昨日習ったスウェーデン語の文法が、朝起きたらすっかり頭から抜けてた。

あー。

スウェーデン語の所有代名詞は基本的にドイツ語と同じシステム(名詞の性によって語尾変化・でも格変化なし)なのですが、三人称に限り、主格としてその単語が用いられるときと、目的格として用いられるときによって利用する所有代名詞が違います。

例文1
「グスタフは彼の妻と、彼の車でストックホルムへ行く」

というときに、「彼の妻」の「彼」と、「彼の車」の「彼」は別の代名詞を使うのです。
前者の「彼」はhansといい、後者の「彼」はsinといいます。

この文で、後者の「彼」にhansを用いると、グスタフの車ではなく、誰か別の男性の車という意味になるそうです。
逆に、前者の「彼」にsinを用いると、誰の妻だかわかんないそうです。

えー!うそー!

例文2
「カールは彼の妻にキスする」

ここで「彼」はsinになります。
ここでhansを使うと、カールの妻ではなく誰か別の男性の妻ということになるそうです。

理屈はわかるんだけど、複雑な文章になるともーわけがわからん。

例文3
「ニルスは彼のスーツケースを持って、彼の友人たちの待つベルリンへ行くために、彼の父親と彼の車で空港へ向かった」

一番最後の「彼」は父親なのですが、この場合はどっちになるんだ?hansだ。
主語はニルスであり父親ではないから。

そもそも日本語において所有代名詞はさほど重要ではないので、「なんでもいーじゃん」と思えてきます。
そうもいかないのですが。

ドイツ語でいうところの、3格・4格になる名詞にはsinの類を用いるんだと思うのですが、スウェーデン語をいちいちドイツ語に直して格変化を確認する余裕はありません。

しかしこの理屈、言われてみればもっともな気がしてきます。
どうしてドイツ語や英語では単純に「彼の」と言うだけでその文章の主語の所有物であるとわかるのかしら?

…。
考えても寝られなくなるだけなのでやめときます。

そういえばこないだの免許証と振込みの関係が判明しました。
私が数字を読み間違えており、8歳の誕生日お祝いカードと思ってたところ、18歳のお祝いでした。
だから免許を取る用にお金をすこし振り込んだのでした。

・・・。

個人的には、すごく興味深い話です。
難しいですが。

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