ストックホルムから見たベルリン
2006年10月12日 ヨーロッパ旅行フランツのアパートがあるKungsholmenは、地下鉄でいうと中央駅の隣の駅にあたります。
つまり、ストックホルムの中心に程近いというわけです。
先にも述べましたが、アカデミー賞、じゃなかったノーベル賞授賞式?の晩餐会?が行われる市庁舎も近所にあります。
閑静な住宅街のため、夜は人気がありません。
ニルスが住んでいるSo:dermalmは、ヒップなヤングが集まるエリアで、夜でも比較的人が歩いています。
ベルリンで言うところのPrenzlauer Bergみたいなとこです。私の住んでるところです。
東京で言うところの中目黒みたいなところです。
しかし、ベルリンに比べたら夜は静かです。
特にKungsholmenは、全く人が歩いていません。
中央駅から5分のところがこんなにからっぽだなんて普通じゃない、とニルスは言っておりました。
普通かどうかはわかりませんが、確かに人気が全く無い。
週末でもちらほら歩いているくらいで、しんみりしています。
ニルスによると、ストックホルムの警官の数は年々減っていっているそうです。予算が無いから。
私にしてみれば、こんな人気の無い街に警官なんてそんなに要らないでしょと思うのですが、彼の理論としては、予算が無い→警官が減る→治安が悪くなっている、ということらしい。
週末の夜に地下鉄に乗ったらホームに大量の警官がいて、週末だからかなと思ったら「なにか事件が無い限り警官は来ない」とニルスは言っておりました。
本当かどうかわかりませんが。
しかしたしかに夜は人気が無く通りも暗いので、むしろベルリンよりは物騒な感じがします。
ニルスも強盗に遭ったことがあるそうです。
ニルスとニルスパパと、酔っ払いについて話したことがあります。
スウェーデン人にとって、酔っ払ってその辺でリバースしたり立ちションすることがかっこいいんですって。
「悪ぶる」ことがかっこいいと思われているんですって。
だから土日の朝、バーの前の通りはすごく汚いし、地下鉄もすごく汚れてるんですって。
汚れ具合はベルリンも大して変わらんと思うけど。
ヨーロッパでは、お行儀のよいお国柄といわれるスウェーデン人ですが、そんな彼らはひとたび酒を飲むとアグレッシブになるそうです。
酔っ払ってケンカする=カッコイイと考える人が多く、ほとんどの酔っ払いがアグレッシブだと言っていました。
ユゥエルとフィデルマがベルリンからストックホルムに遊びに来たときも、酔っ払いがフィデルマにずいぶんと汚い言葉をかけてきたそうです。
彼女は1年間ベルリンに住んでたのですが、ベルリンでそんな目に遭ったことは一度もないのに、ストックホルムではじめてそういう酔っ払いに遭遇したそうです。
確かにベルリンでは、地下鉄の中でも普通にビールを飲みます。
ビールを飲んでてもダレも変な目で見ません。日本からすれば、というかドイツ以外の国からすれば電車の中でビールを飲む=アル中のイメージからおっかない感じがしますが、全然そんなことありません。変な人もいるけど。
でも同じようにビールを飲んでいる人がいたら、「かんぱーい!よい夜を!」と声を掛け合ったりします。
ベルリンにはストックホルムの何倍も酒飲みがいますが、結構みんなフレンドリーです。
夜中までバーが開いていて明かりがともっている通りを選んで行くこともできます。
ストックホルムのバーやクラブは、3時で閉店しなければならないんだって。だから夜中は道が真っ暗、もちろん人気も無いから物騒だというわけです。
比較的のんびりした国と思っていたスウェーデンですが、なんだかそうでもないようです。
普段お行儀のよい優等生も、酔っ払うと何をしでかすかわからないみたいです。
なんかそういうところ、日本人に似てるわね。
行儀がいいって言っても、イタリア人やドイツ人と比べてだから日本人や韓国人と比べたら全然行儀良くないけどさ。
ま、それはともかく、果たしてストックホルムは本当に住みにくい街であり、ベルリンはドコよりも快適な街なのかしら?
確かにストックホルムの物価は高いし夜は物騒かもしれません。
ベルリンは何でも安いし、みんなフレンドリーです。
でもそれは、そういうベルリンに憧れる、というかベルリンのよいところを満喫したニルスの視点であり、すべてのスウェーデン人が同じように考えているかどうかはわかりません。
でも多くのスウェーデン人アーティストがベルリンを目指しているのも事実です。
ベルリンへ行くこと、ベルリンで何か成し遂げることがクールなんですって。
私には、東京に憧れる地方の青少年の感覚と同じなのではないかという気がします。
しかし私は東京生まれの東京育ちであり現在ベルリン在住なので、彼らの目に映るベルリンがどんなものなのかはわかりません。
ヤハリここはひとつ、ストックホルムで暮らさねばなりませんな。
つまり、ストックホルムの中心に程近いというわけです。
先にも述べましたが、アカデミー賞、じゃなかったノーベル賞授賞式?の晩餐会?が行われる市庁舎も近所にあります。
閑静な住宅街のため、夜は人気がありません。
ニルスが住んでいるSo:dermalmは、ヒップなヤングが集まるエリアで、夜でも比較的人が歩いています。
ベルリンで言うところのPrenzlauer Bergみたいなとこです。私の住んでるところです。
東京で言うところの中目黒みたいなところです。
しかし、ベルリンに比べたら夜は静かです。
特にKungsholmenは、全く人が歩いていません。
中央駅から5分のところがこんなにからっぽだなんて普通じゃない、とニルスは言っておりました。
普通かどうかはわかりませんが、確かに人気が全く無い。
週末でもちらほら歩いているくらいで、しんみりしています。
ニルスによると、ストックホルムの警官の数は年々減っていっているそうです。予算が無いから。
私にしてみれば、こんな人気の無い街に警官なんてそんなに要らないでしょと思うのですが、彼の理論としては、予算が無い→警官が減る→治安が悪くなっている、ということらしい。
週末の夜に地下鉄に乗ったらホームに大量の警官がいて、週末だからかなと思ったら「なにか事件が無い限り警官は来ない」とニルスは言っておりました。
本当かどうかわかりませんが。
しかしたしかに夜は人気が無く通りも暗いので、むしろベルリンよりは物騒な感じがします。
ニルスも強盗に遭ったことがあるそうです。
ニルスとニルスパパと、酔っ払いについて話したことがあります。
スウェーデン人にとって、酔っ払ってその辺でリバースしたり立ちションすることがかっこいいんですって。
「悪ぶる」ことがかっこいいと思われているんですって。
だから土日の朝、バーの前の通りはすごく汚いし、地下鉄もすごく汚れてるんですって。
汚れ具合はベルリンも大して変わらんと思うけど。
ヨーロッパでは、お行儀のよいお国柄といわれるスウェーデン人ですが、そんな彼らはひとたび酒を飲むとアグレッシブになるそうです。
酔っ払ってケンカする=カッコイイと考える人が多く、ほとんどの酔っ払いがアグレッシブだと言っていました。
ユゥエルとフィデルマがベルリンからストックホルムに遊びに来たときも、酔っ払いがフィデルマにずいぶんと汚い言葉をかけてきたそうです。
彼女は1年間ベルリンに住んでたのですが、ベルリンでそんな目に遭ったことは一度もないのに、ストックホルムではじめてそういう酔っ払いに遭遇したそうです。
確かにベルリンでは、地下鉄の中でも普通にビールを飲みます。
ビールを飲んでてもダレも変な目で見ません。日本からすれば、というかドイツ以外の国からすれば電車の中でビールを飲む=アル中のイメージからおっかない感じがしますが、全然そんなことありません。変な人もいるけど。
でも同じようにビールを飲んでいる人がいたら、「かんぱーい!よい夜を!」と声を掛け合ったりします。
ベルリンにはストックホルムの何倍も酒飲みがいますが、結構みんなフレンドリーです。
夜中までバーが開いていて明かりがともっている通りを選んで行くこともできます。
ストックホルムのバーやクラブは、3時で閉店しなければならないんだって。だから夜中は道が真っ暗、もちろん人気も無いから物騒だというわけです。
比較的のんびりした国と思っていたスウェーデンですが、なんだかそうでもないようです。
普段お行儀のよい優等生も、酔っ払うと何をしでかすかわからないみたいです。
なんかそういうところ、日本人に似てるわね。
行儀がいいって言っても、イタリア人やドイツ人と比べてだから日本人や韓国人と比べたら全然行儀良くないけどさ。
ま、それはともかく、果たしてストックホルムは本当に住みにくい街であり、ベルリンはドコよりも快適な街なのかしら?
確かにストックホルムの物価は高いし夜は物騒かもしれません。
ベルリンは何でも安いし、みんなフレンドリーです。
でもそれは、そういうベルリンに憧れる、というかベルリンのよいところを満喫したニルスの視点であり、すべてのスウェーデン人が同じように考えているかどうかはわかりません。
でも多くのスウェーデン人アーティストがベルリンを目指しているのも事実です。
ベルリンへ行くこと、ベルリンで何か成し遂げることがクールなんですって。
私には、東京に憧れる地方の青少年の感覚と同じなのではないかという気がします。
しかし私は東京生まれの東京育ちであり現在ベルリン在住なので、彼らの目に映るベルリンがどんなものなのかはわかりません。
ヤハリここはひとつ、ストックホルムで暮らさねばなりませんな。
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