今日もドイツ映画祭り。


「Die Welle」
ある高校で、<国家の形態>をテーマとする一週間の特別授業が実施される。若い教師ライナーが担当を命じられたのは、<独裁制>のクラスだった。ライナーは<独裁制>が発生するメカニズムをさぐるために、全員に白いシャツを着用させ、自分への絶対服従を命じる。生徒たちは自主的につくったマークを街中に落書きして学外でも存在を誇示し、他のグループとの抗争まではじめる。やがてクラスのなかには異分子を排斥する空気が生まれ、恐るべき暴力が発生する……。<独裁制>の本質を追及する、実話に基づいた衝撃的作品。


前日見たベルリンDJのなかで気弱な実習生だった男の子が、今日観たこの映画の中でクラスのワルのアタマだったのが笑えた。
ドイツの俳優って数が少ないのかな?

非常に面白かったです。
実話を元にした映画であるだけに、衝撃のラストで後味が非常に悪いのですが、かえってそれがリアルで怖い。

前にテレビでやってた差別の授業と似てた。ただ「独裁」の授業をドイツでやるってのが面白いね。

冒頭では生徒たちが「またナチスかよ」「独裁なんて今のドイツにはあり得ない」とウンザリしてたのですが、授業が進むにつれてイキイキしていくのが非常に怖い。

授業の中で、先生が指導者となりイロイロ言って洗脳するわけですが、生徒たちはもちろん、自分自身も「先生の言ってることはおかしい」と反論することが出来ない。

コワー

映画では生徒にフォーカスしてたのですが、先生にももっと焦点を当てられていたらよかったな
先生は何を思って実習を進めていったのか気になるところです。

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