「もっと面白く科学を教えてくれたら私だってもっと興味を持ったに違いないよ!」というジレンマを、サイエンスライターを名乗る科学者が語った本。
週刊ブックレビュー(得意のNHK BS)で紹介されてて、とても面白そうだと思ったので先日の誕生日にママから頂戴いたしました。

あっというまに読み終わってしまいました。
面白くて。
科学についての知識がなくても、「シャンパン片手に語りたくなる薀蓄」といったレベル(らしい)なので難しくないし、「変人」扱いされる葛藤が伝わってくる内容です。

科学者に限らないけど、学者っていうのは、自分の専門領域について難しく語ることが自分のステータスだと思っている人が多いよね。

本当の教養っていうのは、インプットの能力ではなくてアウトプットなんだよなーと常々思っていたので、この本を読んで「そうなんだよ!」と強く同意するところが多かったです。

オモシロそうな本がたくさん紹介されていたので、図書館に行きたいと思います。

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