みにくい。
グラスがもともと詩人だったせいか、訳が悪いのか。
ちょっと訳が硬すぎるというか、ドイツ語に忠実すぎるんじゃない?
ドイツ語版を読んだわけじゃないけど、ドイツ語っぽい言い回しをそのまま日本語にしているだけのように見受けられる。

まぁでも私は翻訳できないしドイツ語で読んでもすぐ飽きちゃうから、文句を言う筋合いはないんだけど。

彼の作品を読んだことがないと、なんだかよくわかりません。
彼の小説は、彼の若かりしころの体験を元に書かれていて、そのタネあかしのような内容のようです。

すくなくとも「ブリキの太鼓」と「犬の年」は読んでたほうが楽しめたかな。

彼がナチスに同調したのは、当時のドイツ人としては特殊なことでもなんでもなく、普通の少年と同様ヒトラー・ユーゲントや親衛隊に「純粋」にあこがれて入隊した、というのはまぁわかります。彼は別に生まれたときから作家だったわけではないし、レジスタンスの家に生まれたわけでもないので。

ただ、その後彼が真逆の立場をとる過程はあまりよくわかりませんでした。
彼がいかにして芸術に、そして作家になったのか、に重点を置いているので。

とするとなぜ彼は晩年とも言えるこのときになって急に武装SSだったことをいいだしたのかしら?
彼にとって重要なのは「思想」ではなく「芸術」のようなのですが。

彼は決定的な記憶をたどるときには決して確信した言い方をせず、常に「玉ねぎの皮を一枚一枚剥くように」記憶をたどります。
それは「記憶のあいまいさ」を「明確にする」と同時に、自分の過去と正面切って向き合う覚悟はまだないということの現われなんじゃないかなぁと思いました。
歴代の市川團十郎を軸にたどる歌舞伎の成り立ち。
12代目團十郎の公開講座かなんかを基に作られているので読みやすいです。
ただし、市川家の話だけです。

歌舞伎がいかに能や浄瑠璃の影響を受けているか、よくわかります。

ただ全体的にまとまりがないかな。講義を基にしてるから、話が脱線するのはいいと思うけど、それを活字にしてしまうとまとまりがなくなると思います。

有名な十八番をいくつか取り上げて解説があるんだけど、解説っていうかそれに関する思い出話みたいになっとる。

まあ團十郎の本だからね。
團十郎については大変詳しく書いてあります。

あー歌舞伎観にいきたい。
何週間か前のどこかの新聞の書評に載ってたらしい。丸善の書評コーナーに置いてあった。
評者は池内紀。好きなの池内先生。

新聞記事を立ち読みして、コレは読もうと思いました。

岩波文庫の赤ですから!

ギリシア詩人のオウィティウスによる、恋の手ほどき書です。
3部構成になってて、最初の2部は男性向け、最後は女性向けになってます。
本人が男性なので、男性向けのほうがやはり面白い。

すげーおもしろい!

人間て、何千年経っても、どこで生まれても、原点は同じなのね。

ココに書いてあることがそのまま実行に移せるかどうかは別として、「あーそうだよなー」と思うことがけっこうたくさん出ています。

「女の深酒はみっともないのでやめなさい」とか(゜o゜;

真面目くさった文体でエロいこと書いてあってくすくす笑えます。

ギリシア時代の女性も演技してたらしいよっ!

ギリシア神話からの引用がたくさん出ているのですが、それぞれ注釈がついているので安心。ただし、すごくたくさんあってそれほど詳しいわけではないので、誰が何でどうなったのかはよくわかりません。

しかしこうやって読むと、ギリシア神話ってエロい。
言語学の入門書として最適とアマゾンのレビューに出てました。
なぜか明大理工学部の教授。
いつからー?
和泉校舎でも授業してたのかな?

面白かったです。
言語学を巡る様々な思い込み・迷信を指摘し、そういう「指摘」をされることで感じるストレスの原因にも言及。

言語学というのは奥が深い。
ヘタなことをいえないのでいわないようにします。

いろんな言語への好奇心をかきたてられます。
言語の構造や発音の規則を眺めるだけでもいいのかーと思うと楽しくなります。

新書の特性を生かしたナイス入門書。

この著者は新たに、「世界の言語入門」という新書も出してます。
いろんな言語に関する著者の見解を述べた本のようで、役立つフレーズが載ってるわけではないのですが、この本を読んだ後なら楽しめそうです。

言語学とは何か

2008年9月19日 読書
もっと「だれでもわかる入門書」のようなものかと思ったらそうでもなかった。
ソシュールなんてしらなーい、という状態で読み始めたので何がなにやらサッパリでした。
知識が浅いので内容を要約することもできません(´д`)すみません。

すべてを理解できたわけではないですが、

言語学は自然科学である
「純粋な言語」という矛盾
「理解できる」から差別される「方言」
文法書に載っていることばは死んでいる

という話は興味深かったです。
特に「生きたことば」の部分は、日ごろ「正しい文法」を気にするクセのある自分としては目からうろこが落ちました。

この本に先立つ「ことばと国家」という新書も出ているのですが、そちらのほうがいくらかわかりやすい。
とはいっても重要な研究者についての予備知識がないから、なんだかわかったような気がする、というところで終わってしまいますが。

一貫して真面目な文体なのですが、音声学の章では大真面目に韓国語の「トン」、つまり「お金」と「うんこ」について語っていて、ウヒヒと笑わされました。
韓国語ってオトがおおいのね。

言語学が面白くなってきたのでもっとイロイロ読もうっと。

ニブンノイチ

2008年9月11日 読書
コレもYahooで買った。
五感を共有しつつも二人同時に動くことが出来ない双子の話。

吉田秋生っぽい。絵もストーリーも。
だから好きなのね。
バナナフィッシュ大好きですから!

で、この人の別のやつも買ってみたらまたBLだし。

大人になったなぁワタシ。

恋するデリカ

2008年9月11日 読書
Yahooのデジタルコミックスを活用し、ひさびさにたくさんマンガを読んでおります。
あれは立ち読みが出来ていいね!

それで気に入ったのがコレ。
好きな子のために、好きな子の彼氏の弁当を作る話。

ストーリーよりも感覚が好き。
絵も。

気に入ったので他のも読もうと思いアマゾンで調べたら、基本BLだった。
えろくないけど。

なんでBLの背表紙っていかにもなのかしらね。
せっかくレビュー機能が復活したのに写真がない。

新聞の書評に出ててオモシロそうだなと思ったので買ってきました。

書評に出てたので著者を確認せずに買ってしまったのですが、よく見たら長崎の小学校教師だった人が引退後に書いた本でした。

どおりで、森山をほめちぎるなぁと思った。

開国に際して彼の果たした役割は大きいようなのですが、日米修好通商条約の評価が低かったために、彼の評価もそれに伴って低く、歴史から忘れ去られていたわけです。
結果からではなく、当時の日本の、世界に対する知識を考慮して、幕府の外交および条約とそれに携わった役人を再評価すべきだ、というわけです。

森山栄之助に関する資料は極端に少ないので、この本をきっかけに研究が進めば、と著者は書いています。

たしかに、そこに当然通訳がいて当たり前なのに、まるでペリーと林全権が直接話し合ったように考えてたわー
メカラウロコ。

でも文章があまりよくない。
通詞とか唐通事とか説明もなしに登場し、しばらく読み進めないと意味がわからなかったり、同じ説明が何度も出てきたりして、やや読みにくい。

こういうところが、専門家とそうじゃない人で違ってくるのよね。
専門家でも読みにくい場合もあるけど。

インターバル

2008年6月3日 読書
カラマーゾフの兄弟が第3巻に突入しました。
ちょっと飽きてきたわ(@_@)

「2巻がおもしろい」と聞いたのですが
おもしろいというか、重要な部分が2巻にあるんですね。

すごく精神的でキリスト教的な話なのでとても難しい。
聖書読まなきゃダメだこりゃ。

大審問官の前のイワンの独白は一気に読めたのですが、
その後は難しくてよくわからん。

「罪と罰」の方がわかりやすかったし勢いよく読めるなーと思います。

でも飽きてきた。
少し趣向の違う本を読みたい。
ドストエフスキーの息抜きに米原万里の本を読んでおりますが、面白くてやばい。まだ読みかけですが、一両日中に読み終わること間違いなし。
朝の銀座線の中で爆笑しそうになった。
彼女は「イン・ザ・プール」を、腹がよじれるほど笑ったといいますが、彼女のエッセイのほうがよっぽど面白い。

爆笑を誘うオモシロ小咄だけでなく、ハッとさせられる彼女のものの見方が満載で、常にうならされます(心の中で)。

今日読んだ「関連の無い言語ほどしっかり身に付く」という話には思わずひざをたたくところでありました。
「そうそうそうなんだよ!私もずっとそう思ってたんだよ!」ということを鮮やかに語っておいでです(おこがましい私)。

アイルランド人やドイツ人が苦戦していたスウェーデン語の文法や表現を私がすんなり覚えられたのは、日本語とスウェーデン語に何の関連もないからだと、去年の夏思ったものです。
アイルランド人のマークは、スウェーデン語の副詞と形容詞の区別がつけられず語尾変化にいつも苦戦していました。

スウェーデン語である必要はありませんが、
英語もドイツ語も、習い始めはすごく大変ですが、一度波に乗ってしまえば覚えることが楽しくなると思うのです。
文法中心の英語教育が批判されてますが、インド=ヨーロッパ語族の親戚でもなんでもない日本人には向いてると思うのです。

スウェーデン人のドイツ語ってホントにヘンだもの。
語彙はすごいけど文法はめちゃくちゃだもの。

苦労して学べばその分忘れないし。
苦労した分忘れにくいというのは本当で、
楽して学んだスウェーデン語は今ほとんどしゃべれないし書けない。聞き取りはまぁいける。GWで休んでいる間に英語も忘れたようで、口を付いて出てくるのはドイツ語の言い回し。

また勉強をしよう。

あーこの本読み終わったらまたドストエフスキーだー。

悪霊

2008年5月5日 読書
やっと読み終わりました。
あまりすっきりしない訳文だったので、意味不明度が高かったです。フランス語の部分が全部カタカナというのはいかがなものか。トテモヨミニクイトオモウノデスガ。

そもそもロシアの革命戦士の思想も無神論もよくわからないんだけど。

そんなこともあり、「罪と罰」ほど面白くはありませんでした。
スタヴローギンの告白が後ろに収録されていてあれこれと註もついてて、肝心要のところを読むのにあまり集中できなかった感じです。
読んでた流れがプツリと切れてしまう。

これこそ新訳を出してもらいたいと思います。
新しくなくてもいいけど、新手法で。

もうちょっと集中して読んだらもうちょっと理解できたかな。

相変わらず頭のおかしな人がたくさん出てきて、朝の通勤時間帯に読んでいくとモチベーションが全く上がらないのですが、読み終わってしまうと寂しいものです。

中休みに米原万里を読んだらいよいよ次はカラマーゾフ。
先日「罪と罰」を読み終えてすっかり神経が疲れてしまったのでなんか気軽なものを読もうと思い「イン・ザ・プール」を読みました。
この続編が空中ブランコで、実写版なのね。ドラマなのか映画なのか知らんけど。

米原万里のように抱腹絶倒とはいかなかったけど可笑しかったです。
でもまた神経を病んだ人の話かーと思いゲンナリでした。自分で選んだんだけど。

なんか、「ちょっといい話」にしちゃってるのがハンパな感じなんですけどいいんですかね。

今は永井路子の岩倉具視を読んでるのですが、ロシア人よりよっぽど名前が覚えづらい。
斉昭やら斉彬やら一豊やら豊信やらなんやらかんやら同じような字面の名前が出てきて、誰がなにやらサッパリ覚えていられんよ。

3世とか5世とか付いたほうがわかりやすいじゃんね。

というわけで悪戦苦闘しておりますが、臨場感溢れる描写に引き込まれます。

なるほどだからいきなり薩長同盟なのか。

やっぱ面白いなー永井先生は。

罪と罰 (下巻)

2008年3月24日 読書
まだ下巻の4分の1くらいしか読んでませんが、下巻のほうが難しいね。

読み進めるほどに、誰の精神が正常で誰が異常なのかわからなくなってきます。
主人公とともに神経が擦り減っていく気がする。

続けて「悪霊」を読もうと思ったけれど、連続して読んだら頭がへんになりそうなのでやめておこう。

最近仕事しててもモヤモヤするのはこのせいだと思う。
岩波と新潮とどっちがいいかなんてわからなかったので新潮にしました。表紙デザインは新潮のほうがかっこいかったし、岩波は下巻しか売ってなかったというのもあるけれど。

もっと読みにくいかと思ってたのですが、意外とサクサク進みます。
今日はちょうど第一部の終わりの部分で、電車に乗ってる時間が非常に短かったです。
第一部のクライマックスに差し掛かったところで乗り換えねばならなくなってしまいザンネンな感じでした。

主語がコロコロ変わってワケわからん、ってこういうことかと思いました。

ロシア文学結構いけそうだ。
アメリカ文学よりよっぽど読める。
ロシアという国はとても不思議な魅力があると思う。

ヨーロッパ史の中でロシアの存在はとても大きいのだけれど、その影響はいつもネガティヴなものばかりで、常に目の上のたんこぶだ。

日本との関係を見ても、必ずしも友好とはいえない。
大黒屋光太夫は歓迎されてたけれど、日本人の持つロシアのイメージは、日露戦争とか北方領土とか共産主義とかで、それはネガティヴなニュアンスを伴っていることは否めない。

そういったイメージはもうひとつの共産主義大国・中国と似通っている。
しかし個人的には「あの国はなに考えているのかわからないから」の一言で片付けることができない。
これはいつもの、愛しくも憎らしい欧州コンプレックスに負うところが多いのだが。

とりわけ注目しているのはその文学だ。
なぜロシアの文学はこうも重厚で悲劇が満載なのだろうか。
ロシア国民の日常生活はそんなに悲劇的なのだろうか。

大好きなロシア通訳者・米原万里の本を読んでいると、ロシア人は必ずしも陰々滅々と暮らしているようにも思えない。

疑問に思いつつも、ロシア小説を読んだことが無いのでなんともいえない。
読んでみたいと思いつつも敷居が高くてどうも手が伸びない。
でも読んでみないことには何も始まらない。

と考えていたときに本屋で見つけたのがこの本。
痒いところに手が届く。

新訳「カラマーゾフの兄弟」で一躍時の人となっている著者だが、ロシア文学といえばこの人、と勝手に思っている。
ドストエフスキーを中心としたロシア文化人について、自身の見解を軸に紹介。ドストエフスキーについては、「未成年」を除いた4つの長編小説についてあらすじつきで解説。

「そうかそういうことなのか」とわかった気になるので、この勢いに乗って「罪と罰」から読んでみようと思う。

小説というのはわかろうとして読むのではなく、好きに読んですきに解釈すればいいのだということを思い出した。

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