実朝の首

2013年3月30日 読書
鎌倉時代も書いているって初めて知りました葉室麟。

とても面白かった!男むさい坂東武者にも萌えますよ。
やたらむさくるしい和田義盛好きなんですよ。この小説には名前しか出てきませんけどね。

実朝暗殺から承久の乱までの間がこんなに面白いとは思わなかったヨ。

波多野で長尾定景をおっぱらうところとか、すごく盛り上がりました。心の中で。
ホントに数人で千騎の軍勢をおっぱらったのか?って感じですけど、やり方次第ではできちゃうのかも、と思えてきて爽快です。別に定景は悪者じゃないんだけど。

悪者がいないのが面白いのよね。それぞれが正義とか信念を持っていて、その心に忠実に生きていると。
その結果討ち死にすることが明確であっても信念を曲げない。

モエー

やっぱし鎌倉時代は面白い。
永井路子の小説なんかエンドレスに読み続けられるのだ。

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