こないだ買った東洋経済「30歳の逆襲」を今日やっとちゃんと読みました。

なんつーか、「ボンヤリ生きてる30代は、お先真っ暗ですよ」といわれているような気がして若干ゲンナリしました。

自分は決してボンヤリ生きているつもりはないしそれなりに努力をしているつもりだけれど、コレを読むとベンチャー社長とか出てきて成功体験語ったり、今の企業の給与体系やなんかを並べて「このままですと手取り収入は減るばっかりですよ」とか言われてるわけですよ。

もちろん雑誌の記事なので、極端な事例を持ってこないと面白くないと思うんだけど、「いやこういう人たちはほんの一握りの人でしょ、大多数の人はそうは上手く行ってないんだよね」と誰かに確認したい気持ちになります。

経済成長を前提としている日本企業の給与体系(年功序列)はすでに経済成長が頭打ちとなっているため、人件費が重荷となって将来必ず行き詰る。
年功序列で給与が上がってきた団塊世代・その次の世代はそのシステムが行き詰る前に退職するため、退職金・企業年金がもらえて悠々自適。

彼らの第二の人生を支えるための負担ばかりが我々氷河期世代にのしかかるわけです。

かつて一流といわれた企業の倒産を目の当たりにしたアラサーは、企業と言うものを信じられずに飛び出していくと言うわけです。

はぁそういうものですか。

私の家族は、親戚一同を見回してもサラリーマンがほとんどいないので、サラリーマンてこんなもんなのかなと思ってたのですが、違うみたいね。
特集の中でも「XXさんの父親は・・・」という記述が多く、親を見て「自分はああなる」とか「自分はああはならないぞ」という原動力があって今がある、というのが多かったように思えます。

良くも悪くも親の影響があるんだね。

私の場合は、私が家族の中での第一号サラリーマンだったので特に口出しされることはなかったし、好きにやりなさいな、と言われてきたので、ハングリー精神がないです。

ただ、やりたいことをやってきた反動で今は話題沸騰の非正規雇用ですけどね。
かといって最初の会社辞めるんじゃなかったって思ったことはないよ。

話がグチっぽくなりそうなので軌道修正。
特集の中で、「自分探しの無意味さ」とか「自己啓発はホドホドに」とか「キャリアアップのための仕事ではなく、与えられた仕事を全力でやることでキャリアアップにつながる」といったポイントはすごく共感できる。というか、そうだよな、と思います。

今の会社でも、成功した人っていうのはみんながみんな成功までの道のりをきっちり描いてそれに沿って歩いてきたわけではなく、目の前の仕事なり任務なりに全力で取り組んできたことで成功した人も多くいるんだよって言われたことがある。

あと半年がんばって何もなかったら次のステップを考えよう。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索