http://www.morgenpost.de/desk/1342977.html

ドイツにおいて15歳から30歳の間の人々には、大音量によって耳の機能が衰えている人が多くいる。
そのもっとも大きな原因と言えるのが、クラブ・ディスコでの音楽である。

そこでベルリンでは、DJは、その大音量の音楽が及ぼす影響を学ぶべきであるとして、DJ免許を発行することにした。
TU(ベルリン工科大学)で専門家の講義を受け、デシベルについてや耳の構造、さらには客が障害を追った際の賠償について学ぶ。最終日には試験が実施され、合格すると証明書が発行される。

この免許を取得したDJ-Sizeは、「DJ免許なんて想像もつかなかったしこれまで耳のしくみなんて考えたこともないよ」とコメント。これまでに2200人のDJがこの講習に参加した。ベルリンのクラブMatrixやWatergateでは、ダンスフロアの天井にマイクを設置し、音量がどのくらいに達しているかモニタリングできるようになっている。「我々はお客さんのことを第一に考えてるのですよ」とはMatrixのスタッフの言葉。

もちろん耳の障害はクラブだけではなく、MP3なども考えられるため、こうした動きには批判もある。
しかしそれでもDJ-Sizeはどこでプレイするにも証明書を持っていく。

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大音量が耳に悪影響を及ぼす、というところまではわかりますが、それをクラブのせいにしてさらに免許を作るって、ドイツ人らしいよね。

クラブなんて別に好きで行ってるんだから、その人の耳のケアまで行政がやらなくてもいいと思うんだけど。
しかもそれを「試験→証明書」という手法でナントカしようってところが可笑しい。すでに2000人も講義を受けてるところがドイツ人。

ドイツ人の一体どこが真面目なんだと問われたら、こういうところだと思う。

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