今月は、北欧特集をしている雑誌が多いと思った。
OZは見なかったけど、SPURとプレシャス?とクロワッサンで特集してます。

北欧モダンリビングとかなんとか言う雑誌もあって、北欧各国のコーヒー事情を特集してます。
そこに出てるヘルシンキのアカデミア書店のカフェ、写真で見るときれいなんだけど実際行ってみたらやたら天井が低く、大きな天窓から光が降り注ぐ店内とは別の世界のように薄暗かった。
店内の様子が見渡せる席ならいいかもしれないけれど、わざわざあそこでコーヒーを飲まなくてもいいと思った。
現代美術館のミュージアムカフェのほうがよいと思うよ。

ヨーロッパライフは憧れの的ですが、実際にヨーロッパで生活してみると、あれこんなんかよ?と思うことのほうが多い。
憧れを抱いてヨーロッパに引っ越してきたら「こんなはずじゃなかった」の連続で大変だと思う。

テレビや雑誌に出てくるオシャレライフは、メディア向けであり、別にみんながあんなオシャレな生活をしてるわけではないし。

前にも言った気がするけど、ヨーロッパライフの「気取らない良さ」というのは真似できない。
真似しようとしている時点で気取らないフリをしようとしているわけで、自然体には絶対にならない。
「自然体の生活をしよう」と思った時点でそれはもうすでに自然体ではないと思うのであります。

スウェーデン人は結構気取ってると思うのです。
ベルリンのように、昔のテレビから飛び出してきたみたいな人は少ないと思うのです。
特に若者のファッションなんかは、考えてるなーと思うのです。
新聞にも「今日のオシャレさん」コーナーが出てるし。コレが結構面白いのであります。なんでもアリっぽくて。
アジア人は参考にできない感じのファッションが、特に男性に多い。
http://www.dn.se/DNet/jsp/polopoly.jsp?d=2808

こういう「カッコつける」ところも日本人に似てると思うのです。良くも悪くもね。
先週見たプライドパレードも、大々的に行われていたけれども、そこにたくさんの政党や企業が参加することによって、ぽぴゅリズムを強調している印象も強く受けたのであります。
もちろん自由平等を訴えることは悪いことではないし、ホモセクシャルの権利を認めることも悪いことではないのですが、なんかうそくさく見えてしまうのです。

ベルリンとストックホルムは正反対の性格を持っているのかもしれない。
ベルリンは、他者から見られることを非常に意識しつつも、他者からの評価は全く意に介さない。ストックホルムは、他者から見られることを(というか他者を?)好まないが他者からの評価を意識する。

なんか見栄っ張りの街みたいな感じですが、その分ファッションセンスが磨かれていいんじゃないですかね。

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