カバーのデザインが素敵だと思います。

ベテラン精神科医・リチャードのもとへ、神を名乗る男・ガブリエルが診察に現れ、鬱になっている自分を助けるため10回の面談を申し入れる・・・

リチャードは、ガブリエルが神を名乗るのは精神疾患のせいであり、彼の話はすべて妄想であると考え、医者として彼と面談を重ねます。
しかし話をすればするほど、科学的に説明のつかない彼の様子に気づかされ、彼の話に強い興味を惹かれていきます。

というサスペンススリラーです。フィクションです。
医学はあまり関係なく、どちらかというとカトリックのお話。

宗教思想に苦手意識があるので、話が進むにつれて理解不能に陥りました。
小説としては面白いのですが、「神はすべて知っている。偶然の出会いはなく、すべて神の導きである」みたいなことを言われてしまうとうさんくさいな、と思ってしまうのです。

神の存在を感じたことないからなぁ。

神は全知ではあるが全能ではなく、世界を平和に導くのは神ではなく人である、ということかなーと思います。

ブックレビューを書くときって、レビューする本を見ながら書くんですかね?
私は見ないで書くので、読み終わって覚えていることとか覚えている感想を述べるに留まっています。
面白かったー!と思った本でも、具体的なことはあんまり覚えてないことが多い。

この本も、面白くなかったわけではないのですが、覚えている印象は「かとりっくじゃないからなぁ」というものでした。
カトリックの考え方を垣間見ることができ、かといって説教臭くないのでいいと思います。

コメント

nophoto
富予算
2009年5月1日10:33

テレビのブックレビューでカンナちゃん(ちゃんとよぶ年齢です、私が)が紹介していておもしろそうなタイトルなので読んでみました。はじめっから、神様やん!と叫びながらね(笑)でも、最後が気になって、、、途中で眠くて眠くて、、同じです。で、最後の質問集だけひっかかったのが印象的でした。自然界のさまざまな不思議を感じるときには神の存在を思うこともあります。

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