マネー

2007年12月19日 日常 コメント (2)
今日会社の帰り道にふと考えたのですが、銀行が儲かる仕組みってすごいなと。

個人顧客である私らは、銀行にほとんどお金を払ってないじゃん?
たまに時間外にATM使うと105円とかとられるけど、今はそれも無料化するところが多いし、年間で考えればほんのちょびっとじゃん。

でも普通預金ならお金預けるのにお金かからないじゃない。
つまりサービスをタダ同然で受けてるわけでしょ。

なんか人材紹介の仕組みみたいなんだけど、企業がその分をまなかうだけのお金を銀行に払ってるから個人向けサービスがタダで提供できるわけでしょ?

そんな銀行の儲かる仕組みを今わざわざ素人の私が語る必要もなく経済は成り立っているわけだけど。

お金って、ものすごい集団催眠じゃない。それを基盤にしてる銀行っていうか金融業界って、なんかすごいよね。

1万円札がなぜ1万円の価値があるのかって、それはみんながそうだと信じて疑わないからでしょ。
逆を言えば、たとえばとある腕時計が1万円で売ってるとすれば、
それは腕時計が1万円なのではなく、1万円札と呼ばれる紙きれが、その腕時計と同等の価値があると、世界が信じて疑わないから、その紙切れでたとえばスニーカーも買えるわけでしょ。
ナイキのスニーカーを買いに行くのにいつもスウォッチを持っていくわけにはいかないから、便宜的に誕生したのが貨幣でしょ。

貨幣が誕生する前はまさにそういう、同等の価値のある者同士を交換するのが市場だったのに、いつの間にかお金というものが誕生して持ち運びも便利になり、いまやその貨幣すら消え去ろうとしているじゃない。
電子マネーだとかクレジットカードの普及によって、「このカードを持ってる人は、これだけのお金を持っていると同等であると信じてもらえます」という印籠みたくなって、そのカードやらケータイやらでチャリンとお買物ができるようになってるじゃない。

じゃお金はどこへ行くわけ?
銀行の金庫にたくさんあるあの紙切れはどうなっちゃうわけ?

地球温暖化防止のために紙幣も廃止するのかな。

やはり形のないものを扱う金融業界って不気味ね。

コメント

淵瀬春秋
淵瀬春秋
2007年12月20日5:41

利子をとらないイスラム銀行の仕掛けに興味がありますが、手は出していません・・・情報探すのが厄介そうで。
 アメリカの銀行(日本に来ているシティバンクN.A.とか)は、月間平均預金高が一定額以下の場合、口座保持料をとりますね。代わりに一定額以上預けると、トラベラーズチェックを手数料なしで発行してくれたり。ある意味で、正しいサービスの形なのかも知れません。
 実際のお金が動くのはまだいいのですが、先物投資のように、仮想的なお金(マネーと分けて言うようですね)が存在する事と、それが何度も破綻しているのに何度も対象を変えて勃興する、というのが私には恐慌の序曲のように思えます。

メルヘン
メルヘン
2007年12月20日21:54

たしかに口座維持手数料は取られますが、たいした額じゃないし、たくさん預ければ預けただけ受けられるサービスも利子も多いわけで…。

銀行の法人が花形って言われるのも納得です。

先物はマネーより意味不明ですねまったくもって。オソロシヤ。

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