最近は日銀総裁人事や暫定税率の影に隠れてすっかり話題にならなくなったイージス艦衝突問題ですが、防衛相の進退よりも日銀総裁人事で与党と突っつきまわそうという野党の作戦転換のおかげか石破大臣への批判はすっかりなりを潜めています。

結局誰が何を見ていて何を見ていなかったのか、誰の話を聞いてもわかりません。

所変わってチベットの暴動、中国政府の言うことと亡命政府の言うことと、ロイター通信の言うことと、出国した観光客の言うこととどれも話が違ってて、だれがウソをついているのかわかりません。

真実はひとつだけでありまた無数にあるのだなぁ。
ダンスナンバーといえばジャミロクワイだよね。
すっかり忘れてたよ。
間違いないよね。

イージス艦の事故において、本当に馬鹿なのは一体誰なんでしょうか。
大臣なのか幕僚長なのか、艦長なのか乗組員なのか、
それともみんなまとめて馬鹿なのか。

大臣は問題が解決するまで大臣でいることが彼の責任だと思うのは私だけなのでしょうか?
こういう事件があればすぐ民主党は馬鹿の一つ覚えのように辞任しろ辞任しろといいますけれど、私は大臣の言うように、この問題を政争の具にするべきではないし、民主党の姿勢はいかにも支持率急落の内閣に追い討ちをかけようというのがミエミエで、むしろ彼らのほうが、被害者の家族に失礼なのではないかと思います。

でもこの問題をきっかけに、与党内でも石破降ろしの動きがあるんじゃないかしらと思います。ムネオと同じだね。彼が邪魔でしかたない人がたくさんいるんじゃないかしら?あるいは彼は急進過ぎたのではないかしら?

でも石破じゃなければ誰が防衛大臣やるの?
新聞のマラソンの記事を読むと、やっぱランナーと触れ合うボランティアのほうがいいなぁと思いました。
そりゃそうだな。

昨日のワタシの働きは、ランナーの感動にはなんら関係ない。

ワタシは眺めがよかったからいいですけど、そうでない広報の人もいたわけで。
スタートライン脇でもいいですけど、控え室担当とかもあったからね。
寒くないけど面白くないだろうな。

そうそう、こないだママがスーパーで、樺太ししゃもを買ったそうなんですよ。
で、帰ってきてから最近のハヤリにのっとって、製品ラベルを見たんですって。

そこには驚愕の事実がっ!

原産国:アイスランド
加工国:中華人民共和国

・・・。

樺太は?

カラフトシシャモっていう種類のししゃもなのかしらね。

食べたパパは日々元気に働いておりますので無問題です。

錦織くんすごいね。歯並びがサワヤカ。
テニスやるとみんなサワヤカになるのかしら?
ありゃテニスの王子様だね。
時代は高校生だよ。

そういや女子ゴルフの選手って、みんな凛々しいよね。
ワタシはああいう女性好きです。
キリリとした感じ。
ドイツ車が再び世界一に
http://www.morgenpost.de/desk/1551393.html

乗用車の品質の話ね。
ADAC(ドイツのJAFみたいな組織だって by Wiki)の調査によりと、BMWとAudiの車が上位4位を占め、最大のライバル日本車のベスト10入りは、アクセラ(5位)とグランディス?三菱のワゴン(10位)の2台だけに留まったと誇らしげな記事です。

アクセラが「3」て名前で売られてるようですが、「KINTARO」って愛称が・・・。
http://www.mazda.de/Showroom/Mazda3/

車といえば先日インドで世界最安の車が発表されましたが、そのときのドイツのニュースがひどかったよ。
街の人は「そんなのは車じゃないね、おもちゃだよ」とか「乗りたくないね」とメタクソだし、研究者にいたっては「こんな安い車を発売して、10億人のインド人がみんな車に乗るようになったら環境汚染はますます進んでしまうだろう」とコメントしてたよ。

自分らはBMWやベンツに乗りながらインド人には自転車に乗れというのか。

それはあんまりだよなぁ。

環境汚染を心配するなら低燃費の技術を分けてあげなよねぇ。
アジアに初めてミシュランが進出し、東京都内でも三ツ星レストランが登場しました。
認定されたレストランは日本料理屋とフランス料理屋。
「日本の伝統的な食文化を尊重して評価した」とはミシュランの話。

うまみがわからぬ欧米人に、日本料理なんて味わえるのかしら?

翻って欧米のニュース番組。
最近日本の捕鯨問題を取り上げています。
「クジラを食べる日本人は野蛮だ。日本人がクジラを食べるからクジラが絶滅する」といったかなり痛烈な批判をしています。

クジラは日本の伝統的な食文化ですけど。

そもそもクジラを食べる文化は、欧米諸国が燃料代わりにクジラを獲りに獲って油だけ取って捨ててる一方、もったいないおばけが出る日本では食べるようになったんじゃなかったっけ?

そもそもクジラが減ってしまったのは、欧米諸国がなりふりかまわず獲りに獲って油だけとって捨ててたからじゃなかったっけ?

それをまるで日本人が食用にクジラを獲るから絶滅するんだなんていうのは全くもって本末転倒責任転嫁もいいところです。

Wikiの「捕鯨」を見ると日本語と英語のサイトで大きく記述が違うので面白いですよ。

そんな人たちから日本料理のランク付けなんて、していただかなくて結構です。
子羊や子牛を食べる文化の人たちに野蛮だなんていわれたくありません。

そもそも絶滅した動物や絶滅寸前の動物はなぜそうなったかって、限度を知らない欧米諸国の人たちがなりふりかまわず後先考えず獲りに獲ったせいじゃないですか。

こんな責任転嫁論をたれながしにしていていいのか日本は。
ヨーロッパの人って、視野が広いようで狭いからね。あの人たちこそ中華思想なんじゃないの。
http://www.morgenpost.de/desk/1342977.html

ドイツにおいて15歳から30歳の間の人々には、大音量によって耳の機能が衰えている人が多くいる。
そのもっとも大きな原因と言えるのが、クラブ・ディスコでの音楽である。

そこでベルリンでは、DJは、その大音量の音楽が及ぼす影響を学ぶべきであるとして、DJ免許を発行することにした。
TU(ベルリン工科大学)で専門家の講義を受け、デシベルについてや耳の構造、さらには客が障害を追った際の賠償について学ぶ。最終日には試験が実施され、合格すると証明書が発行される。

この免許を取得したDJ-Sizeは、「DJ免許なんて想像もつかなかったしこれまで耳のしくみなんて考えたこともないよ」とコメント。これまでに2200人のDJがこの講習に参加した。ベルリンのクラブMatrixやWatergateでは、ダンスフロアの天井にマイクを設置し、音量がどのくらいに達しているかモニタリングできるようになっている。「我々はお客さんのことを第一に考えてるのですよ」とはMatrixのスタッフの言葉。

もちろん耳の障害はクラブだけではなく、MP3なども考えられるため、こうした動きには批判もある。
しかしそれでもDJ-Sizeはどこでプレイするにも証明書を持っていく。

***********

大音量が耳に悪影響を及ぼす、というところまではわかりますが、それをクラブのせいにしてさらに免許を作るって、ドイツ人らしいよね。

クラブなんて別に好きで行ってるんだから、その人の耳のケアまで行政がやらなくてもいいと思うんだけど。
しかもそれを「試験→証明書」という手法でナントカしようってところが可笑しい。すでに2000人も講義を受けてるところがドイツ人。

ドイツ人の一体どこが真面目なんだと問われたら、こういうところだと思う。
京橋の火事、会社の近くでした。すごく近くで、席によっては窓から見えるくらいだったそうです。

どこかの階のけっこう偉い人(英国人)が飛び出してったそうです。野次馬。

私はもちろん見に行ったりしませんでしたが、9時のニュースを見たらなんとホリジュンが来てたじゃないの!!!

ぎゃー!!!
見逃したー!
ホリジュンを。

そこが非常に悔やまれます。

で、それはともかく今日は会社帰りにゲーテ(ドイツ語を学べる公的機関。ドイツ文化センターにある。ドイツ語を学ぶ人は一度は通るであろう道)に行ってナチスドイツのプロパガンダドキュメンタリーを集めた映画を観てきました。個人的には充実アフター5。

いろんなマニアな人が集ってるのですが、ボウズ頭にメガネの30代男性がいて怪しみましたが他人の空似でした。

さて今日はそのマニアックな話ではなく、最近の新訳ブームについて。
主な「古典文学」の独占翻訳権が次々に切れて、どしどしと新訳が出ているのはもう周知の事実。カラマーゾフの兄弟が売上上位に並んだことをきっかけにして(かどうかは知らないけどその辺りから盛り上がってきたと思う)、有名作家から大学教授から、こぞってマイ・フェイバリットを訳して出版しております。

今日の読売新聞の朝刊には、金原ナントカと角田光代?という作家による(わたしバカ丸出し)翻訳文学対談の様子がレポートされてました。

新訳が出て、とっつきにくかった古典が読みやすくなっている!
という事実を軸にしてアレコレおすすめし合ってました。

ここで私は思いました。

旧訳がそんなに悪いのか?

翻訳されたものの中には、確かにわかりにくい言い回しや古い言葉がたくさん入っている場合もある。

でもさー、その本自体、書かれたのが50年以上も前のことでしょ?
言い回しが古いなんて、当たり前じゃん。

森鴎外の現代語訳なんて出さないでしょ?舞姫すげー読みにくかったけど、でもあの文体含めて森鴎外なんでしょ?
そういう「現代版」という形はあってもいいかもしれないけれど、それはもう森鴎外ではないでしょ。なんか、小林よしのりの戦争論、みたいな。ずれすぎかそれは。

難解な言葉を現代で使われているわかりやすい言葉に置き換えるというのは、現代人の活字離れを食い止めるきっかけになるかもしれないけれど、文学作品そのものの味わいを失ってしまうことにはならないのかしら?現代の読者に媚を売り、作家への敬意を忘れてしまってはいないかしら?

「星の王子さま」のように、訳文が文法的におかしいとか、そういう間違いは正されてしかるべきだと思うし、小耳にはさんだカラマーゾフの兄弟での一番の難読ポイントであった、人称代名詞の統一とか、そういう「読みやすさ」の改善はいいと思うのね。

でも古い言い回しは、そのまま使ってもいいんじゃないかなーと思うのよね。たとえばゴーリキーの「外套」。原題は知りませんが、「今時外套なんて、若い人は知らないよ。ジャケットにしよう」と考えた人がいたら(永遠に現れないことを願います)、もうそれはこの小説の魅力(個人的に「外套」に魅力は感じませんが・・・)を全く取り去ってしまっていると思うのです。なんか、ロカビリーなアメリカンが出てきそうな響きを感じます個人的に。

外套もジャケットもコートも上着も(だいたい)同じものを指しているけれど、その言葉から得るイメージは全部違うと思うのね。
そのなかで、ゴーリキーのあの小説の雰囲気を出してるのはジャケットや上着じゃないと思うのです。

もっとふさわしい単語があるかもしれません。

シェイクスピアやチェーホフとか、特に戯曲の解釈ってイロイロあると思うけど、それは舞台や映画の世界でやってもらうとして、翻訳は科学的に行われるべきだと思うのよね。訳者の主観はそこに存在するべきではないんだもの。

といいつつも文学作品をアレコレ読み比べたことはないのですが。でもカラマーゾフの兄弟は旧訳と新訳を読み比べてみたいとちょっと思う。

死ぬまでに読みたい本リストに入れてあります。

難しいわよねー翻訳って。
ついに石破元防衛庁長官が防衛大臣に!

「国防」を読んで以来我が家では人気者です石破。
抑止力としての軍備は大事だよね。

首相も官房長官も、誰がやっても同じであるならば、せめて見た目だけでもいい人のほうがいいと思うの。
その意味では、今回の福ちゃん町やんはいいと思うの。

でもまぁ、泥舟内閣だし。

でも、参議院での指名投票後の小沢氏の顔を見る限りでは、
到底サルコジとプーチンの間に立たせられません。

いろいろと諦めるよな。あれじゃ。

自分シロコンですから(白色人種コンプレックス)。

それにつけても少子化大臣てまだやるわけ?もういらないでしょ。
問題しかなくて、何をしたっていいのに、なーんにもしないじゃん。
舛添大臣をごらんよ!や、まだ何にもやってないけどさ、アレだけ文句つけたら、何もしないわけにはいかないでしょ。
そういうことすらしないじゃん、少子化大臣。

前回に続き今回の女性閣僚は、全く役割の不明な経済ナントカ大臣とお飾りの少子化大臣と、「本当は入れたくないんだけど男女共同参画とか言っちゃった手前入閣させないわけにはいかない」心情を丸出しにした人事だわよね。

いっそ「女性の品格」の作者を少子化大臣にすれば?
ノルウェーまで行って本場の大臣に話を聞いてきてるくらいですし。

本を書いてノルウェーに行くだけで終わりとすれば、その人はその程度の人か。
本の内容を見てないのでなんとも言えませんが。

読むのが癪なの。ガンコだから。

あんまり言うと田嶋陽子みたいだからやめておこう。

フェミニストじゃないのよ。
どうせ出来ないんだったら、やるなんて言わなきゃいいんだよ。
口ばっかりで何にもしない人嫌いなんだよね。

ヤワラちゃんを見習えってんだ。

たとえ間違っていたり少数派であったりしても、世の中の出来事に意見を持つことは楽しいと思う。
「意見」に正解も不正解もないから、何を言ってもありだと思うし、自分なりの意見を持っていれば、ニュースがガゼン面白くなるし。

そんなわけで最近わたしは政治家をベタなニックネームで呼んでます。内閣改造の話題が学級会みたいに聞こえるよ。
「キラーメイ 吉井」菊池の間違いですかね。
「ヌーディストクラブ 写真」あれって基本性欲と全然関係ないものだから、写真見てもなんか、えー、と思うよ。

昨日NHKのドキュメンタリーで、ノルウェーの子ども・平等大臣の働きを見てたのね。世界一の男女平等国において大臣はなにをしているのかと。

いやー。
働く大臣て、いるんだね。

あんなに平等なのに、さらなる平等を目指してるんだって。

根本が違うよね。

聞き手が「女性の品格」の著者だったんだけど、私あれってもっと、二匹目のドジョウ、じゃないけど流行に乗って売れようとしてる輩が書いてるのかと思ってたんだけど、違うのね。
何が書いてあるのかは知らないけれど。

日本における男女間の不平等ってさ、女性の考え方にも因るところがあると思うのよね。家庭に入ることが女性の幸せと考える女性って結構たくさんいると思うし、社会的成功を収めようとがんばっている人を「負け犬」と呼ぶことが流行るくらいですから。

いくら社会が平等な機会を与えようとしても、それを必要とする人が少なければ、その格差は埋められないわけで。

派遣社員だって、それでいいと思っている女性はたくさんいるわけでしょ。もちろん正社員になりたい人もたくさんいるだろうけれど、派遣で気楽に働きたいという人がいる以上、その格差は埋まることはないと思う。

それにしてもノルウェーの大臣は働き者だなぁ。
日本の少子化大臣はどうせ何にもしないんだから、廃止すればいいのに。ママが言うには、教育費さえ軽減すればお金を稼ぐ必要もないから休みも取れるし子どもを持つことが出来るのに、政治家が既得権を手放したくないばっかりに誰もそれを提案しないから日本は永久に学歴社会であるしかないそうです。

ふーん。
スウェーデンの新聞記事のタイトル。
写真は雅子さまが出てました。

http://www.dn.se/DNet/jsp/polopoly.jsp?d=148&;a=692629

安倍総理が胃腸に問題を抱えて入院したことは、他の日本人が同じように抱えてる問題を表している。

長時間労働、ヒエラルキー、集団の中で異なる性質のものへの不寛容を抱える国内で燃え尽きてしまう人は、様々なコミュニティーの中に存在する。つまり皇太子妃雅子さまから横綱朝青龍の「崩壊」、またはスーツを着て長生きをできないサラリーマンまで。

そんな出だしで始まる記事ですが、要するに、倒れるまで働かないと認められない社会であることを批判しています。
安倍首相の病状は深刻で、1ヶ月で5キロも痩せて今後数日入院しなければならない、と締めくくっています。

スウェーデンと日本では、社会の中で、というよりは生きている中で重要とされている点が全く違うことを浮き彫りにしていると思います。
あさしょーりゅーと雅子さまと安倍ちゃんを全部一緒にしちゃうところがちょっと遠い国、という感じがしますが。特に横綱は違う理由だと思うんですけど。

スウェーデンの人にしてみれば、働きすぎで病に倒れるなんて、考えられないのです。
ちょっとノドが痛いから今日は早退とか、微熱があるから今日は欠勤するのです。
ノドが痛いから帰るなんて発想は日本人にはないと思います。
良性腫瘍ができたって働いてる有名な知事がいますもの。

スウェーデンからすると、上司がそうだから部下も同じようにしなければならない「ヒエラルキー、不寛容」が人に圧力をかけ、安倍ちゃんのように体重が減って病に倒れてしまうのだ、というわけです。

安倍ちゃんの問題は、病気じゃないと思うけど。
病気なら病気って言えばいいのに。
選挙の後に辞めればよかったのに。

この記事は事実をある一面、精神の健康面からニュースを読んでいるのでハテナと思う点も多いですが、社会の根本的構造が違うんだから日本人はスウェーデン人のように生きられません。
5週間も休暇をとったらむしろ心が休まりません。

どっちがいいとかそういう問題でもないと思うのです。
もちろん日本人はもっと休んだほうがいいし、自由に休みが取れるほうがいいと思いますが、それぞれの国のビジネススピードは違うのだから「じゃスウェーデン人のように休みましょう」と真似することはできないわけです。

そこを、自分たちの基準で「日本人は働きまくって金稼いで病気で倒れるなんて変な民族」と切り捨てる欧州人こそ不寛容だと思うのです。
世界の中心と思ってるのよねあそこの人たちは。
だから戦争するんだよ。
ナチス・ドイツは、政権掌握後、かねてからの悲願であった東方生存圏の奪回に着手しました。
何もないスラブの土地に文明をもたらしたのは我々アーリア人であり、スラブ人がのさばっている今、かつての我々の土地を取り戻さなければならないというのがその理屈です。

しかし理由もなく侵攻するのは国際法に違反します。
極悪非道のナチスが国際法なんか守るもんか、と思われがちですが、1939年時点のナチスは正当な政党(政権掌握までの過程は暴力的な部分も多分にあるけれど、最終的には選挙の結果第1党に登りつめたため他の国は文句が言えない。民族自決を原則にしたのはヴェルサイユ条約)で、英仏ともに「無茶をする国ではない」とタカをくくってたのであります(これがフランス敗北につながるわけですが)。

そのため頭をひねって、ポーランドに侵攻する理由を作り出しました。
ドイツ兵にポーランド兵の軍服を着せて、国境付近でドイツを攻撃させたのです。

こうして「わが国は隣国ポーランドより攻撃を受けたので、防衛のため反撃する」という名目を得て9月1日にポーランドへ侵攻したのです。
これが、第二次世界大戦の始まりでした。

戦争末期の東部戦線、ソ連軍兵士は、破竹の勢い(でもないけど)でモスクワまで進軍してきたドイツ兵の行為に対する報復の炎に燃えていました。鬼畜独兵のみならず、ドイツに協力した同邦人も許すまじ、とナチス顔負けの残虐行為を繰り広げていきました。

時は過ぎ去り21世紀、同じことが繰り返されているのではないでしょうか。
事実をゆがめたもっともらしい証拠を持って「敵国」に侵攻し、その実証拠は真っ赤なうそで、しかし時間は流れ、今や戦場はのっぴきならない無法地帯となっています。

程度の差こそあれ「疑わしきは即刻逮捕・監禁、囚人は犬畜生扱い」の手法は、ユダヤ狩りと何が違うのでしょうか。

ここまでくると、911は故意に起こされたテロなのではないかと考えてもなんら不思議はありません。

ところで先日ビン・ラーディンとされる人物の映像が公開された日に、やじうまプラスに出てたコメンテーターが、「アメリカは、これがホンモノのビン・ラーディンだと思いたくないんですよね」などと信じられないようなコメントを発していました。
バカも休み休み言えっていうか黙ってろと言ったところでしょうか。

ビン・ラーディンが死んでたら一番困るのはアメリカではないですか。何のために戦争を始め、いまだにイラクやアフガニスタンに混乱を巻き起こし、イランに因縁をつけているんだと思っているのでしょうか。
「ビン・ラーディンが死にました。めでたしめでたし。じゃあアメリカ兵は帰りましょうね。」となるとでも思っているのでしょうか。

そうではないことは、今時中学生でもわかると思いますが。
稀に見るバカとはこのことか。

話がうっかり逸れてしまいました。
上記のように状況を比べてみまして、個人的にはイラクのベトナム化と言うよりは、むしろ東部戦線化なのではないかと思います。

ちなみにドイツでは、ナチスドイツによる残虐行為を、他のいかなる残虐行為、たとえば原爆などと並列することが法律で禁じられています。事実を並列することでナチスによる悲劇を相対化することが禁じられてます。

人間とは、生きて学ぶものであるはずです。
歴史は無力な文書の積み重ねではないはずです。

911で本当に忘れてはならないのは、国益のためなら人の命も犠牲にしてかまわない、などという理屈は許されてはならないということだと思います。
あのリンカーンが言ってたではないですか。
人民の人民による人民のための政治だと。
何のためにワシントンDCに座ってるんですかあの大統領は。

大義名分のために失われてよい命は地上にひとつもないはずです。ましてやならず者国家のために、イラクの子供たちが苦しい思いをする必要は全くないはずです。

日本はいつまでもそんなならず者国家にこびへつらう必要はないと思います。
テロ特措法が期限切れになるのを期に、首相も辞める覚悟だって言うんだったら辞めてもらって、新しい外交を、アメリカからの自立を検討していいんじゃないですかね。

憲法9条があるから上海協力機構には参加できないけれど、ここらで日朝関係の打破を真剣に考えれば米軍にいつまでも駐留していてもらう必要もないでしょう。
そこから外交の重点をアジア大陸に向ければ、アメリカの自滅の道連れにならなくて済むのではないでしょうか。

でも最近小沢一郎は選挙に勝ったもんだからすっかり愛想が悪くなって、自民党にいた頃みたいに人相が悪くなってきたと思います。与党の交代はやだなぁ。来年のG8でサルコジとプーチンの間に小沢一郎が立ってたら、見劣りがするなぁ。
「君主論」から「NHKラジオ講座スウェーデン語」、「スチュワーデスの履くストッキング画像」まで、いろんなところにつながっております。

スウェーデン語のラジオ講座はありません。
スウェーデン語のラジオニュースが聞けるのです。
しかしどうやら年末に放送終了らしい(゜o゜;
重宝してたのに・・・。

スチュワーデスのストッキングなんて知りません(@_@)

昨日赤レンガ倉庫で見てきた写真展というのはこれです。
http://www.photofestival2007.net/

世界で何が起こっているのかを伝えるのがジャーナリズムの使命だと、この展覧会では随所で主張しているのですが、
伝えることしかできないジャーナリズムは時に無力であるなと思いました。

見る人がいて初めてジャーナリズムは成立するわけで、
たとえばこの展覧会にしても、見に来る人がいなければその役目を充分に果たすことはできないし、見に来なかった大多数の人にはその役割はまったく果たされない。

何もしないよりはずっといいのですが、写真の中の人々を見ていると、写真しか撮れない、というとものすごく極端ですが、苦しんでいる人たちに直接手を差し伸べることのできないジャーナリズムはある意味無力なのではないかと思いました。

もちろん、私は写真も撮れないので伝えることすらできませんが。

どの写真を見ても、腹立たしいほど自分が無力であることを痛感しました。
同時に、自分の生きている世界がいかに恵まれているかを実感します。

どうして新潟で余ってしまっている救援物資をパキスタンやペルーに送ることができないのだろうか。
どうしてできすぎた野菜をつぶすのではなくアフリカに送ることができないのだろうか。

アメリカなんて滅んでしまえと思いました。
昨日はだいぶ頭が疲れてたので、文章がキレギレだったな。
キリスト教の話が途中で終わっていましたね。

イスラエルとパレスチナの問題を引き起こしたのは米英なんだから、本来イスラエルの宿敵は米英のはずなのです。
しかし今は不思議なことに、イスラエルはアメリカなしには国家を存続させることができなくなっているのです。
昨年のレバノン戦争の結果を見てもわかるとおり、イスラエルは単独ではヒズボラ率いるレバノンには勝てません。
彼らが頼れるとすればアメリカしかないのです。

でもイラクの状況を見ればわかるとおり、アメリカはイスラエルの戦争を助けている余裕は全くないわけです。

イスラエルの運命やいかに。

死ぬまでにやりたいことをまだ10個リストアップしてませんが、その筆頭は「ヨルダンでインディ・ジョーンズごっこ」です。
ぺトラ神殿に続く岩間を、サーベルかざして馬に乗っていくのです。

あー!たのしそー!

日本はよく無宗教だといいますが、「無宗教」ってむしろニーチェのような思想のことを言うような気がするのです。ニーチェ読んでないけどね。
個人的には、宗教がないのではなく、八百万も神様がいるからむしろ神様がいないという状況がどういうものかわからなくなっているんだと思うのです。

クリスマスは何の伝統もないですけど、除夜の鐘・初詣・お葬式とか充分伝統的でしょ。宗教の持つ意味は薄れてきているけれどその伝統は少なからず守られていると思います。

なんで日本における宗教の意味合いが薄れたかというのは長年謎なのですが、そこはやはり「武士道」の重要性と深い関係があると思うのです。

武士道といえばゴーストドッグをスウェーデンにいるときに見ました。
もっと「なんちゃってサムライ映画」かと思ったけどそうでもなかったね。
ハトは武士とは関係ないかもしれないけれど。

武士道だけでなくて、「羅生門」が出てきたりするしねぇ。
しかも「藪の中」がお気に入りだなんて言うし。私もそうです。

オリジナル音声+スウェーデン語字幕だったので不確かですが、最後の方に「見るべきほどのものは見つ」というセリフが出てきてたと思うのです。
これを平家物語から引用したとしたら、監督は相当日本好きね。

なかなか面白い映画でした。

ドイツではいま「BUSHIDO」というラッパーが人気だそうです。
ベルリン出身のトルコ系ドイツ人で、暴力的な歌詞で話題を呼んでます。
http://www.kingbushido.de/

武士とは関係ないみたいです。
「ロシア 日本の宿敵」というアクセスがありました。

日本の宿敵って、ダレですかね?やっぱ北朝鮮かしらね。
北朝鮮は冷戦の結果誕生した国であり、積極的に冷戦に加担していたとも思えない日本がこんだけ嫌われてるってことは、やっぱり秀吉の朝鮮出兵を忘れないってことなのかな。

てことはさ、日本の宿敵が北朝鮮だとすると、その原因は自らにあるわけで、それってなんか矛盾してると思う。

イスラエルの宿敵はパレスチナ、と言いますけれど、そういう原因になったのは連合国の二枚舌外交であったわけで、ユダヤ教は一神教だけどイスラム教は本来他教徒に寛容であったはず。

一番他宗教に寛容でないのはキリスト教であり、キリスト教はすなわち争いごと、ひいては戦争の原因でしかないのではないでしょうか。

エルサレムに世界3大宗教の聖地が集っているってことはつまり、もし神がいるのだとしたら、きっと1人しかいないんだと思う。
人間が勝手に解釈してややこしくしている、もしくは侵略戦争に利用しているだけなのではないかしら、とこないだ世界遺産の番組を見てて思いました。

歴史というのは所詮「列強国」による侵略と破壊の歴史なのであります。
中東欧、バルカン半島、中央アジア、南米大陸、アフリカ大陸、アジア各国の歴史を振り返って、「列強国」に踏みにじられなかった国があるでしょうか。

それを考えると、日本の鎖国ってすごいよな。
特別な海軍を持っていたわけでもない江戸幕府がよく200年も鎖国できたよね。
もちろん「極東」だったという地政学的に有利(?)だった点はありますが。
それでも大航海時代を通じて結局どこともたいした交流をしてないもんね。もちろん侵略もされてないし。

侵略されそうになったところで明治維新と華麗に身を翻しているところに、日本の事なかれ主義・和ともって尊しとする精神が感じられます。

ま、キリシタン迫害なんかもあったけど、本場のキリシタンたちが行ってきた迫害に比べたらねぇ。もちろん結果論ですけど。

「列強」とはつまり無法者集団であり、世界は自分たちのために回ってるんだと思ってる国のことで、散々石炭だ石油だなんだかんだ利用しつくしてきたくせに、「途上国」が発展の兆しを見せると「地球を守ろう」なんて言い出すのは身勝手この上ないと思うのであります。

自分たちは便利な自動車社会、快適なクーラー生活を堪能しておいて中国・インドの人には使わせないなんて道理が通用するものでしょうか。
時代は50年前とは違うのであり、「途上国」は未開の国ではありません。むしろ彼らは独自の能力をどんどん発揮してきています。

「列強」の時代はもうすぐ終わりを迎えるでしょう。
「列強」ではないにしてもその基盤の上で「先進国」としてやってきている日本は早くそれに気づいて、「小国」として生き延びる道を見つけるべきなんじゃないかしら。
日本が戦争するとしたらどこか、という逆説からママと戦争を考えました。ちょっとだけ。

全く想像もつきません。

日本から侵攻するとしたら、北方領土強奪(田中宇氏が言ってた仮説)じゃないかしらね。でもそこまでする理由がないよね。

攻め込まれるとしたら中国しかない、とママは力説してました。
えーでも何のメリットもなくない?国際的非難の的じゃん。

でもママはゆずりません。大国なんて国際的非難なんて「ヘ」とも思ってないんだから関係ないでしょと。
うーむたしかに。

でも別に日本に天然資源があるわけでもないし、侵攻する理由としたら報復じゃないの?

結論は、戦争をしても時間と命をムダにするだけなんだから(カネは一部産業が儲かるのでムダになるとは言い切れない)、そんなことにならないよう、靖国参拝したりしないで中国と仲良くするべきなのであります。北方領土に関してだって、いつまでもダダこねてないで2島返還とかで解決するべきなのであります。

ダダをこねるといえば、拉致問題ですが、どんどん日本が悪者になっているのですが、極東の安全保障問題については日本はどういう方針なのでしょうか。六カ国協議も(実質はともかく)丸く収まりそうなのに日本が拉致問題を持ち出すからまとまるものもまとまらない、みたいになってきておりますが。

集団的自衛権についてはあんまし考えませんでした。
個人的には、人道的支援の面で世界を牽引すればいいじゃんと思います。縁の下の力持ちみたいだし、人を撃つより井戸を彫るほうが、よっぽど人の役に立つと思うよ。

日本は極東なんだから、海の向こうのアメリカと仲良くするより中国ロシアと仲良くしてたほうがいいと思うよ。
野球ばっかり見てるわけじゃないのよ。

おうちにいるので、平和祈念式典の中継を見た。
寝起きだったので(働く皆さんすみません)頭がぼんやりしてて市長の話も首相の話もあんまり頭に入ってこなかったです。

今日の夜のニュースで、非核三原則の法制化を平和宣言に盛り込むか否かで議論があったというのを見ました。

個人的には、日本が核兵器持ったところで使い道ないし核兵器を持ってなさそうでも攻撃されそうな国はあるわけだし、廃棄してなさそうな国でも経済支援が受けられそうな国もあるんだし、核兵器の抑止力が弱まってきているし、法制化したところでなんら問題はないのではないかと思います。
そこに原発も含まれるとなると話は別ですが。

アメリカの核の傘の下で核兵器廃絶を訴える矛盾した状態とどこかの新聞が書いてましたが、そのアメリカもだんだんアジアでの影響力が減ってきて中国・ロシアが対等してきている今、日本は核兵器を持つ意味は全くないと思うのです。
傘の挿げ替えという意味ではなく、仮想敵が今後いなくなると思うので、非核を法制化し世界に核廃絶を訴えていったほうが日本の立場を強くすると思うのです。

なんと言っても唯一の被爆国なのですから。

前にもちょろっと話しましたが、世界一般の見解はアメリカ式で「原爆が100万人の兵士の命を救った」というものが多いと思います。
むしろ原爆なんて知らない人のほうが多いんじゃないかと思うのです。爆弾の存在じゃなくて、そのもたらした悲劇のことね。

だって、日本でユダヤ人絶滅作戦のこと、そういう作戦があったことは知ってても、詳しいことしらないでしょ。
イギリスにだってアウシュビッツを知らない人がいるくらいなんですから。

日本にいると、「日本はアジアの小国ではあるものの戦後急速に経済発展し現在はサミットにも参加する先進国で世界の中心を担っている」と考えがちです。
しかしヨーロッパに行ってみると、「ああ日本は本当に極東なんだ」と思います。

さすがに、いまだサムライハラキリの国だと考えてる人には出会いませんでしたが、みんなジャパンという言葉を知っててもそこに何があるのかぜーーんぜん知らないし日本人のことぜーーんぜん知らない。
ヘタにスシブームとか起きちゃってるから「みんな毎日すしたべてんの?」という質問が絶えない。

日本人が毎日なに食べてんのかなんて別に知ってなくてもいいけれど、日本が世界に知らせるべき日本のこと、その最たるものは核兵器のもたらす悲劇だと思うのです。
スシなんかよりずっと大事なことだと思うのです。

6日のベルリンのローカル紙のサイトには、広島の平和式典の様子と原爆投下直後の広島の写真が掲載されてた。
ただドイツは、負の遺産を共有化したい気持ちがなきにしもあらずだと思うけど。

本当に原爆の恐ろしさを伝えるべきは、戦勝国だと思うのです。
原爆が救ったもの(があるのかどうかわかりませんが)よりも奪ったものの方がはるかに多いことを、戦勝国に伝えるべきだと思うのです。

戦勝国って戦後60年以上経ってもう死語のように響くのですが、現代世界は結局彼らの手によって作られたものであり、呼び名は変わっても米英仏ソ(露)は一まとめだと思うね。その呼び名としては戦勝国以外に無いでしょ。

できることならそういうことに携わりたいとおもうのですが、広島の原爆資料館行ったことないんだよなぁ(@_@)
通りがかっただけなんだよなぁ(@_@)広島に遊びに行ったことないから。
ドイツ語の検定試験について調べ物してたら、ゲーテインスティテュートがすばらしい企画をしておりました。
http://www.goethe.de/ins/jp/lp/prj/wza/jaindex.htm
これってダレでも参加できんのかな?7月は無理だけど秋には行きたい。12月にはむしろ大阪まで行きたい。

ストックホルムの新聞にはちょくちょく求人特集が入っております。現在日本大使館がセクレタリーを募集しており、気になるところであります。
でも本当にストックホルムに住みたいのか、働きたいのかと考えると何だか違う気もするのです。
応募もしてないのに気が早いというか何言ってんのってところですが。

トイレとシャワーがある限りどこでも住めると思うので、なんだかんだでやってける気もするのですが、それであれば私はストックホルムよりもベルリンで働きたいと思うのであります。
多分ベルリンは今後どんどん日本のほうになっていく(財政難で公共サービス低下、高齢化で年金受給年齢引き上げ、税率アップで生活費アップなどなど)と思うのですが、それでもストックホルムよりはベルリンに住みたいと思う。

まだまだストックホルムの物価レベルには到底及ばないからねベルリンは。
最近の家賃上昇率は最大10%、1?につき61セントだったそうです。それでも他の都市に比べてまだまだ安い。
光熱費別で1?あたり4.75ユーロ、ハンブルクは6.26、ミュンヘンは9.30ユーロ!

あーいい街だー

そんなベルリンのニュース。ほぼ毎日見出しに目を通しております。恋しいのよ。

さてベルリンは最近イメージアップに必死のようで、今度は流行のエコ推進。
ソーラーパネル設置を推進していくとのことです。
キャンペーン名は"Solar XXL"、地元のエネルギーエージェント(Energiagentur。なんのこっちゃ?)が中心になっているようです。
http://www.morgenpost.de/content/2007/07/02/wirtschaft/908370.html

あんなに天気悪いのに・・・。

中小規模のパネルは6000枚ほどベルリンに導入されているけれど、20?以上のものは400枚ほどしかないそうです。
ソーラーパネルを使用することで、光熱費が平均10%、最大35%節約できると新聞記事には出ております。

ベルリンでは毎年5000軒ほどのアパート(Mehrfamilienhaeuser)が改修をしています。
ベルリンにはガス暖房(Gasheizung。お湯を使ってると途中でぬるくなったり水になったりする)や焚き火暖房(Ofenheizung。薪を買ってこないとお湯が使えないし暖房もない)の建物がたくさんあるのです。

その改修の際に、屋根にソーラーパネルをつければいいじゃん!
という趣旨なのかなと思います。

ソーラーパネルをつければ企業はお金儲かるし、工事現場の仕事は増えるし、光熱費は節約できるし、文句なしじゃん!みたいなことが数字とともに書いてあります。

で、今日の記事には、24の公共施設の屋根にパネルを設置するよということが書いてあり、プロジェクトは進行中だぜということらしいです。
http://www.morgenpost.de/desk/1014109.html

結局のところ「これは環境にやさしいんですよ」と言っても誰もやらないので「これはコレだけお金が節約できるんですよ」とか「コレだけ儲かるんですよ」といわないとならないということかなと思いました。

でも日が差さなきゃ発電できないじゃん・・・(@_@)
大丈夫なのかねベルリンで?
今朝のTVでしきりに「明日世界のホニャララがホニャララ」というニュースをやっていました。つまり全然聞き取れなかったわけですが、映像はエッフェル塔とかオペラハウスとかストーンヘンジだったんで、世界遺産とかそういうのかなと思ったのですが、どうやら明日、つまり07年07月07日に、新世界の7不思議を決定するらしいです。
そんな企画があったなんて知りませんでした。
スウェーデンからの候補はないからね。
日本からは、清水寺が候補に上がっています。

しかしまぁどう考えても観光産業活性化のための企画にしか思えないので、なんでもいいんじゃないのという気がします。

候補の中に兵馬俑がないので不満です。あれは死ぬまでに一度見に行きたいね。

自由の女神って、別にワンダフルじゃなくない?
西郷どんみたいなもんじゃないの?

世界の7ガッカリも集めよう。
小便小僧、人魚像、マーライオン、9と4分の3番線、高岡大仏、ターニングトルソ、えー・・・なんだろう。。。

後半失速。
高岡大仏は街の公園みたいなところに突然登場するので、3大大仏のような気がしません。

ターニングトルソって、スカンジナビア半島で一番高いビル。
ひねりの聞いたデザインビルなんだけど、コレもだいぶガッカリだった。

9と4分の3番線はね、ひどいよ。
前の3つは有名だから見ても「わーほんとにガッカリだー!」と思うんだけど(知っててがっかりするんだから相当のガッカリだね)、9と4分の3番線は知らずに行って「え!コレだけ?!」とガッカリしました。

こっちのほうがむしろ人が集る気がするよ。
私が外国にいると日本の大臣が失言をします。前回は生むマシーンでした。

失言のニュースはかなり世界を巡るようです。
日本のニュースなんてついぞ見かけないスウェーデンのニュースサイトにも登場するくらいです。

で、この発言がどんなふうに訳されてるのか気になるところなのです。生む機械はアメリカ英語(ABCだったかな?)だと「デバイス」、BBCはマシーンとしてたのよ。アメリカっぽい。

で、今回の「しょうがないよな」。
これって、外国語にない表現だと思うのですよ。
日常のシチュエーションで「しょうがないよな」という場面に遭遇しても、なんと言っていいのかわからんのです。

なので今回の発言がどう訳されてるのか注目しておりました。
英語ではinevitableのようです(BBC)。「避けられない事態」といったところです。

ドイツ語では見出しが見つけられず、発言内容が「避けることができなかった事態」と訳されております。
スウェーデン語では「必要な事態」という単語です。

「しょうがない」はいろんな場面で使われるから1対1で訳をつけられないのもわかります。

しかし、この場面で大臣が「あれは不可避だったよな」というニュアンスで「しょうがない」と言ったのかどうかは不確かだと思います。前後の発言内容から「不可避だった」というニュアンスを汲み取ったんだと思いますが。

なんか、そうじゃない気がします。個人的に。
明確な見解を現した単語ではないから大臣もポロリとこぼしたんじゃないでしょうか。
ニュアンスが明確に伝わらないから、みんな怒ってるんだと思います。

日本語って、ニュアンスの言葉だよね。
もやーっとしてるよね。
それを白か黒かのゲルマン語に訳すなんて、大変な仕事だよな。
でもしょうがないよね。日本語ってそういうことばなんだもん。

じゃ、この場合の「しょうがない」はナンだ?

・・・

話は変わりますが、友人が面白いものを見つけていたので私も無断ながらリンクさせていただきます。

言語別フルメタルジャケット
http://poorsox.blog84.fc2.com/blog-entry-71.html

鬼軍曹の恐怖の言葉、各国の言語でお楽しみください。
ドイツ語がさすがです。
「睡眠は日本人に学べ」
http://www.morgenpost.de/content/2007/05/22/wissenschaft/901054.html

不眠に悩む西洋人は日本の「居眠り」の技術を身に付けるべきである。「居眠り」すなわち居ながらにして眠るこの行為は「公の場で、公式には別のことをしている間に眠る」(ウィーン大学日本語学者Stegerの定義)ものである。
日本の議員は国会で、お偉いさんは会議で、子供は学校で、会社員は地下鉄で居眠りする。

これは日本の「疲労困憊の結果生まれた文化」ではないか。
家から遠く離れた職場まで超満員の電車で通うサラリーマンは80年代には忙しさのあまり職場で眠ることもあった。多くの場合その文化は現代にまで残っている。

居眠りとは時に、単に眠るだけでなく、自分を「死んだ状態にする」ことも意味する。電車で居眠りしてたらお年寄りに席を譲らなくてもいいし、学校で居眠りしてたら教師は「夜遅くまで勉強してたんだな」と大目に見る。
一方議員が国会で居眠りしていると、国民の血税を無駄にするなと批判される。彼らによると「政治的決定は(全体会議ではなく、中継されない)委員会で行われるのだ」ということだ。

日本で居眠りが可能な理由は、社会的寛容のほかに共同生活への慣れもある。日本人は赤ちゃんの時には母親と一緒に眠る。幼い頃から騒音やせわしなさに免疫ができているのだ。
家族のつながりがより密であれば、稲わらのマットを敷いたダイニングは同時にリビングであり寝室である。
こうした狭いところにはたくさんの規則がありヒエラルキーがあり、それだけに気配りや社会的責任というものを学ぶのである。
そのため「居眠り」というのは、マンガや日本料理のようにうまく海外に輸出することができないのである。

*********
要約というよりは面白いところを拾って訳した感じであります。
細かいところが微妙に違ってるんだよね。授業で寝てても先生は大目に見ないでしょ。今はそうなのかな?
「稲わらのマット」って??たたみのことかな。今はあんまりそういう家ないんだけどね。

「居眠り」するには、「疲れきって救いがたい」自分自身の姿を公共の場にさらす「自信」がないとできない、とかも書いてあるんだよね。そんな風に言われちゃうと恥ずかしいじゃんねぇ。まるで日本人に羞恥心がないみたいじゃんねぇ。
でも外国人は、周りが見てるかもという「自意識」が働いて居眠りできないらしい。

居眠りってこんなに奥が深いのか。

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