誰がため

2012年10月7日 映画
ヨーロッパ映画祭り。
これは映画館で見たかったのですよね。といって見逃すことがほとんどですけれど。

いやー切なかった。切な死にするところだった。

これまた使命感を背負った若者が巨大な敵に向かってテロ行為を行う話なんですけれど、自分の背負っていた使命感に疑問を感じる出来事が次々に起こり、何を信じたらよいかわからなくなってしまって追い詰められるのであります。

使命感に燃えて輝いていた主人公・フラメンがどんどん迷っていく姿が大変に切なく美しい。

若さとは罪なものでありますな。

北欧映画っていうとホンワカしたものが多いですけれど、こちらはとてもハードボイルドで、デンマーク映画のイメージを覆すものでした。
これいいっす。ヘタな甘さとか全然なくて。

彼らにも暗い歴史はある。
てか昔はずーっとスウェーデンと戦争してたし。
現代の北欧諸国が平和でステキな国なのは、過去の戦争の歴史を反省してのことなのかしらね。

あやうくレジスタンス祭りに突入するところだった。
オランダの映画「ブラック・ブック」もいいわよ。

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