これも第二次世界大戦中の話ですが、タイトルどおり、おとぎ話です。
ずっと見たいと思ってたのですが、去年の今頃公開で見られず、ドイツで吹き替えで見たら全く意味がないのでずっと見てませんでした。

北の国の映画って、全体に控えめで、でも退屈しなくて、すごくかわいらしい映画が多いと思います。

ラップランドの夏のように(行ったことないけど)、全体的に褐色の世界で、言葉の通じない三人の生活を淡々と描いています。

最近のマイブームが「バベルの塔」でして(絵画のじゃなくて)、言葉の通じないことがいかに恐ろしくもどかしいかというのを、特に戦争映画の中で考えることが多い。
戦争映画っつってもベトナム映画だけど。

「バベルの塔」において、神の選択は間違っていなかったのかしら?
言葉の通じない世界は、神の天罰であるとすれば、人間はそれを乗り越えなければならない。
それはとても困難なことだけれど、この映画を見てると不可能なことではないんじゃないかなと思えてきます。

映画は物語だけれど、そういう救いがあったっていいじゃない。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索