Sehnsucht nach Berlin

2008年3月26日 日常
StichwortというドイツのPodcastがあり、約毎週ひとつの単語にまつわる話を5分弱つらつらと述べられるという、ドイツ語のボキャブラリー強化にうってつけなのです。
語彙だけでなく、ドイツ語圏のユーモアなども感じられてよい。
ちょっと難しいけど。

毎週新しくしてるのかと思ったらこないだ「今年、2004年は…」って言ってたな。

今週の単語はsehnenでした。故郷をなつかしむ、といった意味の動詞です。

以前何かの読み物で、「いかに外国語を勉強しマスターしたとしても、その単語を聞いただけで感じられるニュアンスまでは学ぶことは出来ない、どれだけドイツ語を勉強しても、Sehnsuchtという単語から感じられる望郷の念を我々は感じることはできない」というのを読んだことがあります。ドイツ語だけじゃなくてフランス語と英語の例もあったんだけど忘れた。

どうやらsehnenとかSehnsuchtってのは美しいドイツ語らしい。
確かによく詩とかに登場する。

これはつまり、私たちが「桜」という単語はそれを聞いただけで、冬の間のゴツゴツとした木から花が咲く前の色づいた枝、一気に花を咲かせ、散っていく儚さ、さらには「どこで花見をしよう」と考える高揚感を思わせるものである、ということを、日本で生まれ日本語で育っていない日本語学者にはわかりえない感情であるのと同じことだと思うのです。

前置きのヘリクツが非常に長くなりましたが、最近ベルリンへの望郷の念が非常に強くなっております。
6月に行こうかなとちょっと考え出して、しかもそれが全然現実味の無いことでもないっていうのが非常に影響を与えていると思います。

ベルリンの求人情報探しちゃったもんね。

別に何をしたいというわけではないんだけれど、
ブラブラとしていた頃が大変懐かしく、用も無いのにRosenthaler Strasseをブラブラ歩いて気まぐれにカフェでマキアート飲んでTIP読んでヒューマンウォッチングしたい。
Eberswalter strasse-Danziger strasseの交差点のあのカフェでもいいなー!
Harkescher MarktからAlexまで歩いても楽しいし、Unter den LindenのEinsteinでApfelstrudel食べてもいいねー!
そしたらDussmannにも行くねー!

Alex駅の工事は終わったのかなー!

Wohnzimmerのサンドイッチはまだ3ユーロなのかな。
あのあたりのカフェは結局いつも同じところにしか行かなかったなぁ。
Lychner Strasseのケバブ屋はまだあるかな。Haloumi食べたい。
Tandemの向かいのカフェもまだあるかな。あそこの工事は終わったのかな。

Becks飲みながらHerr Lehmanを観たい。

がんばって働こう。

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