ヘッドフォンで音楽聴きながら電車で読書。まるでバービー人形のような女の子が豹柄男子と一緒に10時の方向に立っていたのは知っていたのですが、耳もふさいで小説も終盤で、どこを走ってるかもよくわからない感じでした。

途中駅で私の両サイドにスペースができたときに女の子がすすすとやってきて着席。それまで何にも聞こえてなかったんだけどなぜか「せき、つめてほしい」と豹柄男子に話しているのだけ耳に入ってきました。

じぶんの希望を口にするその素直さ、わたしにおくれ。

手に入らなかったときに悲しい思いをするのがいやで、手に入りそうにないものは「別にほしくないもん」て言い続けてきた私には、何かが足りない。欲しいものを欲しいと言って手に入れる努力を、ずいぶん前から放棄しているなぁと、ちょっと前から気づいているんだけれど。

さて本作。
面白かったよ。アマゾンの評価は低めだけど、何が気に入らないのかよくわからん。小説って奥深くなきゃいかんのかね?
こういう横に広がったストーリーでもいいじゃんね。マンガっぽいかな。マンガになった様子が目に浮かぶ感じ。「ラヴァーズ・キス」に似てる。マンガのね。

高校って、こんな楽しげなところだったのか。知らなかった。
私は17歳の時に何してたかな。

写真とか見ると、ってか高校生の時の写真て結構あって、見るとクラスメイトとすごく楽しそうに写ってるんだけど、この小説で言うところの「上」か「下」かで言えば下よりの中で、さらに言うならば「外」だったと思うんだよね。

そういうところに、素直さが欠けていると思うんだ。
それって中学生の時からそうで、だから私は慢性厨二病なんじゃないかと思うわけ。

昨日iPODをシャッフルしてたらRADWIMPがかかったんで久々に聞いた。こちらも重度の厨二病。DADAのPVが好きでアルバム借りたんです。

だめって言われて「大丈夫、私は平気、気にしてないから気にしないで」というフリをやめたいけれど「やだ、なんとかして」と言って嫌がられるのがいやで、その力加減がわからなくて自分の発した言葉に一喜一憂して、その返事にも一喜一憂していけるかもとだめかもの原因を集めて一喜一憂して


なかなかにお目出度いわたし。

あ、席はつめましたよ。

コメント

紅緒
2012年4月25日1:16

私は上には入れないけど、上にいようとしてた気がする。
うちの高校、ほのぼのしてて、みんな仲良かったから、
上グループが大集団で、その隅っこのほうにいた感じかも。
青いな、高校時代(笑)

メルヘン
2012年4月26日20:44

青春ったぁーよく言ったもんだわよねー青いわよねー
カッコつけて外側に立とうとしてた自分がハズイわー!

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