http://www.bowjapan.com/iservedtheking/

1963年ごろ、共産主義体制下のプラハで出獄したヤン。ドイツとの国境地帯の山中に向かい、廃屋でビールのジョッキを発見した彼は、給仕人として生きた自分の人生を振り返る。かつて若いころ、田舎町のホテルのレストランでビール注ぎの見習いを始め、やがて高級娼館で務め、そしてプラハ最高の美しさを誇るホテルで給仕の修行をしたヤンだったが……。


欧米でヒットした小説を映画化したものだそうで、タイトルと実際のストーリーがしっくりこないなーと思ったら歴史的背景があったようです。
映画見ただけだと、エチオピア皇帝のほうがいいんじゃないの、と思わせます。

おとぎ話のようなストーリーと映像が広がる前半と、対照的な後半。
贅を尽くしたホテルを舞台に、給仕ヤンの目の前に広がるブルジョワたちの世界。
戦争が始まる前と後のホテルの対比が、チェコ人の誇りと悲しい運命を表現していると思いました。

小説読んでみたいな。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索