So sehen Sieger aus
ザグレブの話はまたあとで。

いやドイツが勝ってよかったよ準決勝!
特に後半の後半がよかった!
いやー久々に、手に汗握る試合を見たよ!

内容はすばらしい!という感じは無いですけど、ドラマチックだったね。

ブランデンブルク門とこでやってるパブリックビューイングにいこうと思ったんだけど、案の定「もういっぱいで入れない」といわれ(全然いっぱいじゃないのに)、10mおきにおっかない顔したポリスが立ちはだかってて全然だめだった。
すごい防具つけてるから写真撮ってたら「ちょっとちょっとあなた、今の写真、今すぐ消去しなさい」って言われちゃった。
顔はだめらしい。

そんなわけで前半を見逃しました。街中にテレビあるんだけどね。
道行く人たちが「え?ゴール?だれだれ?何対何?」とか話し合って楽しい。

後半になったらZDFの電波が途切れ途切れになりとんだアクシデントもありました(画像参照)。回線管理してる人は血の気が引いただろうなぁ。

ドイツのディフェンスはちょっとなんかお粗末だった気もする。
なんかガツガツ攻めてくるトルコに対してアワアワとしてたように見えた。
トルコはトルコでビミョーなゴールだし!
「え?何今の入ってんの?」って。

ドイツの攻撃も、ボール持ってセンターから上がってくのにすごい時間かかってたね。「あーもー何やってんの!」ってのが多かった。

SchweinsteigerやPoldiなんかがガーっと上がっていかないと攻撃の形にならないというか。
でもそのワンチャンスをモノにしてるところが日本と違うね。
一緒にしたらドイツチームに失礼か。

すごい一生懸命見てたのでLahmのゴールが終了間際だって全然気づかなかった。

あのままだとロシアには勝てない気がする。
ロシアがスペインに負けるとはあまり思えないなー。

試合中は街中が喪に服してるみたいにだーーーれも歩いてなかったんだけど、終了後大変な騒ぎです。
盆暮れ正月が3回分まとめてきたって感じ。
決勝に進んだってだけなのに。

ワールドカップで優勝してたらどれだけ大変な騒ぎになってたかなと考えるとちょっとザンネン。
今日の騒ぎは、3位決定戦のあとよりすごかったもん。
今日ほど自分がドイツ人じゃなくて残念と思ったことはないよ。今日だけだよ。

「たかがサッカーなのに」と思ってる時点でもう全然相容れない存在だなと思いました。

こんなにサッカーを好きになれるかな我ら日本人。

話が飛ぶけど、リオのカーニバルって、ものすごい陽気だから、それを見に来た観光客が逆に気が滅入るくらい陽気なんだって。
なんか、それがちょっとわかる気がしないでもない。

いくら日本のサッカーがいい試合をしても、あんなに祝えないし「ま、明日仕事ですしね」って家帰っちゃう。

とは言っても自分の国が大きな大会で勝利するのはうれしいので、オリンピックでがんばってもらいたいと思います。
オランダ負けちゃったよ!

前半は別のことをしてたので見てなかったのですが、0:0だったからまーいいかと思い後半から見た。
初めてサッカーを放映している時間帯に街中へ出たのですが、2年前のテレビがまたもや活躍してるって感じ。
街中のカフェやバーやケバブ屋でサッカーが見られます。

スタンドのロシアンサポーターがみんなハダカなのがおかしい。
ロシア人には18度とかでも暑いのね。

ヒディンクはすごいね。
すごく太ったけど名監督だね。

KLMの機内誌にサッカーの特集があったのですよ。
アムステルダムの地元チームには有能な選手がたくさんいるんだけど、その才能が成熟するころにはセレブチームに引き抜かれてしまうのだそうです。有能な選手が海外へ流出してしまうのは哀しいけれどそれだけオランダのサッカーというのは定評があって、監督にも有能なオランダ人がたくさんいるのだ、という話でした。

たしかにヒディンクはすごいね。太ったけど。
日本にも来てもらえばよかったのにね。
ブラジルのサッカーは日本には無理があったと思うよ。

オランダ目線で試合を見てたのですが、ボールが思ったとおりのとこへ行くんだよね。私の。
「なにやってんの!」っていうプレイがない。
「右あいてる!あっちあっち!」って思うとちゃんとそっちにボール出すんだよね。
彼らは上空から見てるわけじゃないのに。

日本代表は練習が足りんよ!
もっと正確なパスが出せなきゃダメだよ!
「急にボールが飛んできたから・・・」とか言っちゃダメだよ!

負けちゃってザンネン。
85分の同点弾はよかったね。きた!と思ったよ。
延長に入ったらなんか精彩を欠いてたっていうか集中力が落ちてた感じがしたもんね。

決勝がトルコ対ロシアだったら微妙だね。それはヨーロッパ選手権なのか?
クリミア戦争だ。

決勝がドイツ対ロシアだと面白いな。第三次世界大戦。
それはドイツで観たいな。ざんねんだ。
ユーロにあわせてこちらへ来ましたが、全然試合見てません。
テレビが自分の部屋にあるわけじゃないしね。

主催国がどっちも敗退って哀しいね。
今朝の新聞には「ユーロを去ったチーム」という写真が掲載されておりました。
さすが他人のことを考えない国・ドイツ。

街の風景はワールドカップのときと似てます。
あちこちにドイツ国旗が掲げられてます。
車の窓にも。
コレが日の丸だとしたらきもい。

昨日ドイツが勝利したので、街には例のヘンな歌が響き渡り、クラクションが鳴り響いておりました。

歌もクラクションも耳障りなんだよね。
ドイツが嫌いなんじゃないよ。今回はドイツを応援してるわよ。
でもあのドイツ人の応援が嫌い。

一応応援ソングはいくつかあるのよ。
でも何度聴いても歌というよりはうなり声にしか聞こえない。
ヘンな笛とか吹いてるし。

音程ってものを知らんのかい!

そろそろ「ふぃーなーれ」の歌も歌われ始めてます。

ちなみに今夜はトルコが勝ったので、トルコ第3の首都であるベルリンは盛り上がってます。

ドイツ対トルコかーどうなるんだろうー

街が。

文句をつけてるように聞こえるかもしれませんが、コレでも楽しんでいるのですよ。
盛り上がり方がハンパじゃない。
すべてがユーロを中心に回ってる感じ。
デパートとかスーパーのセールもユーロセール。
ショッピングモールにはパブリックビューイング。

こんなに盛り上がるんだから、今度から外交をやめてサッカーをしよう。
領土争いもサッカー、拉致問題もサッカー。エネルギー問題もサッカー。地球温暖化もサッカー。よくわかんないけど。

銃を捨ててボールを蹴ろう。
ワールドカップイケメンランキング。

1.C・ロナウド
2.F・トーレス
3.カシーリャス
4.アレキサンダーソン
5.カカ
6.トッティ
7.ベッカム
8.ウィルヘルムソン
9.カモラネージ
10.ポドルスキー

プレー内容とまったく関係ありません。

トッティが髪を切ってランクアップ、デルピーが坊主になってランクダウンです。
スペインはイケメンが多くてよかったのにあんまり試合は見ませんでした。顔と試合内容は関係ありませんので。

カモラネージは親戚にいそうな顔なのですが、髷が気になって気になって。
つーか6位以降は無理やりだな。
他にもイケメンいたんだけど、どの国の誰だか全然覚えてない。
W杯の総観戦数は、半分以上見たものを含めると合計28試合でありました。
もちろん試合内容はピンからキリまでありました。
それを選んでみようと思います。
ただし予選リーグと決勝リーグでは本気度が違うので、分けて考えることにします。

【予選リーグ・ベスト】
1.イングランド対スウェーデン
いろいろなバックグラウンドが影響してるかもしれませんが、非常に面白い試合でした。
前半はイングランド、後半はスウェーデンの持ち味が発揮されてて、いわゆる長所の潰し合いにならない試合だったと思います。
試合展開も劇的な終わり方だったしね。
イブラヒモビッチが出なかったのが残念。次の試合あんな負け方するんだったらここで出て欲しかったな。

2.イタリア対アメリカ
退場の多い試合だったけれど、内容としては面白かったと思います。アメリカもうやる気ないかと思ってたけど。
イタリアの調子が微妙だなぁと思わせる展開ではあったけれど。
両者がゴールに攻め込む試合は点が入らなくても面白いね。

3.アメリカ対チェコ
チェコの圧倒的強さをまざまざと見せ付けられちゃったねアメリカ。
決して弱い相手ではないアメリカがあんなにコテンパンにやられちゃうところ、世界ランク2位はダテじゃないなぁと感心しました。
チェコが良かったのはこの試合だけですが・・・。

【予選リーグ・ワースト】
1.オーストラリア対日本
ありえねぇっすよあれは。いまさら言うまでもないですが。
後半の日本の崩れ方に世界がガッカリ。って言い過ぎか。アジアがびっくりくらいか。

2.日本対クロアチア
もう言うまでもないですけどね。どっちもなんだかなぁって感じ。
川口のスーパーセーブがよかった。

3.オランダ対アルゼンチン
そりゃどっちも決勝進出決めてるけどさー、主力温存するのはわかるけどさー。
攻めあぐねて決定的場面が少ないわけじゃないでしょーそれ。
メッシとリケルメが出てたのが救い。

【決勝リーグ・ベスト】
1.ブラジル対フランス
ここがフランスの頂点だったかと・・・。
髪が、じゃなくて神が降りてきたようなジダンに感激。
ジダンがボールを持つとわくわくする試合でした。
何より無敵艦隊が敗れたのがよかったね。

2.アルゼンチン対メキシコ
ラテンの流れるような美しいサッカーの祭典でした。120分見てても全然飽きませんでした。
サッカーってこれくらいテンポが良くないと退屈しちゃうわよね。
クレスポの足技に感激。

3.イタリア対フランス
流れはフランスにあったと思いますが、イタリアの守りもかなりよかったかなと。攻めはイマイチだったけどね。
アンリがよかったよー最初脳震盪起こしたときはどうしようかと思っちゃったよ。50秒で交代なんてありえない。
終わり方がちょっとねぇ。でもイタリアのPK全員成功には感激。

【決勝リーグ・ワースト】
1.ドイツ対スウェーデン
スウェーデンへぼすぎ。あのディフェンスは一体なんだったんだろう。本当に二日酔いだったのかしら。
せっかく前の試合休んだイブラヒモビッチもイマイチ、ラーションもPKはずすし。
ドイツの攻撃のテンポは良かったと思うのですが、一方的な展開でガッカリ。

2.ポルトガル対オランダ
ケンカしないでいただきたい!サッカーなんですから。
冷静さに欠けたオランダにガッカリ。それに飲まれたポルトガルもガッカリ。
オランダのゴールが全然決まらなかったのが不思議。もうちょっと競り合いそうな感じだったのにな。

3.スイス対ウクライナ
なかなかボールがゴール前まで行かない試合は好みでないものでして。
ずっとセンター近くでボールの取り合いになってたね。
スコアレスドローの上PKって一番嫌いなのです。
ウクライナがずっとぱっとしなかったなぁ。なんかもうちょっといけそうな感じしたんだけどなぁ。

*************
サッカーを見るだけではなくて、世界じゅうからやってきた人たちとたくさん交流できてとても楽しかったです。
FAN MEILEの企画は、1ファンとしては非常に良かったと思います。
ユニフォームを着てるだけで世界中と友達になれたような気がしちゃいました。

だからといって、2002年も同じようなことすればよかったのに、と思うわけではありません。
日本で同じ企画があったとしても、同じように楽しめたかなと考えてみるとそうはいかなかっただろうなと思います。
日本であれば、ドイツのように近隣諸国の人が気軽にやってくることができないので日本人メインになるだろうし、
そうなると昼間からビール飲んで酔っ払っていえーいって写真撮れるかっていうと撮れないと思うのです。
良くも悪くもお行儀のいい日本人だし、日本にいたら日本のやり方が自分の中にはあるし。

これがドイツだったからこういう楽しみ方が出来たんだと思います。
昼間からビール飲んで酔っ払っていえーいって写真撮れたんだと思います。
それは日本人に限らず、他の国の人も同じだと思います。
スウェーデンの人は屋外でビールを飲むことがほとんどないそうですし、
ポーランドでも昼間からビール飲む人はほとんどいないそうです。
昼間から野原でビール飲むのはドイツ人だけっていうわけでもないと思うんですが。

そういうビール文化とサッカー観戦て、すごく相性がいいなぁと思いました。
なんかドイツ人がわかった気がする。

ステキな体験をしました。仕事辞めて本当に良かったと思いました。

2008年も同じ企画をやろうかどうか検討してるらしいね。
いいなー行きたいなー。
大会最終日
ついに大会最終日となってしまいました。さびしい限りです。

イタリアのなんちゃってユニフォームを着ようか、
Berlin Final Tシャツを着ようか迷いましたが、
ここはやっぱり福ちゃんだな、と思いまして、日本代表で出かけました。

3時過ぎに出かけたのですが、人多いなぁ。
今日はFAN MEILEで試合が見たかったので早めに動かねば。
クーダム行きたかったけど別にどうでもよくなってきた。

Zoo駅でサヤカと待ち合わせ、腹ごしらえをしつつ街行くフランスサポーターを眺めてました。
中央駅に行き、サヤカがおやつを買ってるのを待っているとカメラ片手の日本人に話しかけられました。

ドイツの日本人サポーターの100人スナップを集めてるそうなんですが、最初に企画を持ちかけた雑誌社は日本の不調をみて企画取りやめ、別の雑誌に持ちかけてるところで、乗るかどうかわからんということでした。

あやしーなー。その話もドコまでホントかわかんねぇし。
日本の路上じゃ名刺出したって怪しまれるよその話。

減るもんじゃないので別にいいですよと写真撮られました。
化粧しておいてよかったな。

他に日本人の集まりそうなところとか世界のサポーターが集まりそうなとこないですかと聞かれたのですが、全然知らん。
日本人なんて一体どこにいるのかしらっていうくらい見かけない。いつもPrenzlauerBergにいるから、世界のサポーターがどこに集まってるのかも知らん。

ビヤガーデンなら人たくさんいると思いますよ、ユニフォームは着てないと思うけど、と答えたら、それじゃ困ると言われました。

もーめんどくせーなー。
クーダムを勧めときました。
事前調査少なすぎないか?大会1ヶ月もやってたんだから、調べる時間あるだろーに。
あやしーなー。

カメラマンが去った後、4時の方向からいかにも怪しげな日本人が近寄ってきました。またかよ。
これがまた関西人で、観戦自慢をするのです。ダフ屋からチケット買ったとか友人から譲ってもらったとかなんとか言って。

うぜー!
なんだっつーんだよ!
聞いてねぇよそんな話!

と思いつつも顔には出さず、決勝戦は定価が高いですからねぇなどと愛想良く答えておりました。
「ダフ屋しらへん?怪しい顔しとったらそいつがダフ屋や」と言うのですが、そりゃアンタだよと思いました。
サヤカにドイツ語で電話しようかと思いましたが、無事戻ってきたので逃げ出しました。

ありえねぇ。

FAN MEILEに入ると大道芸をやっておりました。
なんか、カポエラのような芸をやったり、中国雑技団のような技をやったりするのですが、どれも中途半端。
んーなんだかなあ。

飽きちゃったので移動しました。
途中なんだかかばんがもぞもぞするな、と振り返ってみたら、かばんがなんと半分開いてるではないですか。
ビビりの私は、ていうか当たり前ですがいつもきっちり閉めてるのに。
幸いにも財布が巨大で出しにくい&カメラは奥側だったため、何にも盗られてませんでした。あぶねーあぶねー。
結構ゴーインにチャック開けるもんだね。かなりごそごそ言ってたもん。

今日も世界のサポーターと交流です。
オモシロキャラとばっかり写真撮っちゃうのよねぇ。面白いんだもん。
W杯グッズに値下げの札がかかってるんだけど、それを真似したおっさんがいて、首から「今なら10ユーロ」って札下げてた。
「買ってー!」って言われたけど、要りません。コストかかりそうだもん。
写真だけ撮りました。

他にも、ついにスコティッシュスタイルのサポーターと写真をとることが出来ました。シャツはイタリアでしたが、タータンチェックのスカート着用です。
どうしてスカート履いて違和感ないんだろうなぁ。

楽しいのですが試合開始まで時間があるので、日陰の芝生に座って休んでおりました。
そしたらポーランドの青年からインタビューをされました。
なんだかよくわからんけどテキトーに答えたのですが、テキトーなので英語もテキトーでした。すみません。

いったんは立ち去ったのですが、再び青年が戻ってきました。
話を聞くと、今度インターンシップで日本に1ヶ月ほど行くんだけど、もっと居たいからビザを延長したいんだけどできるかな、ということでした。
ビザ取得の手伝いをしてくれといわれたらどうしようと思いましたが、そんな悪い人ではありませんでした。とことんビビりな私。
広告関係に興味があるらしく、日本のアドヴァタイズメントがどうなっているのかとても興味深いといっておりました。
日本に行くためにどんな心構えが必要かとか、いろいろと聞かれました。
物価が高いことと人がものすごく多いことと、挨拶代わりにキスしないことを教えました。

彼はドイツとの国境の町に住んでるそうです。私がこないだワルシャワに行くときに期せずして下車した町です。
小さい町で何にも無いけど、将来は日本やスペインから投資を受けて、ジャパンストリートやスペインストリートを作りたいと夢を語っておりました。

いいねぇ!夢があるねぇ!

ドイツ語の勉強しすぎで英語がヘタになってるわれわれはほぼ聞いてるばかりでしたが、楽しかったであります。

そろそろ試合が始まるころになって、親父バンドによる懐メロライブが始まり、楽しくなりました。ディープパープルとかキッスとか。
前半はメインスクリーンで観戦したのですが、人が多すぎて全然見えない。
ジダンVSブッフォンとか全然見えないうちに決まってしまいました。

後半は一個後ろのスクリーンへ移動。ここは座って見られるのです。みんなが座ってるから。
やたらメキシコ人がいた。陽気に歌っておりました。やっぱりラテンは陽気です。

今度はしっかり見えました。
前半かなりイタリアがいい形で攻めてたのに、後半は全然だったね。せっかく変えた中盤が全然機能してなかったと思った。
対照的にどんどんフランスが攻め込んでたので、延長になったとしてもフランスが勝つかな、と思ったんですが。

なんですかあの頭突きは。
最初スローでVTRが流れてたのですが、通常の速度になったら、ものすごい勢いで突進してるじゃないの。

伝説になりたかったのかな。
びっくりして何が起こったのかさっぱりわからんかったよ。
肩が外れても冷静だったジダンが頭突きしちゃうくらいだから、なんかすごいこと言ったんだろうね、マテラッツィ。
気になるなー!
でも永久に秘密なんだろうなー。

つーかこの映像、ドイツ人大喜びして放送しそうだわ。

精神的にダメージのあるフランスに対し、ジダンの頭突きじゃないほうのヘッドをスーパーセーブしたブッフォンのいるイタリアじゃぁ、PKになったらイタリア有利だよなーと思った。
しかし全員決めるとは。
PKになった時点でアメリカ大会のアナウンサーの声が響いてたんだけどね私の頭の中では。

イタリアが優勝するとは思わなかったなー。
だーはイタリア優勝だーと前から言ってたけど、全然現実味ないと思ってたもの。
ジダンが頭突きするなんて思わなかったもの。

フランスを応援してたので、ちょっと複雑な感じですが大波には乗らないと、と思い前進。
放送が終わって、巨大だんすぱーてーのようになってたので。
イタリア人を先頭に世界の人々が楽しく踊ってるのでわれわれも、と思った矢先に、

「日本人の方ですよね?ちょっとお話をきかせてもらえますか」

とおじさんに声を掛けられました。
ちょうど音楽が盛り上がってきたところです。
周りの人たちもみんな踊ってます。

はぁ?!

「え、今ですか?」とモロいやそうなことを言ったのですが彼はめげません。「2,3分ですから」なげーよ。
もー初対面の人に丁寧に対応するのはバカらしくなりました。
何たる最悪のタイミングか。

音楽がいよいよ盛り上がってきたので、第1問を答えたところで踊りだして逃げました。

ありえねー。まじありえねー。

この後ずんずん前のほうへ進んでいきました。
いろんな人のカメラに納まったり良くわかんないけどイタリア語で盛り上がったりしたのですが。

最後に遭遇したかわいい顔した青年が大変な曲者で。

セイントセイヤの歌歌ってるんですよ。
なんだそりゃドコで習ったんだとたずねたのですが、彼は一方的にしゃべります。

ツバサ・ナルト・セイヤ・ケンシン・・・

デター!
外国のオタク!
スペイン在住のジャパニメーション大好き青年でした。

日本人とあんまり会ったことないんだろうな。
ものすごくうれしそうに話すのよ。
ナルトのまねしたり、星矢の壁紙見せてくれたり、セーラームーンのコスプレ写真見せてくれたり。
うさぎちゃん腋毛めっちゃ出てますけど。

うわーもーありえねー!
危険を察知したのかサヤカは早々に戦線離脱しており、別のラテン系となんか踊ってるし!彼女は彼女で大変そうでしたが。

オタクはまだまだしゃべってます。ナルトの歌が思い出せないといわれましたが私全然知らないんですが・・・。

最後に電話番号を教わり、真剣な顔で「スペインにきたら絶対電話してね」と言われました。
ものすごくうれしそうに話すので申し訳なくなっちゃいますが、無理ですそれは。

なんとかかんとか逃げ出しました。
ジャパンユニフォームは良くも悪くも人をひきつけます。
こうして私のワールドカップは、怪しい日本人とオタクスペイン人で幕を閉じました。
Schweinsteiger
もうドイツ人やる気ないかと思ったんですが、夕方になったら結構みんなやる気あるみたいだった。
例のごとくドイツ国旗と、下手くそな歌と、変なラッパと、クラクションが街に溢れていました。

なんだやる気だったのか。

今回は、サヤカとCDCの先生であるアンドレアと、その彼氏のヨナスと、フランスのトーマスと観戦しました。
ドイツ人とドイツのサッカーを見るのは初めてです。
負けたらやっぱりスウェーデン人のように落ち込むのかなと思い、負けないで欲しいなと思いました。

試合の感想。
おもしろかったねー!
ドイツ、バラックがいないから中盤どうなっちゃうのかしらと思ったんですが、シュヴァインシュタイガーが予想外の大活躍だったわねぇ。
中盤の働きをしてたかどうかは別として。もう忘れちゃった。
なんか今日もクローゼぱっとしなかったけど。

ポルトガルもとてもよかったと思います。デコがいいのよね。石野卓球をいい人にしたみたいな顔だけど。
ロナウドってフランス人に嫌われてたけど、ドイツ人にもブーイングされてたね。
若くて顔が良くてサッカーも上手いから、男性に嫌われちゃうんだね。
女性に人気あるから嫌われちゃうんだね。
でもフィーゴがいなくてもちゃんと機能するもんねー中盤。
ロナウドって足速いよね。走り方特徴的だよね。

オウンゴールもあって決定的に差がついちゃったけど、ポルトガルが1点返してよかった。
あのフィーゴのアシスト、ハンパなかったね。ぴったりヘッドの前に落ちてきてたもんね。めちゃきれいだったね。
あの技術ですよ、世界の技ですよあれが。

シュヴァインシュタイガーのミドルもそうですよ。あの度胸ですよ、アレが世界ですよ。

表彰式よかったね。
カーンが面白くなさそうにしてたのが笑えた。絶対「失点したのが自分で許せない」と思ってるよね。
大活躍したシュヴァインシュタイガーの10倍はカメラマンいたでしょ。
なんだかんだで人気者なんだよね、カーンて。
なんでもない真正面に来たシュートを止めただけで拍手喝さいなんですもの。

うひょー明日が楽しみだ!

さて試合終了後は例のごとくドイツ人大騒ぎです。
サヤカは帰宅しましたが、われわれはクーダムの騒ぎを見に行きました。
Uバーンの中でも大騒ぎです。タバコ吸ってる人いるし。
WittenbergPlatzからずーっと歩いたのですが、大行進でした。
今日は大波に乗ったので楽しい限りです。
ていうか最初からドイツ戦はドイツ人と見ればよかったと思いました。
ヤハリ大きい波には乗ったもん勝ちですな。

意味わからん歌を歌って大騒ぎしてる人ばかりでした。
適当なところで折り返し、クーダムの入り口の居酒屋に行きました。
ずーっと音楽が流れていてノリノリであります。

ドイツ人みんな口ずさんでたからきっとドイツのヒットパレードなんだと思うんですが、なんかだせぇ。
ドイツ人て本当にテクノ好きだなーと思いました。
なんかみんなYMOみたいだった。80’sからあんまし変わってない感じ。
ワールドカップ関連の歌がまたダサいんだ!ポドルスキーの歌を初めて聞きましたよ。
非常にキャッチーでいいと思います。ルゥ・ルゥ・ルゥ、ルゥカース・ポドールスキー!
耳に残るんだよねこれ。やんなっちゃうなぁ。

We are the championとかも流れちゃって、3位じゃねぇかという突っ込みのなか盛り上がっておりました。
YMCAも流れてたんだけど、振り付けてる人少なかったなぁ。みんなやんないの?YMCA!って。

例のごとく変なおっさんに気に入られてしまった私は、非常に迷惑でした。
途中からガン無視です。ありえねぇよ。なんで変なおっさんばっかりなんだよ。
周りにはスカンジナヴィアな男の子やら、イケメンドイツ人がたくさんいるのに。
とほほ。
ドイツ人も捨てたもんじゃないよ。

夜中3時になり、トーマスのカメラが無くなっていることが発覚しました。
置忘れとかではなく、カンペキパクられた系です。
バッグ開けっ放しだったみたい。
そりゃ無用心だよと思う反面、カメラなんて盗ってどうすんだよと思いました。
彼のカメラ、別に新しくも無いんだけどなぁ。

そんなわけでテンションがた落ちでしたので、解散・帰宅しました。
なんだかなぁ。明日にはトーマスが元気になっていることを期待します。
敗戦から一夜明けて、ドイツではワールドカップなんて開催されていないかのような静けさです。
ニュースを見ても、まもなくやってくるロンドンテロから1年特集や、シャトルの打ち上げが延期になったとか、北朝鮮がミサイル飛ばしたとか、重要なニュースが多くてサッカーどころではない感じです。
サッカーなんて知らないって感じです。

準決勝まで進んでよかったと思います。
いきなり負けてたらものすごく盛り上がりに欠けてたと思います。
あーでもアルゼンチンはもっと見たかったなー。

さて本日はフランス戦です。今日も早めの出発で、20時には昨日満員だったSENEFELDER PLATZのバーに行きました。

誰もいない・・・。

巨大スクリーンに3人だけではまったく盛り上がらないので退散。
隣にある別のバーも見てみましたが、ほぼカラ。

ホントにみんなサッカーを忘れたいみたいですね。

フランス料理屋で見るわけにもいかないので、前回フランス戦を見たバーにアンダースがいるってことなのでそこまで歩きました。
とおいっつーの。

到着したのが45分くらいで、屋外席は満席になってましたので地下へ。
今度はやわらかソファーに座ることができ、快適に観戦することができました。

やっぱジダンすごい!
どうしちゃったんだろうね。神様降りてきた?
PK取れちゃったんでフランスがかなりガッチリ守ってたので、前回見たような稲妻のような切込みが少なかったのは残念だけど。
でも今回はポルトガルがかなり攻撃的で面白かった。
ロナウドいいね。足速いよ。フィーゴがいなくなっても安心だね。フィーゴイマイチだったね。

最後のほうかなり攻めてたから点取れるかなーと思ったんだけど、フランスのディフェンスが上回ってたね。
最後のコーナーで点が入ったら面白かったのにねー。

決勝戦が楽しみです。
W杯の3位決定戦て特に必要ない気がするんだけどなぁ。
いつも出発が遅くなる我々は、「今日は早く出かけよう」と言って20時にはSENEFELDER PLATZのこないだガラガラだったバーに到着したのですが、
人が溢れかえっておりました。

うわーどうしようねーこれー。

前回イングランドが負けた試合を見たときは全然人がいなかったのでいけると思ったのに。

プロジェクター設置の店はもう全然無理でした。
KOLLWITZ PLATZまで北上し、イタリア料理屋に入ることにしました。
外と店内にスクリーンがあったのですが、外の席は満席でした。
ニルスは外で見たほうが気持ちいいのにとか言うし、
ユゥエルは写りが悪いとか言うし、
スウェーデン人てわがままっていうか贅沢だなって最近良く思います。

しかしもうわがまま言ってられませんので。

しかしこれが、大変な間違いでした。

店員がすげーバカ。
20時半に入ってビールを注文して、試合が始まるまで持ってくる気配なし。
「来ないんですけど」とたずねると注文をなくしたのでもう一回教えてくれと。
んでもって前半30分経過しても持ってくる気配なし。
うちらだけじゃなくて周りの席の人の注文も全然やってこない。
ありえねー向かいのスーパーで飲み物買ったほうがずっと早いんですけど。
ここでユゥエルの彼女が来たので、彼女がカウンターに注文しに行くと同時にたずねてくれました。
そしたらなんと「ナニ頼んだの?」とまたもや注文をし直しです。
まじありえねー。

ハーフになったらスーパーに行こうと思ってましたが、42分ごろにやっと出てきました。

ニルスは「人がたくさん来てて忙しいんだよ」などと甘いことを言って抗議しようとする私を制止しましたが
人がたくさんくるなんてことは前からわかりきってることです。
忙しいからじゃなくて、サッカー見てるから注文も失くすんだよ。

延長に入ったら店員が一番騒いでたもん。

イタリア人無理だーと思った。

そんなわけで全然試合に集中できず、非常に面白くない観戦になりました。
なんかどっちも決定的なシーンがなかったな。
派手好きな私としてはガッカリ。
でも118分のゴールにはびびったね。そのあとのデルピーの駄目押しはまぁ決まると思ったけど。
最後のほうドイツの集中力が落ちてきてたもんなぁ。
後半になってからクローゼの存在感全然なかったもんなぁ。
ゴール前にボールが行く度にアナウンサーが「クローゼはドコだ?!」と言ってたもん。

まー試合終了後は街が静かで。
ドイツが勝ったときのお約束のクラクションも、耳障りなラッパも、下手くそなテーマソングもぜーんぶなし。
家の前の公園は普段よりずっと静かでした。
夜のニュースもしょんぼりしちゃってるし。

いいところでドイツが消えたと思うよ。
これがたとえばベスト16で消えてたら、W杯の半分がしょんぼりムードだもん。
いちおうまだ1試合あるわけだし。

うおーイタリア決勝だよーすげー!
イタリア対フランス見たいねー!

ひで

2006年7月3日 Weltmeisterschaft
やっぱり引退かー、と思いますね。
W杯前から考えてたとのことですが、だとしたらあの涙も納得行くような気がする。

HPのメッセージ読んだら泣けたよ。
みんな全文読んだ?読みなよ泣けるから。
応援した甲斐があるよ。こちらこそありがとうだよ。

時代は変わるね。
4年後が楽しみだ。心配だけど。
南アフリカはさすがに見に行けないかも知れないけど。

昨日数えたらW杯の試合、23試合観戦してるんだよね。
であと4試合あるから、27試合も見ることになるんだよね。
次のW杯までサッカー見なくていいな。
本格的に引越しです。
朝はホストママと朝ごはんを食べました。
明日なら車で全部運べるのにと言われましたが、そんなに量もないしニルスに手伝ってもらうので遠慮しました。
だって遠いんだもん。

お別れに花瓶をいただいちゃいました。わーい!コペンハーゲンで買おうかと思ったのよね。買わなくて良かった。
お花のある生活はいいよね。

昼過ぎにニルスがうちの最寄り駅に到着。「ベルリンに属するかもしれないけどこれはベルリンではない」と言い張っていました。
スウェーデンぽいって。
自然がいっぱいですからねぇこのあたりは。

急行とトラムを乗り継いで無事引越し完了。
荷解きは追々ってことで。
ベルリンのど真ん中に住んでいるニルスをうならすことができました。むふ。

遅めのお昼ごはんをおごって、サッカー観戦。
まずはイングランド戦。SENEFELDER PLATZにあるずいぶん奥まった隠れ家的バーへ行きました。全然人いないけど巨大スクリーン。
ユゥエルとアンダースとその彼女とその友達が2人いました。日本人なんだけどね。微妙な間合いがあり会話しませんでしたが。

ルーニーの股間踏み、とんでもないねぇ。A級戦犯てやつ?ルーニーが退場になったから負けたんだと思うよ。
クラウチって下手くそに見えるんですが、違うんですかね?オゥエンがいないから仕方なく使ってるんだと思うんですが、どうなんですか?
手足が長いからそう見えるだけなのかな。とにかくトップがクラウチだけじゃ点が取れるわけないって。
確かに退場直前のルーニーのプレイは「何やってんの!」っつーのばっかりで、彼自身もイラついてたんだろうなぁと思うけどさぁ。
股間は踏んじゃまずいでしょ。

彼は才能溢れる選手だと思うけれど、青いね。
4年後もまだ24歳じゃん。あと2回は出れるね。

しかしポルトガルが勝つとは思わなかったなぁ。
なんか花のないチームのような気がしてたんだけど、試合全然見てないからなんとも言えんな。こないだのオランダ戦だけだし。
ポルトガルのロナウドがかっこいいのよねぇ。彼もまだ21歳でしょ。
世界には才能溢れるヤングがたくさんいるね。こりゃ日本厳しいやね。

そういえばジーコが「日本にロナウドがいれば」とかなんとか言ったらしいね。
サカつくじゃないんだからさぁ、日本にアレがいればこれがいればとか言うんじゃないの!

これまたスウェーデン人の応援する国が負けてしまいました。
なんか変なものに憑かれてんじゃないの?ってくらい毎回落ち込んでおります。
今日はもう1試合あるので、挽回できるでしょ。

アンダースたちといったん別れて、3ユーロのやたらしょっぱいスパゲッティを食べてからブラジル戦を観戦。
みんなRosenthaler Platzという、ご飯を食べたところから15分くらい歩かねばならないところに移動してました。
道々歓声が聞こえてきて、どうやらフランスがいいらしいということを知り、気が逸りました。

結局前半は10分くらいしか見られませんでしたが。
フランスすごい!これまでの不振はなんだったのかってくらいすばらしかった!
特にジダン!輝いてたよ!
攻撃の軸になるジダンがスーパープレーの連続で、断然フランス有利と思いました。
フリーキックもドンピシャリでアンリの前に落ちてたしね。

いやー面白かった!なんたってブラジルが負けたのがいいね。
どうせまた準決勝ブラジル対イングランド、決勝ドイツ対ブラジルになると思ってたんだもん。
それじゃ全然面白くないなーと思ってたんだもん。みんなもそうでしょ?!
イングランドは残念だったけれど、こうなったらフランスがもっと見たいね。
今回の試合がたまたまではないことを準決勝に期待します。

うひょー決勝戦がドイツ対フランスだったら面白いなー!

イングランド戦のゲンナリを忘れさせる試合でありました。
終了後アンダースと日本人たちと別れてベンヤミンたちと合流し、近くにあるWEINEREIへ行きました。
話は何度も聞いていましたが行くのは初めてです。だってもう引っ越したから終電カンケーないからね。
ここは最初にグラス代1ユーロ払って、ワインが飲み放題で、最後に自分が払いたいと思っただけの金額を払えばいいというシステムです。
ニルスとベンヤミンは前回最初の1ユーロしか払わなかったそうです。ひでー。

みんなスウェーデン人なのでスウェーデン語で会話してるのですが、親切なので話の内容を訳してくれたり英語で会話してくれたりします。
申し訳ないほど英語が出来ないのでドイツ語でしゃべってしまうのですが。
東京から来たなら、東京より大きい街がなくてつまらなくないかとか、
胸は大きさと形とどっちが重要かとかしゃべりました。
うまくしゃべれなかったので残念です。
だってワイン3杯も飲んだんだもん。その前にビール2本飲んでるんだもん。

帰ってきたら2時半です。
でも歩いて帰って来れちゃうのよ!
今日から引越しです。
今日は一部の荷物を運ぶだけですが。
旅行の荷物と衣類を一箱運びました。

服って結構重いね。
途中で何度も休憩しながら手で運びました。

イヤーしかし我ながらいいところにいい部屋見つけたなーと思います。
荷物を置いてすぐサッカー観戦のスウェーデンフレンズに合流できるんですもの。

今日はサッカーがあるので引越しが完了しないのです。
見ないわけにはいきませんよ。

メッシがもっと見たいのでゼヒアルゼンチンに勝って欲しかったのですが。
1点を守りきれるかなと思ったのになぁ。キーパーの負傷が敗因だと思うのね。
交代枠が減っちゃったじゃん。メッシ出なかったし。
しかしクローゼ勝負強いというかなんというか、心が強いね。
やっぱホームゲームは違うよなー。
PKになったらアルゼンチンに勝ち目はないなと思ったよ。
試合を見ていたアラビア料理屋では、店主の子供の誕生日パーティが開催されており、ドイツのゴールの度に笛を吹きまくって非常にうるさかったです。

ドイツもアルゼンチンも、前回見たようないわゆる「自分たちのサッカー」が出来てない感じだったね。
アルゼンチンの流れるようなパス回しも見られなかったし、ドイツの鋭い縦のパスも見られなかった。ありゃやっぱスウェーデンが悪かったんだな。

アルゼンチンを応援していたスウェーデンフレンズはまたがっかりです。
みんなゲンナリしちゃってたのですぐ解散であります。
私はニルスとご飯を食べに行ったのですが、まーわがままで。
あそこはおいしくないとかあそこは高いとか行列が進まないとか。
ドコでも何でも食べれればいいし行列も慣れっこな私としては、ちょっとイラつきました。
おぼっちゃまは育ちがいいようで。
結局大して安くもないベトナム料理屋へ。
そこに置いてあったZITTYに掲載されてた。評価は「うまいけど高い」でした。
うーむ。ベルリンとしては高いけど東京育ちの自分としては普通でした。
おなかいっぱいになったのでいいと思います。

今日はホストファミリーの元へ帰りました。遠い・・・。
意外と二日酔いにならないもんです。
明日のためのパッキングを済ませて、サッカー観戦です。
試合開始前にニルスの家に寄りました。ユゥエルと、スウェーデンから遊びに来てる彼の友人もおりました。
ユゥエルの家の電気が止められちゃってて、彼らのパソコンとケータイの充電をしに来てました。
ユゥエルはバイトしてるはずなのですが。靴に穴が開いてるからなぁ。

ところでユゥエルの友人とは、3日前くらいから顔を合わせているものの、お互い自己紹介をするタイミングを失っておりまして、今日初めて挨拶しました。
これがまた難しい名前で。スペルはわかりませんが、発音はビョーンです。
ビョーンて。
Bjonかなぁ?ビョークのクがンになった感じなのかなぁ?
北欧の名前って難しい。

PrenzlauerBergにあるStadtbadという、元はプールだったらしいでっかいバーに行きました。
人がいっぱいだったので、フツーのテレビのある小さいスペースで見ておりました。
今思うと、そこでよかったと思います。

何だあの試合?!
スウェーデンのディフェンスありえない。マジありえない。スカスカなんですけど?!ザルかと思っちゃった。
試合開始15分でもう見るのが辛かったであります。
なんなんだあれは。ドイツの調子がめちゃくちゃ良かったのかしら?それにしてもスウェーデンひどすぎ。
明日の新聞に「Mittelsommerを祝いすぎた」って書かれるんだろうなーと思ったよ。
後半のPKもあの勢いじゃ決めらんないだろうなーと思ったら案の定はずすし。
あそこで1点返せてればちょっとは違ったかもしんないけど。
ホントひどすぎた。ガッカリだ!

試合前は「きっとドイツが勝つと思うよ」と言ってたスウェーデンフレンズですが、もー前半が終わった時点でStadtbadを立ち去りました。
こっちが悲しくなるくらい落ち込んでおりました。気持ちはわかりますが。
なにかおいしいものを食べて慰めようということになったのですが、あてがないのでふらふらと歩き回っておりました。
当てがないからふらふらなのか、心が折れてふらふらなのかわからないくらい落ち込んでおりました。
特にニルスがひどかった。普段はドイツ語で会話をしてるのですが、このときは英語でアメリカ人みたいに悪態ついたりしてました。
かける言葉もないので黙ってたのですが、逆にニルスに「大丈夫?」と言われてしまいました。
わたしゃ大丈夫だよ!あんたこそ大丈夫かい?!

ベンヤミンたちと合流してインドカレーを食べてスウェーデンの終戦を迎え、Mauerparkでぼんやりしておりました。
こうなったらなんとしてもアルゼンチンにドイツを打ち負かしてもらいたいと言っておりました。まだアルゼンチン試合してないけど。
ガッカリする試合の後はいつもMauerparkだなぁ。

気を取り直してアルゼンチン対メキシコ戦を観戦。
この試合は面白かった!めっちゃ真剣に見たよ。
ラテンのサッカーってやっぱ大陸のサッカーと違うね。この試合はその違いがはっきりわかる内容だったと思う。
どっちのチームも流れるようなパス回し、気がついたらサイドが変わってたり、さっきまでいなかった人が彗星のごとくゴール前に現れたりして。
見てて楽しい!テンポがとてもいいし。
クレスポのゴールはすごかった。あんなこと狙ってできるのかよ?!とビビリました。やっぱクレスポすげぇ。
延長になったら、2トップを新しくしたアルゼンチン有利だなーなどと知ったかぶってたのですが、メキシコのメンバーチェンジはぼーっとしててドコが変わったかわかっておりません。
私はメッシが見たかったので満足であります。19歳だよ?
無事アルゼンチンが勝って、俄然次の試合が楽しみになってまいりました。

明日朝早いのに、今日も夜中までサッカーだらけの1日でした。
終戦を迎えてぼんやりしております。あー。
ジーコなんか冷たいよね。他人事みたいじゃん。
最大の敗戦理由であるオーストラリア戦における敗戦理由は采配にあると思うんですけど。
結局神様にはみんな何にもいえないってわけか。
あーあ。いまさらになって10日前の試合のこと言ってもしょうがないんですけどね。

黄金世代も4年後は三十路だもんなぁ。
そんな人ばっかりのチームじゃだめなんですけど。
サッカーに限らず、日本のスポーツって世代交代がヘタだよね。
才能がある人が現れると、燃え尽きるまで期待しまくって、後の世代のことなんて考えてないよね。
どんなに才能のある人だって、不老不死じゃないんだし、年齢を重ねれば衰えるんだから、若い世代だって育てなきゃだめじゃん。

はー。ゲンナリ。
つまーんないのー。

ドイツ人の心はすっかり土曜日に向いてます。フランスの運命なんてカンケーないってかんじ。
今日ジダン出らんないんだってね。これで決勝進まなかったらジダン引退じゃん。ビミョー。
フランスの時代も終わりってことね。

昨日ニルスとご飯食べてるときにお店でZDFのサッカー番組が流れてたのですが、スウェーデン対策の特集だったのね。
まーこれまた妙なスウェーデンの様子をまとめたVTRがうまいこと作ってあるのよ。
日本でたとえればオタクと山姥ギャルだけ集めて「これが日本です」って言ってるような感じかな。
もちろんニルスはむっとしておりました。
ドイツって日本よりもいろんな国籍の人が住んでるのに、どうしてこー反感を買うようなことを堂々とするのかね。
人付き合い下手なんじゃないですか。

気を取り直して強豪のスーパーサッカーを堪能しようっと。
ていうかコペンハーゲン堪能しようっと。
母親に「コペンハーゲンで4日もナニすんの?」と聞かれました。え、そんなマイナーじゃないと思うんだけど。ワルシャワよりマシでしょ。観光と言うよりは街をぶらぶら歩きたいのですが。
ハムレットの城にも行きたいし、マルメにも行くんだから4日でちょうど良いと思ったのに。

とにかく天気が良くなりますように。寒くて雨なんてことになりませんように。

日がたつにつれて、アムステルダムはリベンジしたいような気がしてきました。
あんなにつまらない街のはずがない、と。
すべては悪天候のせいだ、と。
お金があったら天気予報を慎重にチェックしてもう一度行きたいと思います。
わかっていても悲しいものは悲しい
ずっとポジティブシンキングを売りにしてきましたが、どうも自分の周りの人たちが現実的でありまして、今朝起きたらなんかもーどうでもいいやと思えてきました。
しかしそんなことではイカンと思い、とりあえずユニフォームを着用し、タオルマフラーも旗も持って出かけました。

でもなんかテンションあがんないんだよね。
全体的に決勝進出チームが決まってきて、先週までの熱狂がなくなってきてるからね。
それに加えて昨日のダルダルの試合でしょ。コートダジュールのほうが見たかったよ。

テンションがあがらんというのは、心の中で「どうせ負けるし」と思っているせいかもしれないですね。
いや現実的なことを言えばそうなんだけどさ。
ラジオのニュースでは「理論的には、他の3カ国すべてに決勝進出のチャンスがあります」って言ってるし。
理論的にはね。
現実的にはねぇ。ちょっとねぇ。

で、街へ出てもユニフォーム着用者は少ないのよ。日本に限らずね。
もードイツ人はスウェーデンの研究に熱心なのね。

AlexanderPlatz駅で日曜日の電車のチケットを買って、ショッピングストリートを歩いてきたのですがどの店にも入らずに隣駅まで来てしまいました。
なんでAlexanderPlatzまで行ったのかわからんよこれじゃ。
ずいぶんぼーっとしていますなぁ。昨日はそんなに飲んでないのに。
FriedrichStrasseにある本屋に行こうと思って、トラムに乗りました。

今ベルリンには、プーマのトラムが走ってます。あ、トラムって路面電車のことです。今日はそれに初めて乗りました。
United for Afrikaと銘打って、プーマではアフリカをテーマにしたアイテムが揃っています。
プーマトラムはその宣伝なのですが、ベルリンの人気スポットをぐるりと周回してます。
車両はモチロンプーマ仕様だし、車内にはDJがいてでっかいサッカーボールのクッションがあって、タッチスクリーンでなんか遊べるようになってました。
でも私のほかに誰も乗ってなかったしアディダスのユニフォーム着ちゃってたのでフツーに座席に座ってましたが。
でこの電車、無料なんですよ。便利だわ。

しかしものすごい宣伝広告費だよ。ベルリンのど真ん中で特別仕様の電車を走らせるなんて。
やっぱこーいうハデな企業っていいよね。

話がすっかり逸れてしまった。
本屋で立ち読みをしたあと、ニルスとイタリア対チェコ戦を見に行きました。こっちの試合は昨日のようにグダグダにはならないと思って。
チェコだめだったねぇ。ネドヴェドすごかったのに。なんでだろ。アメリカ戦は圧倒的だったのに。
ブフォンやっぱすごいやね。
でもなんかイタリアって、決勝まで行きそうな感じしないんだよねぇ。なんでだろう。キラリと光るものがない。
昨日のアルゼンチンはグダグダな試合だったけど、キラリと光るものがあったと思うのです。
個人的に思ってるだけかしら。

それはともかく、どうやらアメリカ対ガーナのほうが盛り上がってたらしいことを試合終了後に知りました。またかよ!
見てない試合のほうが盛り上がっているのね。
結局アフリカ勢の試合全然見てないよ。

ニルスと別れて日本人フレンズと合流。今日はFAN MEILEに行きました。
人少ないかと思ったけど、オーストラリア戦の時よりも日本人が多い。
で日本好きのドイツ人が増えてた。日本好きのドイツ人てなんか変に見えるんだよねなどと話し合いました。
とりあえずテンションもあがってきたので良かったです。

ブラジルとワールドカップで試合するなんてすごいね。
それだけでも感激だよ。

試合の感想。ところでみんなちゃんと起きて見ましたか?
あれはダイジェストで見たらつまんないと思う。結果だけ見たらゲンナリするもん。どーせブラジルのスーパープレーばっかりまとめてあって、あとはぼこぼこ点取られるところがまとめてるんでしょ。
イヤ、全部見ててもゲンナリするんだけどさ。

スタメンがずいぶん変わっててびっくりだったね。福ちゃん出てないよ!
前半は面白かった!ホントに。
川口のファインセーブに再び感激した!玉ちゃんのゴールに感動した!
しかしブラジルの技術のすばらしさに脱帽した!
かなりガッチリ守ってたはずなのに、どうしてあんなにアッサリゴール前ががら空きになっちゃうのかしらってくらいパス回しが早くて必要なところにちゃんと飛び込んでくるしそこにちゃんとパスが回るのよね。
何で?!何で何で!?日本だってそりゃ格下だけど、サッカーできないわけじゃないんだけど?!
それでも逆サイドががら空きになるシーンが多かった。

とにかく前半は面白かったのよ!
1点先取したときはホントにうれしかったよ。モチロンこのまま終わるわけはないと思ってたけどさ。
前半かなり守りが堅かったから、後半まで体力持つのかなーと思ったよ。

後半は、つらかったね。ただただ祈るばっかりでした。
前半以上にディフェンスにスキが出来やすくなってたし、やっぱり疲れが出てるなーと思った。
まーホントブラジルすげぇ。はんぱねぇ。やっぱ世界一だよこりゃ。ドイツも勝てないと思うんだけど。
でもドイツは日本ほど格下じゃないか・・・。
イヤとにかく世界の技を見せつけられたって感じだった。
あー。わかってはいたけど、4点目が入った時には心が折れたね。
非難の的になってるロナウドの名誉挽回のための試合かと思っちゃったよ。ロナウドのためのウォームアップじゃないんだぞ!

でも、攻撃の時の流れは悪くなかったと思うのです。パス回しのテンポとか良かったと思うのです。
ま、点が入らなければ意味がないとうちのママはいつも言うんですが。確かにね、そうなんだけどさ。少しでもいいとこ見つけとかないとへこみっぱなしじゃ悲しいじゃん。
もう1点取れそうな気もしたんですが、さすがにそうは行きませんね。
最後俊輔がシュートしなかったのがすごく残念でした。
前に立ってたブラジル人だかブラジルファンに散々バカにされてマジむかついた。
外国にいるとつい下品になってしまうので、危うく中指立てるところでありました。あぶないあぶない。

あー。がっくり。

今日一番良かったのはモチロン川口ですが、結果的には4失点だからなぁ。
玉ちゃんもよかった。久々のスタメンであそこまでやるとは。
加地もよかったね。やっぱ右サイドは加地だな。

個人的には、巻がありえなかったのですが。
オフサイド取られすぎ。少ない攻撃のチャンスなのに、ラインもっと見てよ!
元気があって飛び出すのはいいのですが、オフサイド取られちゃったら意味ないじゃん。
アレはありなの?どうなの?
前半かなり動いてたから後半すぐ交代だろうなとは思いましたが。
浩二も久々だったね。宮本がいないとなんかいろんな久々な人が出てくるねぇ。そんなことでいいのDF?
つーか高原やばくないか?あれこないだのオゥエンと同じ怪我の仕方でしょ。
オゥエンもW杯絶望とか言われちゃってるくらい重傷とうわさされてるんですが。
なんか高原って運悪いよねぇ。

あーもっと日本の試合見たかったなぁ。

試合終了後会場ではサンバのリズムが流れっぱなしだったのですが、今日ばっかりはノれません。
帰り道に街行く人たちが同情の笑みを浮かべてこちらを見ているような気がしてなりませんでした。
心がすっかり折れてます。

さーてドコを応援するかな。イングランドかな。
またイングランドは決勝前にブラジルにあたるよ。どうしてこう何でもかんでもドイツに都合のようになってるんだ?!
別に二日酔いではないのですが、食欲が大いに減退しております。
ビールたくさん飲むと食欲って減るのか?
朝ごはんを食べるのがやっとであります。
あれ、それって二日酔い?
別に頭も痛くないし気持ちも悪くないんだけど。

というわけでどうやら合計5時間くらいカフェにてネットをしていたようです。
13時過ぎにたしかカフェに到着したと思うのですが、出たのは18時過ぎだったよ。
日本にいたときには考えられませんが、時間てあると使っちゃうものだね。
特にナニをしたというわけでもないのですが。旅行の計画も立ててないし。

なんか最近浮き足立ってんだよね。サッカーのせいだな。
昼間何もする気がしないのよ。毎日サッカーを見なければならないわけでもないんだけど。

でも今日もサッカーを見に行きました。MauerParkで例のごとくスウェーデンフレンズと。
どっちも決勝進出が決まっているので、主力は温存、試合もそれほどヒートアップせず、スコアレスドロー。
これまでの中で一番面白くない試合でした。
がっかりー。
対戦カードは面白いのにねぇ。
でもアルゼンチンいいねやっぱり。メッシがすげぇ。動きが鋭い。3年ほど前に見に行ったときにクレスポに感激したのを思い出しました。
クレスポ見たかったよ。決勝ラウンドに期待、と思ったけどコペンハーゲン行くんだった。

みんなでガッカリしてさっさと立ち去りました。
ところで今日はベルリンじゅうでFete de la musiqueという音楽祭がありまして、PrenzlauerBergではストリートミュージシャンが溢れかえっておりました。
楽しそうではあったのですが、試合が面白くなくて疲れて眠くなってきちゃったので帰りました。
道に人が溢れていたのでトラムがなかなか来ず、迷惑でした。自分勝手。
ワールドカップ開催以来、今日の試合が一番重要なのではないかと思います。
ドイツ戦じゃないよ。イングランド戦だよ。
でも両方見たけどね。

今日はニルスの誕生日なので、スウェーデンのでっかい旗を買ってあげました。
PrenzlauerBergでベンヤミンと3人でドイツ戦を観戦。

感想。
やっと完全勝利を挙げることが出来たねって感じですね。
コスタリカ戦もこうであるべきだったと思うのですが。
まー両方とも決勝進出が決まってたしね。

しかしエクアドルの「格下」感が非常に目立ってたなーと思います。
シュヴァインシュタイガー→クローゼを軸に攻撃してんのにマーク甘すぎじゃね?
この大会はクローゼのためにあるのかと思っちゃったよ。元気いっぱいだね。ハットトリック狙ってくかと思ったけど温存してたね。
当たり前か。次の試合のほうが重要だもんね。
試合としては、後半はもう退屈でした。クローゼのハットもないし、特に見るとこない感じ。

結局リーグ戦では、ドイツの「圧倒的な強さ」というのは特に見られらなかったような気がするんだけど。エクアドル戦が実力とは思えないですし。

店内の空気が悪く、スウェーデナーたちは「頭が痛い」といっておりました。渋谷の人ごみにきたら死ぬんじゃないかしらこの人たち。

さて次の試合に備えて腹ごしらえ。
ケバブと水とポテチを買ってHelmholzplatzへ。
芝生に座って時間をつぶします。
ニルスが「今日は誕生日だから全部無料にしてほしい」といっておりましたが許しません。じゃんけんで負けたのでビールを買いに行っておりました。
18時の時点でこの日2本目のビールです。うひひ。

スウェーデン戦はまたSenefelderplatzのビアガーデンにて。
今日は前回よりも人が多い。ほとんどスウェーデン人かスウェーデン派。
例のごとくイケメンだらけなのでキョロつきました。いやーいいねーホントイケメンだらけで。うひひ。
ユゥエルたちとも合流し、結構前のほうで見られました。

中継を見ていたら、昼間ベルリンでドイツ戦を見てたはずのカイザーがケルンにいることがわかり、びっくりした。
この大会はカイザーにあわせて予定が組まれてるのかと思っちゃった。さすが皇帝は違うね。熱心だね。妻はいい迷惑だね。いいのかそれでも。

感想。
すげー面白かった!!
今大会ナンバーワンのオモシロさだった。イングランドの試合を初めて見たのですがやっぱイングランドすごいわ。
オゥエンがソッコーで自滅しちゃったのには驚いたけど。あのひざの曲がり方はヤバイ。クラウチってホントでかいね。あーいう芸人いるよね。

前半はイングランドのうまさに圧倒された。
タレントぞろいで息が合わないとかいわれてたけど、個人で持ってけるんなら持ってっちゃえばいいじゃん!て感じですね。
流れるようなプレーが鮮やかでした。
んでコールのシュートがありえない。アレ絶対狙ってなかったよねぇ?狙ってたとしたら怖いよ。
スウェーデン人も脱帽してました。すごすぎる!って。

後半になったらそんな鮮やかな攻撃がまったく見られなくなってたね。さすが「隠れた優勝候補」と言われただけあるねスウェーデン。
スウェーデンてこっちでは強豪扱いされてるのに、日本じゃ人気ないよね。なんでかしら?顔もいいのに(ひつこい)。
バッチリ攻撃の流れを抑えて自分らのペースに持ってってたね。
例のごとく「何でそれゴールじゃないのー!!」っていうシュートが多かったけど。
85分に勝ち越されたときは、あー伝説も今日で終わりかと思ったんだけどね。
ナニあの粘りは。神がかってない?
ただ、スウェーデンのゴールは2つともなんだかドサクサ紛れで美しくなかったね。ゴールはゴールだけどね。
エリクソン監督がっかりしていたようですね。ルーニーもイラついてたし。

土曜日はドコで試合見ればいいんだろうねとみんなで首をかしげました。FAN MEILEはーどうかね。きっと無理だね。
あー土曜日楽しみー。
ニルスは「そりゃスウェーデンが勝ったらうれしいけど、ドイツが勝ったほうが今後のためにも楽しいと思うからドイツに勝ってもらいたい。ドイツのほうがレベルは上だし」といっておりました。
確かに。決勝ラウンド初戦でドイツがいなくなったらドイツ人ガッカリしちゃうだろうしね。
イングランドと当たって優勝候補のつぶしあいにならなくてよかったなーと思います。

でも個人的には、全体のバランスが取れているスウェーデンにチャンスがないわけじゃないと思うのですが。むしろ勝つんじゃないの?
あーでも決定力が不足してるからなー。
「決定力不足」ってドイツ語でなんていうのかしら。

試合中と試合終了後にそれぞれビールを飲んだため、15時から24時までで通算4本のビールを飲んだことになります。自己記録更新ですよ。
日本対クロアチア
カイザースラウテルンからフランクフルトまで2時間くらいだったのでぐうぐう寝ました。
予想通り、夜中にも関わらず駅は明るく、人もたくさんいます。
お店も開いてるしね。さすが大都会。
床に寝てる人もたくさんおりました。

しかし寒い。
昨日まで夜中まで暑かったのに今日は寒い。
イタリアユニフォームとカーディガンと日本代表ユニフォームしか持ってないので、寒くなったらユニフォームを重ね着するしかない。
しかしテンションが低くなっていたので、ここで愛国心を表現していると思われて日本人に話しかけられたくないと思い、我慢しました。
結構日本人もうろうろしてたので。
話しかけてきたりしないだろうけど、挨拶すんのもめんどくせぇと思うくらいテンションが下がってたので。
夜の3時に駅の床に座ってますからねぇ。
警官もたくさんいるし、たいていの人は楽しげに酔っ払ってたので危険はなさそうでしたがビビりなので起きてました。サヤカが寝てたので。
みんな駅のはじからはじまでうろうろしていました。
イケメンだーと思ってジロジロ見てたら「マシュマロ食べる?」と勧められてしまいました。いやーそんなつもりじゃなかったんですが。
コーヒーを飲んでたので、カップを自分の座ってる前に置いてたのですが、このスタイルは小銭せびりのスタイルそのままなのに気づきました。
これで犬を連れてたらカンペキです。

なんだかんだで夜明けが近くなり、本当に寒くなってきたのでついにユニフォームを着用しました。
ニュルンベルク行きの電車でまたぐっすり寝て、天気が良かったのでイタリアユニフォームを脱ぎました。
電車が到着する直前で、ちょっとあせってたのでバタバタと出てきたのですが、駅に出てちょっと一休みしてたら、腕にはめていたスウェーデンバンドが消えていました。
え!なんで?!
あわてて着替えたときにスウェーデンだけ取れちゃったみたいです。
とほほほほ。
でもニュルンベルクにはスウェーデン人少なそうなのでいいです。

観光しようにもインフォメーション見つからないし、地図もないし、適当に歩いたらたいてい道に迷うのでやめました。
駅のカフェでWカップ朝ごはん(白ソーセージ)を食べたのですが、ビールが出てきてしまいました。おいしかったけど飲めません。
ソーセージはうまかったですが。
隣の席に日本のメディアの人がいてしゃべってたのですが、これがまた鼻につくんだ。
自分のこと何様と思ってるんですか、的な話し方するんだよね。
ヤダヤダ業界人って。

たくさん日本人が歩いてました。
20人くらいの団体が歩いて来てて、あーツアーで来るんだなーとボーっと見てたのですが、
団体の後ろのほうにいる人が、ダーリンの同期の人に似てたんですよ。ジーっと見てたら、その横にも会社にいた人に似た人がいるんですよ。
ていうか、本人だし。
げーあの団体会社の人だよー!
別の事業部なのですが、あちらは儲かってるのですよ。
けっ。
カンケーないけどね。

朝ごはんにナゼカフツーサイズのサッカーボールがついてきて、非常に邪魔でした。
それまでは全然目立たなかったのに、突然目立つ2人になってしまいました。サッカーボール抱えてるからね。
途中で捨てました。
旧市街を歩いてたのですが、ものすごいクロアチア人の数。
しかももうみんなすでに勝ったかのように陽気。やたら歌ってるんだよね。
8割はクロアチア人だったと思います。
眠かったので歩き回るのをやめ、FAN MEILEのある広場近くの公園へバスで行きました。
向かいに日本人が座ってたのですが、彼らのなかの1人がこれまたチケットをやたら持ってるらしく、あそこはどうだったここはどうだったと話しておりました。
あーもーこういうの聞いちゃうタチなのよねぇ。でなんかむかつくのよねぇ。ヒガミっぽいのかな。
バスの中にいたイケメンをジロジロ見て気を紛らわしました。

公園の日陰で昼寝して、スクリーンのほうへ行ったのですが、暑い。帽子を持ってくればよかった。ベルリンは寒かったのに。
昼ごはんを食べて水分をしっかり補給して観戦。

試合の感想。
あのパス回しは一体・・・。
神様の考えることが最後までよくわかりませんでした。大黒遅いよ出てくるのが。
堅く守ってカウンター狙いだったんだろうけど。クロアチアもあせってた感じがあるしね。
最後のほう攻撃のリズム良かったと思ったんだけど、時間が足りなかったね。
なーんか、ビミョー。
試合前に元気いっぱいだったクロアチア人もビミョーな感じになってました。
うわーすっきりしない終わり方ー!

暑さと寝不足でだいぶ疲れてたので、試合終了と同時に駅に向かいました。
疲れたときは甘いもの!ということで私はチョコパフェを食べて元気回復。
昨日の反省から、早めにホームに向かいました。
通路にアレフ?アルフ?日テレの顔の濃いアナウンサーがいた。
ホームで座ってたら北澤が歩いてきた。
試合前に、北澤いたら笑えるね、とかしゃべったのでびっくりした。
ちっさかったよ。

ニュルンベルクからベルリンまで乗り換えナシなのでぐっすり寝られると思いビールを飲んで乗車したのですが、
車内のエアコンが強すぎて寒くて目が覚めた。加減と言うものを知らんのかね!
でも椅子は快適だったよ。ICEっていいよね。

ベルリン中央駅で50分くらい電車を待たねばならなかったのですが、どうしてもうどんが食べたくてアジアカフェへ行きました。
中央駅オープンのときにも来たアジアショップです。
オーダーがちゃんと通ってなくて15分くらい待たされて、出てきたうどんがどう見てもフォーにしか見えません。
鶏肉入ってるし、パクチー入ってるし、汁が白濁してるし辛いし。
や、これはこれでおいしいですが、うどんではないのですが・・・。
麺以外はすべて不正解。
こちらで本物のうどんを食べることは難しいのかもしれません。
FORZA ITALIA!
試合は21時からですが、電車の遅れや入場時の混乱を考慮して早めに出発であります。
ベルリンから4時間くらいでカイザースラウテルンに到着しました。
ICEは相変わらず快適です。今日は遅れることなく乗り継ぎもスムーズに行きました。
マンハイムまでICEで行って、そこから臨時列車のカイザースラウテルン行きに乗ったのですが、帰省ラッシュの新幹線のようでした。
アメリカ人ばっかりだし。エルビスプレスリーのかっこした人いた。

街についてぶらぶらしたんだけど、別にすることないし何にもないし、FAN MEILEも込み合ってるのでもースタジアムに行くことにした。
まだ17時半だったんだけど。
入場時の荷物チェックは、FAN MEILEと同じくらいだった。化粧品が結構引っかかってた。
せっかく持ってきたうるおい補給用のフェイススプレーが捨てられてしまった。あーあ。
傘も預けろと言われたけど面倒だったので預けなかった。そういうことも出来ちゃうのね。
ポケットが3つあるのに1個しか見ないんだもん。

荷物検査エリアからスタジアムまで、坂道だった。
酔っ払ってたら昇るのを挫折しそうな感じでだらだらと続く坂道と階段でした。
飲んでなくてよかった。

入場時の名前チェックも何にもなし。スイカみたいに入場したよ。タダの紙に見えたチケットなのに。

席に着くほどの時間ではないので、ビールとソーセージを食べてました。
以前会社の人とフットサルをするときに購入したなんちゃってイタリアユニフォームを着用してたので、イタリア人に人気であります。
ベネチアあたりから来たイタリアの酔っ払いたちに気に入られ、ビールをおごってもらったりしました。
みんなおそろいのTシャツ着てるの。
みんなあんまり英語を話さないので、私はよくわかりませんでした。
英語を良くしゃべる子が一人いまして、これがイケメンで。
しかし私はマッスルのような濃いイタリア人にやたら気に入られ、貞操の危機でありました。
イケメンが「気をつけてね」と言うのですが、だったら助けろって感じでありました。
なんとかほっぺにチュゥまでで切り抜けました。うひー。
でも最後にイケメンにもチュウしてもらったのでよしとします。かわいかったなー。

すっかりラテンのノリにぐったりしてしまいました。その後日本人のおじさんが話しかけてきましたが、日本人をバカにする発言をしながら、日本人にしか話しかけられてないあたりに見切りをつけたので私はあまり会話しませんでした。
「良くここまで来るわなー」ってアンタも来てるんですけど。
微妙にチケットをたくさん持っていることを匂わせるあたりも鼻につき、ラテンのノリのほうが楽だったなーと思いました。

われわれの横に立っていたイギリス人とも話しました。
クライアントが今日アメリカ代表でプレーするとか言ってました。すごーい!
今日はアメリカを応援するけど心はイギリスだと言い、次のスウェーデン戦もスタジアムに行くといってました。
すてきー!
こっちは全然鼻につかないんだけどねぇ。なんでかねぇ。

いいかげん時間をつぶしたので席に着くことにしました。
サヤカがビールのカップのデポジットをもらいに行くのを待っている最中に、酔っ払いのスイス人に連れてかれそうになりました。
なんとかほっぺにチュゥまでで切り抜けました。
さらに入場口の階段前でもイタリア人に捕まり、なんとかほっぺにチュゥまでで切り抜けました。

おっさんばっかりなんですけど。

カイザースラウテルンのスタジアムはサッカー専用らしく、トラックとかないので観客席からピッチがすごく近い。
で建物自体も大きくなくて、甲子園のアルプススタンドみたいに観客席が高い。
入ったときはもう練習も終わってたのでピッチには誰もいなかったのですが、大コーフン!
100ユーロ払ってますので、結構いい席であります。
うおーピッチが近いー!

観客はアメリカ人のほうが多かったような気がします。
バスケットボール持ってる人とか、アイスホッケーのユニフォーム着てる人たちにサッカーを応援する資格はないと思いつつ、アメリカ人の何でもナンバーワンになりたがる愛国心て鼻につくなーと思いました。
「とりあえずサッカーは良くわかんないけど負けたくないぜー」的な感じがね。
鼻につくことばっかりのようですが、そんなことないのよ。
国歌斉唱はアメリカ人と一緒に歌ったもん。歌いたかったから。

試合の感想。
イタリアが手堅く試合を運んだ感じでした。
すったもんだで10対9で、追加点も奪えたのではないかと思ったのですが、チェコも負けたことだし手堅く勝ち点を取りに行ったなーという感じです。
アメリカも勝ち点1を守ったなーと思った。
試合中はチェコが負けたことを私らは知らなかったのですが。
トッティのフリーキック見ちゃった♪別にトッティ好きではないですが。
SPIEGLの特集に「トッティはもはやイタリアの英雄ではなく、イタリアである」って書いてあったからね。
デルピーも出てきたしね。

グループDは面白くなってきましたねぇ。
イタリア対チェコのほうが見たかったなぁ。結果論だけど。

駅に向かって歩いている途中、イギリス人に話しかけられました。
今度はしっかりブリティッシュなのでよく聞き取れません。
準決勝をベルリンに見に行くから番号教えてと言われましたが、コペンハーゲンに行ってるからいないと断りました。断りヘタな自分としては上出来であります。
この人たちもやたらチケットを持ってる人でした。なんでみんなそんなにチケット持ってんの?
ビールおごってもらえそうでしたが、疲れちゃったし夜は長いし、何よりブリティッシュが全然聞き取れないのでお断りして駅に行きました。
これまたほっぺにチュウであります。「フランス人みたいにあいさつしよう」とかいって。
おっさん3人であります。一人はじいさんだよ。

こんなにほっぺにチュウされる日はもう来ないかと思います。
おっさんばっかりだけど。

電車まで時間があったので、カイザースラウテルンの旧市街らしきところをうろついて駅に戻ったのですが、フランクフルト行きのICEが来るホームが入場規制してた。
げーなんだよー!
電車乗れなかったら面倒くさいなーと思ったのですが、なんとか乗ることができました。しかも座れました。
乗車口がとても狭いのに人がどさーっと乗ろうとするので、元旦の浅草寺のようになっておりました。「押さないでよー!」とか無理な注文する人がいました。
この時点で1時半。眠い。
川淵キャプテンが「日本にもカカがいれば・・・」ともらしたそうですね。

それを言ったらアンタ、みんな欲張っちゃうよ。
それをいっちゃぁおしまいでしょ。

日本にもカカのような思い切りの良さとかさ、別の言い回しがあるでしょ。

それをねぇアンタ、「カカがいれば」って、日本代表に失礼でしょ!!

川淵キャプテンて、何のキャプテンなんですか?

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