ドイツの商店がはやばやと閉店し、日曜日は買い物不可能なのは有名な話です。ドイツに限らないけど。オーストリアのほうがひどかったけど。
しかしドイツでは開店法(閉店法だっけ?商店法だっけ?)が昨年11月に改正されて、何時まで開けてもいいことになってます。

コスモポリタン、じゃなくてメトロポリス・ベルリン州ではもちろんどの州よりも早く州法を改正して11月から主なスーパー・デパートが閉店時間を部分的に延長しておりました。

が、今日のBerliner Morgenpost電子版によると、ベルリンの人は夜遅くに買い物するのは好きではないらしく、閉店時間を従来どおりの20時に戻す店舗も増えているそうです。

なぜなら、接客サービスが悪いから!

http://www.morgenpost.de/desk/862742.html
法律改正前は、店の開店時間が延長になる→人手が足りなくなる→雇用促進なんてプラスの方程式を考えたものですが、W杯を除いて今まで22時以降に店を開けたことが無いベルリーナーが、もうかるかどうかもわからない22時までの営業のために人件費をかけるわけがありません。

つまり営業時間が長くなるぶん店員が少なくなり、店員のやる気もそもそもないため、これ以上悪くなりようが無いと思われたドイツ的接客サービスがさらに低下しているのです。

ドイツ人でもやっぱり満足してないんだあのサービスには、と思います。

しかし法改正から半年経って、営業時間延長してよかったという店ももちろんあります。たとえばDussmannは、劇場帰りの人やレストラン帰りの人、観光客が夜にたくさんくるそうです。スーパーでも、夜に食べ物や洋服を買っていく人が増えたそうです。

だったら人増やせばいいのにと思いますが、人件費をかけたくないんですって。

不便じゃないのかしらねー
夜まで働かないから不便じゃないのか。

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