書評が出ていたわけでもなく、帯に輝く「29歳」の数字に心奪われ、購入しました。

最近単行本をよく買っています。
29歳シリーズ。

第えーと3?4?弾の本作品は
中堅商社の社史編纂室に異動というか左遷させられた主人公が、人知れず同人誌作成という趣味を人知れず楽しんでいたのですが、あるとき課長にばれてしまいます。若者文化をかじりたい課長は腐女子とはなんたるかをネットで調べ、編纂室でも同人誌を作ろうと言い出します。そんな課長を尻目に主人公は生真面目に社史の編集を進めるうちに会社の闇の部分を発見してしまう、といったものです。

私、人に物事を説明するのが大変苦手です。

三浦しをんといえばBLオタクで有名ですので、きっと面白いに違いないと思ったのです。主人公は29歳だし、こりゃ買っても損はなかろう、と思って。

あっという間に読み終わってしまいましたが、面白かったです。
会社の闇に迫るサスペンスあり、コミケのなんたるかを詳細に説明した部分あり、小説内小説ありと盛りだくさんです。

この人は本をたくさん読んでいるんだろうなぁと思いました。

好きなものをトコトン愛するタイプなんじゃないかと思います。

もう読み終わっちゃってざんねーん。

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