打ちのめされるようなすごい本
2007年2月19日 読書
何度か言っているような気がしますが、私好きなんですよ米原万里さん。
去年若くして(56歳)亡くなられて本当に残念。
この本がすごい本だという意味ではなく、米原さんが出会ったすごい本の話です。週刊文春に連載されていた米原万里さんの読書日記と、各新聞に掲載された書評をまとめたものです。
出だしから「ゴルバチョフ回想録」など出てきて大絶賛されてて、さっそく読みたいです。
あっという間に読み終わってしまいそうでもったいなくて読めません。読むべき本はうちにたくさんあるんだけど、この本にもたくさん面白そうな本が出てて、キリがありません。
うちにあるものから読んでいかないと。
この本の内容とは違いますが、米原さんの話を読んでいると、自分は到底通訳者にはなれないだろうなと思えてきます。普段たとえば英語やドイツ語のニュースを見ている時、自分では意味がわかっても、ママとかに「なんて言ってんの?」といわれると、ものすごい大雑把な要約しかできません。
「外国語を理解する」ということと、「外国語の内容を正確に伝える」というのは全く別の能力だなと思います。
もちろん私は通訳になる勉強をしたことがあるわけでもなく、ただ外国語の勉強が好きなだけで、ある意味資格マニアとあまり変わらないレベルなんじゃないかと思えるくらいです。
いや、でも外国語は、ただ持ってるだけの資格よりは役に立つぞ。その国に行けばの話だけど(@_@)
理解した外国語を、別の言語に変換し、意味だけでなくニュアンスも正確に伝えるなんて、一体どんな脳みそがあれば出来るんだろうと思います。
どの言葉にも類義語はたくさんあるし、どの言葉も1対1で訳すのは難しいと思う。同じ言語グループ内だって難しいんですもの、日本語とロシア語なんて、想像がつかない。
映画「Lost in Translation」では、CM撮影のシーンで、監督の意図するところだけを通訳のMsカワサキは伝えておりましたが、本来の通訳者の仕事ってああいうことじゃないと思う。
あそこはデフォルメだなと思いますが。
そう思う反面、世界に伝えたい日本の文化や伝統もあるし、日本に伝えたい世界の文化や実像もたくさんある。ドイツ人が日本人に全く似てないとか、日本の礼儀作法とか、伝えたいことはたくさんある。
外国のことはともかく、日本のことは日本人が伝えなければいつまで経っても伝わらないのだから!などと使命感に燃えるときがたまにある。
何の話だったかな?
私も米原さんの真似して読書日記つけようかな。
去年若くして(56歳)亡くなられて本当に残念。
この本がすごい本だという意味ではなく、米原さんが出会ったすごい本の話です。週刊文春に連載されていた米原万里さんの読書日記と、各新聞に掲載された書評をまとめたものです。
出だしから「ゴルバチョフ回想録」など出てきて大絶賛されてて、さっそく読みたいです。
あっという間に読み終わってしまいそうでもったいなくて読めません。読むべき本はうちにたくさんあるんだけど、この本にもたくさん面白そうな本が出てて、キリがありません。
うちにあるものから読んでいかないと。
この本の内容とは違いますが、米原さんの話を読んでいると、自分は到底通訳者にはなれないだろうなと思えてきます。普段たとえば英語やドイツ語のニュースを見ている時、自分では意味がわかっても、ママとかに「なんて言ってんの?」といわれると、ものすごい大雑把な要約しかできません。
「外国語を理解する」ということと、「外国語の内容を正確に伝える」というのは全く別の能力だなと思います。
もちろん私は通訳になる勉強をしたことがあるわけでもなく、ただ外国語の勉強が好きなだけで、ある意味資格マニアとあまり変わらないレベルなんじゃないかと思えるくらいです。
いや、でも外国語は、ただ持ってるだけの資格よりは役に立つぞ。その国に行けばの話だけど(@_@)
理解した外国語を、別の言語に変換し、意味だけでなくニュアンスも正確に伝えるなんて、一体どんな脳みそがあれば出来るんだろうと思います。
どの言葉にも類義語はたくさんあるし、どの言葉も1対1で訳すのは難しいと思う。同じ言語グループ内だって難しいんですもの、日本語とロシア語なんて、想像がつかない。
映画「Lost in Translation」では、CM撮影のシーンで、監督の意図するところだけを通訳のMsカワサキは伝えておりましたが、本来の通訳者の仕事ってああいうことじゃないと思う。
あそこはデフォルメだなと思いますが。
そう思う反面、世界に伝えたい日本の文化や伝統もあるし、日本に伝えたい世界の文化や実像もたくさんある。ドイツ人が日本人に全く似てないとか、日本の礼儀作法とか、伝えたいことはたくさんある。
外国のことはともかく、日本のことは日本人が伝えなければいつまで経っても伝わらないのだから!などと使命感に燃えるときがたまにある。
何の話だったかな?
私も米原さんの真似して読書日記つけようかな。
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