これも飛行機の中で上映中。ラッキー!

お菓子とドレスと舞踏会の映画の後に見るとものすごいコントラストです。

ちょうどベルリンで、プロパガンダの展覧会に行ってあの旗の写真を見たところだったので、気分的に盛り上がりました。
アメリカのプロパガンダについて良くわかった。
そうそうこれこれ、アメリカってこういうことするよねー。

ただ、英語が良く聞き取れず、結局ダレがあの写真に映っていたのか、さらにはダレがダレでどうなったか良くわかりませんでした。
レニーはあのとき何してたのかしら・・・
Hankは結局ダレだったのかしら・・・
そしてIggyには何が起こったのかしら・・・

レニーの彼女がすごいバカでヤだった。
「これだから女は・・・」とうっかり思ってしまった。

戦争の悲惨さを伝える戦闘シーンはもういろんな映画でたくさん見ているのですが、今回は何か、それを越えたものを感じた。戦闘シーンが良く出来ているというわけではなく、この感じはきっとプライベートライアンを見てもプラトーンを見ても同じく感じるものだと思う。

アメリカと日本が憎みあってるから悲しいとかそういうレベルではなく、5000年(くらい?)の歴史の中で人間は何を学んできたんだろう、とかそういうでっかいレベルで悲しくなった。

戦争映画による戦争反対はこれまで何百という作品によって主張されてきたけれど、戦争を動かす人たちは戦争のむなしさを知らないわけではなく、人を殺したいから戦争するわけでもなく、結局のところ戦争映画は無力なのではないかと思ったりもした。

この映画では、戦争の勝利をどうこう言う人は、戦場を知らない人だなと思った。戦争に勝敗をつけるのも戦場を知らない人なんだろうな。

ケンワタナベ版も見ようっと。

マリー・アントワネットよりはこっちかな。
飛行機の中で上映してた。BAはオンデマンドじゃないから不便でした。

でもラッキー。

でも微妙な映画だった。

歴史モノって、有名俳優を起用しないほうがいいなぁと思います。
全編にわたり、キルスティン・ダンストにしか見えません。当たり前だけど。スパイダーマンの彼女じゃん・・・。

そして、終始なぜ英語なのか気になって気になって気になって仕方ありませんでした。

どうしてフランス語で撮らないの(´д`)

マリーアントワネット一言もフランス語しゃべんないし。

歴史好きの自分としては、歴史というか政治史に関係ない部分であんまり興味ないのよね。だからマリーアントワネットの贅沢生活とか、あんまり興味ない。ベルばらも読んだことない。アニメをちら見したことあるくらいだと思う。

なんか、オープニングもエンディングもインパクトがない。
オープニングはロックな感じですが、ミスマッチのような。
音楽はいいけど、ヤハリロココのドレスには合わない気がします。

ラストは「え?!」って感じですね。
マリーを一人の女の子として描いているから、軟禁生活とかギロチンとかはこの映画には関係ないと思うけど、その終わり方は・・・(@_@)

フェルゼンとの恋がクライマックスなのかしらと思ってたんだけど、それも全然だし。フェルゼン役の人エリアスに似てると思ったけど私の「この人、あの人に似てる」ってたいてい賛成を得ないのできっと違うんだと思う。あの俳優はスウェーデン人じゃないし。

これといって盛り上がる点もなく、全体的にぼやけてる感じがする。

コスチュームもお菓子も素敵でしたが、お菓子はアマデウスの方がおいしそうだったな。サリエリのお菓子。

今になって、アマデウスのDVDをドイツで買えばよかったと思います。ドイツ語吹き替えで見れば完璧じゃんね。
マリーアントワネットもフランス語吹き替えで見れば盛り上がるかな。

Lost in Translationは面白かったのにな。
Virgin Suisidesも見ようっと。
わっナニコレ、これがバス男だったの?!
全然電車男とかんけーねーじゃんか!
原題のままのほうがカッコイイと思うしこのタイトルは誤解を招くと思うんだけど。

嵐がやってくるので映画鑑賞です。
面白かった。
ありがちな青春コメディなんだけど、ナポレオン(主人公の名前)がダサいんだけどなんかいい。

アメリカっぽいなーと思う。
アメリカの高校ってどうしてこうドラマチックになるかなぁ。
楽しそうだなぁ。

ナポレオンが常にダサいんだけど、スーツ着るとなかなかクールだった。不思議。

すごく面白かった。

今日の嵐は本当にすごかったです。YAHOOニュースにも出てるけど、ヨーロッパ全体で40名以上の死者が出たそうです。ドイツでは11名の死者、そして自慢のベルリン中央駅は、外装の鉄骨が40m下の地上に落下してしまいました。
幸いけが人はいなかったのですが、その影響で中央駅は全面閉鎖、金曜日の午後現在でも再開のめどは立っていません。

新築の駅なのにどうして鉄骨が落っこちちゃったのか、駅長さんからのコメントはありませんが、何らかの設計ミスなのではないかとささやかれています。
駅長さんいわく「(今回の嵐到来は)予想だにしなかった事態」だそうです。

というわけで今はベルリンから鉄道で旅行することができません。
どうするんだろうね。

All About My Mother

2007年1月16日 映画
英語のタイトルをカタカナにしてるくらいではグローバル化についていけないと思う。
もうそろそろ英語カタカナ化運動を廃止すればいいと思う。
せめて原題と邦題の併記くらいにしたほうがいいと思う。

「レオナルド・ディカプリオ」で何度笑われたことか・・・。

どのラ行音がrでlだかわかりますか?!
ドコにアクセントがあるかわかりますか?!
わたしゃ全然わかりませんでした!
日本で使われている発音で話しても全く通じないんですよ!

その話とは全く関係なく、昨日例のごとく英語の本屋さんで見てきた。
最初「スペイン人監督の、ゲイとか性転換とかそういうのをドラマチックに撮影する人の映画」と聞いてなんだか怪しいなと思い、雨も降ってて寒かったのでひるんだのですが、見に行ってよかった!

すっごいよかった!
字幕が早くて目が疲れちゃったけどよかった!

ペネロペめちゃ頭小さいね。めちゃかわいいね。

マヌエラのうちで女4人きゃあきゃあおしゃべりしてるシーンがとてもよかった。
Humaが吉井ロビンさんに似てると思う。顔がね。

とてもドラマチックだけど最後はハッピーエンド的でいいと思います。
心暖まる映画でした。

この日は映画を見る前にフリーダのうちでごはんをごちそうになりました。ネコがいてかわいかった。
来週の土曜日に帰るから、あとどのクラブに行けばよいか検討してた。やる気マンマンやねぇ。
水曜日はWatergate,週末はRioでもう一回Berghain行きたいって。
やる気マンマンやねぇ。
ニルスは疲れちゃってるらしく、今週はノーアルコールウィークにするって言ってた。でも週末は飲むんだろうな。

勝手な思い込みかもしれませんが、外国人てあんまり歳を気にしないと思ってたのね。でも結構フリーダは歳の話をする。我々がみんなフリーダより若いからかもしれないけど。
こないだBerghainでは、「sweet young boysと踊れて楽しかった!!!」としきりに話しておりました。
ユゥエルとエリアスが特に気に入ってるようです。
だよねーエリアスかわいいよねー
ユゥエルはまたもや逆ナンされてたらしいです。「girlmagnetだ」とフリーダが名づけてました。確かにユゥエルと飲みに行くたびに女の子に声掛けられてるもんなぁ彼は。

確かにユゥエルは男前です。イケメンつーか、男前。
しかもやさしい。英語もドイツ語も達者なスウェーデン人。
完璧だ。

今日も本屋で一緒でしたが、知らない女の子の隣に座ってた。
すごいモテモテであります。

「英語カタカナ化運動廃止」を訴えておきながら友人の名前は全部カタカナにしてた。あは。
ついに観たよ!
世間に遅れること4年、初鑑賞です。しかもドイツで。
こないだテレビでも放送してたけどもちろんドイツ語吹き替えなので観ませんでした。今日DVDで、日本語で鑑賞。

「そなた」ってドイツ語ではカンタンにSieにしちゃうのかな。
日本語って人称代名詞がたくさんあって奥深いよね。

道後温泉また行きたいなー。
温泉いいよねぇ〜。

面白かったよ。普通に。
カオナシがなんだかよくわかんなかったけど。

なんか、もののけ姫が特別面白くなかったみたい自分には。
もののけがトラウマになっててジブリを敬遠してた気がする。
相変わらず小動物がかわいいね。

袴着たいなー。
タイムリーにYAHOOニュースが出てました。

「インディ・ジョーンズ最新作2008年公開」

Hollywood Reporter誌によると、スピルバーグ監督・ジョージ・ルーカス製作・ハリソン・フォード主演の「インディ・ジョーンズ」最新作の製作が決定したそうです。
ルーカスはショーン・コネリーの再出演も考えておりますがまだ決定ではありません。
脚本はジュラシック・パークのDavid Koepp。公開は2008年春の予定。

*****
わぁ本当にやるんだ。ハリソン・フォード64歳だよ。
昔のように飛んだり跳ねたりするのかな?
最後の聖戦より面白くなったらすごいのにな。
あんまり期待しないで待ってようと思います。

ところで日本の正月映画は何やってるのかしら?

eXistenZ

2007年1月2日 映画
こんな映画があったんですか、いつやってたんですかね。
ジュード・ロー、ウィレム・デフォー、イアン・ホルムと豪華キャストなのに全然知らなかったよ。
デヴィッド・クローネンベルク監督の名前も聞いたことある程度だしね。

そーいう映画をニルスは良く知ってるのであります。

「ジュード・ロウ、ウィレム・デフォー主演のSFサスペンス。脊髄に穴を開け、そこにケーブルを通して仮想の超現実の世界を楽しむというヴァーチャルゲームを巡る陰謀に男女が巻き込まれていく姿をスリリングに描く。」

という内容です。マトリックスっぽいけど、あんなデジタルではなくヌルヌルグニャグニャした感じです。
グロテスクなものとか大量出血とか背中に穴を開けるのとか苦手な人は見てられないと思います。

ドイツ語がサッパリ頭に入ってこなかったので細かいところが全然わかりませんでした。
2回くらい見ても楽しめると思うので、今度は日本語字幕で見たいと思います。

ウィレム・デフォーを見るたびに言ってますが、全然善人に見えない。

NANA

2006年12月31日 映画
世の中の流行りものになにかと文句をつけて毛嫌いする傾向は良くないなぁと思いつつも
お金払ってまで見たいと思わないのが常であり、その点日本の流行りモノをたくさん持っているクィスンに感謝であります。

まだちょっと、神隠しを見る勇気がなくて。

さてNANAですが、宮崎あおいめちゃくちゃかわいい。
ウザイ女キャラがぴったし当てはまっちゃっててかわいい。
洋服がかわいい。

中島美嘉、やっぱり歌下手だね。出だしでもう見るのやめようかと思っちゃった。
演技も別に、そんな大絶賛するほどでは・・・。
他の人もなんか、下手っぴじゃね?
松田龍平は相変わらずなんだかよくわかんないし。ろれつ回ってなくね?

しかし洋服がかわいい。あーいうパンクスタイルはなかなか着こなせないよ。
その点雰囲気がナナにぴったりであると思います。
原作は最初の2話くらい読んだことがあると思う。
同じアパートを借りるところまで読んだことがあるのはなぜだろう。

トレンドアイコン的存在であることは認めるが、歌唱力演技力とも認めがたい。
宮崎あおいが出てなかったら見ないぞ。
思ってた以上にエキセントリックだった。

ヘドヴィクが東ベルリン生まれだとは知りませんでした。
デヴィッドボウイは西ベルリンに住んでたんだよ。イギーポップと。
だからといってベルリンがグラムロックの聖地というわけではありません。
オルタナティヴな文化のメッカではあるかもしれないね。

アングリーインチを巡る愛の物語とは良く考えたものですね。
最後のほうは劇的というか劇場的というか、わぁあーって終わっちゃった感じ。
トミーが一人で歌ってたのは現実なのかヘドヴィクの頭ん中なのかよくわかんないんですが。

トミーと愛について話し合っているシーンのヘドヴィクのリップがかわいい。ピンクのグロス買おうかと思った。最近化粧全然してないけど。

ごっつくないんだけどそれほど華奢でもなく、その辺のぼんやり加減がヘドヴィクにぴったりだと思った。
うしろ姿がかわいい。やっぱ華奢な男子のほうが好きだな。
でもジギースターダストには敵わないけどね。

あ、でも「ベルベットアンダーグラウンド」よりはよかったかな。
アレはなんか名前負けしてたからなぁ。

やっぱ思春期にグラム時代のデヴィッドボウイを知るといろんな影響を受けるんだね。
かっこいいよなぁデヴィットボウイ。

あれ?「ヘドヴィク」じゃないの?
「ヘドウィグ」なの?
ずっと観たいと思ってて観てなかったのです。
バベルで渋谷をたくさん見たので今度は新宿。
そういえばニルスがハチ公前交差点にビビってた。うわぁって。
いやー全然フツーですよアレ。週末の夜なんかもっと人歩いてますよ。

面白かったーこれ!
ビル・マーレーいいよねー!なんか愛らしいよね。
私は東京で育った日本人だから、東京が外国人にどんな風に見えるのかと不思議に思ってたので、とても面白かった。
映画向けにデフォルメされてるのか、本当にあーいうふうに見えるのか、気になるところです。
きっとあーいう風に見えるんだろうな。
英語がうまくないというだけでちょっと小ばかにしてる風だけど、それって本当のような気がするもの。
アメリカ人が、ということではないけれど、そう考えるアメリカ人はたくさんいるんじゃないかと思う。

私は日本語が大好きですが、RとLの発音を指摘されると日本語が憎らしくなる時があります。どうして「ラ行」は世界標準じゃないんだろうと。
たいていは通じるけれどたまに本当に通じないことがあります。
欧州人にはRとLの区別がないことが逆に不思議らしく楽しそうにしてますが私は全く楽しくありません。

2日続けて東京を舞台にした言葉がテーマのよい映画を観てよい気分です。
しゃぶしゃぶ食べたい。
昼間はテレビで日本の旅館の特集番組観たんだよね。
フグ刺しとか、湯葉刺しとか出てきた。食べたい。

お茶の作法を見てたらニルスが「なんかストレスフルだね」と言ってました。彼の心には茶道は響かなかったようです。

ところで映画の中で、シャーロットとボブが日本人の友達と行った、でっかいボールが浮かんでるクラブ?バー?はドコにあるんですかね。あそこ行きたい。

BABEL

2006年12月26日 映画
今日も祝日なのか、映画館は通常価格でした。
こないだDepartedを見たときに流れた予告編が面白そうだったので見ました。

今年一番の映画でした。今年そんなにたくさん見てないけど。
すごく面白かったです。
これも2時間半弱と長いのですが、長さを感じさせませんでした。

ブラピ、歳取ったなぁ・・・。

それはともかく、ストーリーが非常に抑え目で、俳優の演技も非常に抑え目で、派手さは全くないのですが心動かされます。

世界五大陸の人々をよくまぁ上手につなげたなぁ。
「そこ、そーつなげちゃう?!」というところもあったけど。

日本で話題の菊池凛子ですが、ホントよかったよ。
聾唖者の役だとは知らなかった。

言葉が通じない時の苛立ち・不安・恐怖が非常に上手く表現されていると思います。
なんだかんだ言っても言葉の通じるところにしか行ったことがないので、アフリカに行くのが怖くなりました。行く予定ないけど。
しかもあの大自然。大都会・東京で育った自分には耐えられない恐怖です。

「バベルの塔」の話をウィキペディアで読んでから見ればよかった。ブリューゲルの絵は好きなんだけどちゃんとしたお話はしりませんでした。

これ、吹き替えで観ても全く意味ないと思うんだけどそれでもドイツ人は吹き替えで観るようです。変なの。

観た後クスクスが食べたくなったけどスーパーがやってないので見送った。

耳をすませば

2006年12月23日 映画
クィスンがたくさんジブリを持ってるのです。
千と千尋もあって、そっちを観ようかと思ったけど、勇気がなかったのでこっちを先に観た。

原作をりぼん連載時に読んでいたため、大人になってしまったメルちゃんにはまぶしすぎて見てられませんでした。最後ね。

「結婚してくれ」はねーだろ・・・

にごった心でごめんなさい。

でもやっぱり宮崎アニメはきれいだよね。
んでこーいうファンタジーものはさすが、という感じがします。
デブ猫好きだよねホント。

ときめきトゥナイトもやってくんないかな。うそ。
チャンネルを回したら偶然やってたので見た。
もう何回も見てるのに、アクションシーンはすごくドキドキする。
インディ・ジョーンズシリーズでは最後の聖戦が一番面白いと思う。
シリーズものには珍しく、どれもすごく面白いと思う。
でも私は一番最初のやつを見てません。失われたアーク?

最後の聖戦は何と言ってもショーン・コネリーがいいと思う。
もちろんハリソン・フォードもとてもいいんだけど、二人の掛け合いが絶妙だ。
終始愉快でお茶目なパパだけど、最後はかっこいいんだな。
さすがショーン・コネリー。

何度も見てるのに、同じギャグに笑えるってすごいよな。
ドリフみたいなもんか。オチがわかってても笑える。

80年代のハリウッド映画は永遠のアクション傑作が非常に多いと思う。
もちろんそれ以前にも永遠の名作はあるんですけど、なんかそれって、ツウ好みというか、映画好きじゃないと見ないじゃん?
私は映画を見るのが好きですが、映画好きというか映画通ではないので、そういうのほとんど見たことない。
市民ケーンとか、カサブランカとか、ベンハーとか。見たい気はするけど、順番が回ってこない。
よし今日は名作映画の日だ」って気合入れて決めないと見られない。

その点、80年代のアクションものは、たとえば今日みたいにたまたまテレビでやってたから途中からでも見ようかな、と気軽に見られる。
吹き替えで充分だしね。今日はドイツ語で理解しにくかったけど逆に面白かった。舞台がドイツだからね。
インディ・ジョーンズをはじめ、Back to the Futureとか、ダイハードとか、あとナニがあるかしらね。
3つだけか。や、でもインディ・ジョーンズとダイハードはシリーズどれも楽しめると思うよ。
Back to the Futureはそうでもないけど。

90年代に入るとそういう単純アクションが飽きられて、たとえばスピードみたいに凝ったストーリーのアクションが多くなってくるじゃないですか。
それはそれで面白いんだけどね。
トゥルーライズ大好きだもん。アレも何度見ても笑えるしドキドキすんのよね。

でも最近はそういうドキドキ感よりも見た目の派手さが重視されてると思うので、すごいCGとか、女優の体当たりアクションとかを売り出してるアクションが多いと思う。
体当たりアクションはCGの発展の反動で逆にノーCGノースタントとかで面白かったりするんだけど。

結局単純に楽しめるアクション映画って最近はあまり登場しないと思うのです。
インディ・ジョーンズのような、笑いありスリルありの映画っていうのはもう流行らないんですかね。
でもインディ・ジョーンズを超えるアクション映画は生まれないような気がするな。
そういうのが出てきても結局インディ・ジョーンズと比べちゃって「敵わないね」って言うだけなんだろうなきっと。
ハムナプトラみたいに。見てないけど。

かといってインディ・ジョーンズシリーズを復活させて欲しいわけではありません。
もうハリソン・フォードはあんなに動けないでしょ。

最近のマイヒットアクションは、ゾロとスパロウ船長です。2はどちらも見てませんが。
笑いありピンチありロマンスもあり最後に正義は勝つ、みたいな単純明快な勧善懲悪で飽きさせない映画だと思います。
チャーリーズエンジェルもソートー好きですがこれは私の俳優の趣味がだいぶあるかな。

スパロウ船長が現代のインディ・ジョーンズかというとそうでもないと思うけど。
どうも最近のハリウッド映画は長すぎると思うのです。アクション映画で2時間を越えるなんてありえないでしょ。90分で充分だよ。
テンポが大事だと思うのです。2はそれがネックで見てません。ただのツナギだってみんな言ってるし。そのまま3も見ないような気がする。
きっと3も3時間近いんだろうな。

明日はダイハードやるって。見たーい!やっぱクリスマスといえばダイハードよね。
ドイツ語題は「ゆっくり死ぬ」だって。変なの。
近所の英語専門本屋では、毎週火曜日の夜に映画上映会をやってるそうです。
1日2本上映するのですが、ワンドリンクつき3ユーロです。
ワイン・ビール・ソフトドリンクがあるのですが、ビールは500mlのBECK’Sです。

やすっ!
二杯目は1.50ユーロですって。
やすっ!

ユゥエルはしょっちゅう来てるそうですが、ニルスは初めて来たそうです。私ももちろん初めてですが。

なぜかニルスはユゥエルと英語でしゃべってました。

で、見たのがヒューマン・ネイチャー。
日本で公開されたときはすごいキワモノ的な宣伝だったと思うけど、そんなことなかったよ。

ばかばかしいことを真剣にやっているという点ではキワモノかもしれないけど。
でもバカなだけで終わりじゃないし、ちゃんと筋も通ってる。

別にみんながサルのように生きるべきだとか言ってるわけじゃないし。

英語が聞き取りやすかったし、ティム・ロビンス筆頭に俳優もいいし、タダのバカ映画じゃないよ。
うひひ。

リプリー

2006年10月20日 映画

1958年、貧しい青年リプリー(マット・デイモン)は、放蕩息子のディッキー(ジュ―ド・ロウ)に取り入り、贅沢な生活を満喫するが、やがてディッキーに疎まれたことから彼を殺害。その後リプリーはディッキーに成りすまし、さらには彼の恋人マージ(グウィネス・パルトロウ)の愛も得ようとするが…。
パトリシア・ハイスミスの原作小説でも知られる名作『太陽がいっぱい』をアンソニー・ミンゲラ監督がリメイクした話題作。最初のルネ・クレマン監督版と比較すると、どうしても見劣りしてしまうが(さすがにアラン・ドロンとマット・デイモンとでは、二枚目の度合いが違いすぎて…)、それでも前作以上にホモセクシュアルな雰囲気を漂わせるジュード・ロウの好演など、魅力的な長所も多い。(的田也寸志)


わぁ!
これが『太陽がいっぱい』のリメイクだったのか。

リプリーって貧乏だったっけか。そうだったね。
ていうか、あれ?貧乏がイヤだったからディッキーと仲良くしてたのか?

あれれ?私の見たリプリーとなんか違うような気がするんだけど。そりゃオリジナル音声+スウェーデン語字幕(意味不明)で見たけど、そこまで解釈間違ってないと思うんだけど・・・。間違ってたのかな。

つーか「リプリー」って苗字だぜ?トムでしょ?

ジュード・ローよりもマット・デイモンのほうがホモセクシュアル的だったと思うんだけど・・・。

なんか変じゃない↑の解説?

amazonの別の人のレビューのほうがよかったです。

それはともかく。
ジュード・ローがまぶしい!イタリアの太陽が良く似合ってます。
マット・デイモンの冴えない具合もいいと思います。が、彼がジュード・ローに見えるかといえばちょっと厳しいものがあるかな。

マット・デイモンていい俳優だと思うんだけど、どうも顔がジミー大西に似てるのよねぇ。

俳優陣がとてもよかったと思います。グウィネス・パルトロウもケイト・ブランシェットも上品な美人(と私は思います。特にブランシェット好き)で、作品のカラーを崩さなくていいよね。

『太陽がいっぱい』を見たこと無いからな。
今度見てみようっと。
なんで邦題は『太陽がいっぱい』なんだ?イタリアが舞台だから?

しかし長い。
無駄なエピソードがあるわけではないのですが、長い。
で最後は非常に後味が悪い。

My Girl

2006年9月4日 映画
近頃ずーっとパルプフィクションが見たいと思ってるのですが、今日のところは、買ったきり見てないDVDを消化しようと思いまして、これ。

うひょー!!泣ける!
かわいすぎる。ストーリーも俳優も。

これたしかカルキン少年が大流行する前の作品だったような気がするのですが、記憶はあやふやです。でもホームアローンより成長してるかな?

小6の時ママと映画館に見に行ったのは覚えてます。
そのときはそれほど感動しなかったんだけどね。
中学生のときにテレビで見てだーだー泣いた覚えがある。

カルキン少年が、ホントーにかわいい。
ホームアローンみたくクローズアップされてないから、彼のいいところがすごく発揮されてると思います。
ホームアローンは彼のための映画じゃん。でもこれはそうじゃないからね。

ベーダ(主人公の女の子の役名ね)に突き飛ばされたときの顔なんかめちゃ切ないよ!そこですでに泣きそうになった。そこは泣くとこじゃないんだけど。

パパの彼女、ジェイミー・リー・カーティスだったのね。すげぇ若い。70年代らしいすげぇミニとか履いててかわいい格好をしてます。
数年後ヘリコプターにぶら下がる人には到底見えません。

しかし主人公の2人がめちゃくちゃいい。

どうしてメイン写真のカルキンがメガネかけてないのか気になります。
メガネがなくちゃ見えないじゃない!

アホみたいに褒めちぎってますがこのカルキン少年は本当によいので大変お勧めです。
でも男の子が見ても面白くないと思います。

続編のマイガール2は全然面白くありません。2匹目のドジョウ狙いの駄作です。相手の男の子キモいんだもん。ダメダメ全然駄目。見ないほうがいいよ。

アマデウス

2006年8月28日 映画
84年のアカデミー賞を総なめにしたというコスチューム映画の傑作です。
ソフィー・コッポラがマリー・アントワネットを撮影するにあたって、キルスティン・ダンストに観ておくように勧めたそうです。

158分の長編ながら、その長さを感じさせない傑作です。
無駄なシーンはひとつもありません。
さながらモーツァルトの音楽のように完成されています。

といったら言い過ぎかしらね。
私の買ったDVDはディレクターズカット版ではないのですが、ディレクターズカット版だと上映時にカットされた、サリエリがコンスタンツェに意地悪するシーンが入ってるのです。
それがあったほうが、最後にコンスタンツェがサリエリに対して厳しい態度を取るのか納得できていいと思うのですが。

これ一番好きな映画だなーと思った。
冒頭のシーンが素晴らしい。
ママは今年のGWに有楽町で25番を聴いてきたのですが、「この映画のために25番が作曲されたと錯覚させられる」と言ってましたが、そのくらい印象的。
うちにある320ユーロのスピーカーにつないで鑑賞したので、優雅な夜でありました。

サリエリの言葉はすべて本心なんだろうなーと思うと切ない。
妬む気持ちも、褒め称える気持ちも本音なのです。
憎くて愛しいアマデウスなのです。

皇帝が前の会社の、前の事業部長に似てたのが気になりましたが、キャスティングもよいです。有名俳優を使ってないところがいい。先入観なしで観られます。

良いところをいくつも挙げても野暮なのでもうやめますが、本当に良い映画なので、モーツァルトイヤーに観るべき映画だと思います。

モーツァルトは、まるで自分が夭折するのを知っていたかのように急いで作曲したのかなと思わせます。
専門家に言わせるとイロイロあるようですが、素人の私はモーツァルトのキャッチーな音楽がとても好き。
モーツァルトは、本当に「たくさんの人に自分の音楽を聞いてもらいたい」と思って作曲してたんだろうなと思わせます。

見終わった後もう一度見たいと思うくらいです。
見たかったのよーコレ。
そんなんばっか。

おもろいねーコレ!
ジーン・ハックマンがビル・マーレイに見えた。あのスーツよかったなぁ。
前半の情報量が多くてついていくのがやっとだったけど。

みんながみんな個性的なのに味が濃すぎないってのはいいね。

普段はあまり好きではないベン・スティラーですがコレはよかった。
ていうかもしかしたらいつもいいのかも。食わず嫌い多いからなぁ。

音楽も良いしストーリーもよいしテンポもよいので痛快です。
クレイジーだけどね。
見たかったのよーこれ。予告編だけみて、トムは一体何者なんだ?!と思ってたのよー。
渋いねヴィゴ・モーテンセン。
怖いねエド・ハリス。相変わらずまったくもって善人に見えないね。

前半はパーフェクトアメリカンファミリー像を見せつけられてキモいなぁと思ったのですが、見ていくうちにその意味がわかってきました。
後半とのコントラストなわけです。
でもまぁ、展開としてはやっぱそんな感じかという気はした。
ちょっと伏線の張り方がヘタかな。だから後半は間延び感があったよ。
えーまだあるのー的な。

なんだろーなー、ストーリーも俳優もいいんだけどなー。コンパクトさに欠けるのかなー。
悪い映画ではないと思うんだけど、なんか手放しで褒められないのよねぇ。

息子がいい味出してるなと思ったけどポイントは娘かなと思います。
なんか聞いたことあるタイトルだなーと思ったのですが、はじめはぴんと来なかったのですよ。
でもDVDのケースを見てるうちに、そういや何年か前に話題になってたなぁと思い出しました。

ストーリーも面白いのですが、構成も面白い。
俳優が演じてる部分と、本人たちが登場して当時の話をする部分が交互にあるのです。
俳優がちゃんと本人にそっくりでおかしい。
派手さはないけどそんな素朴さがよい。テンポも良い。
カンヌっぽいと思った。なんとなく。

結婚してからよりもやっぱ結婚前のほうが面白いと思ったなぁ。
結婚しちゃったら普通の人じゃんねぇ。

でもラストがあったかかったよ。

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