ストックホルムの空港に着いたときから、耳に入ってくるのは主にスウェーデン語です。

ああ!ステキ!
iPODを持っていきましたが、ほとんど使いませんでした。音楽よりもスウェーデン語を聴きたかったので。

抑揚溢れるメロディアスな響きが耳に心地いい!

今のところはまだまだ何を言っているのか全くわからないので。

しかし、せっかく習ったのに使わないのはもったいない。
というわけで、両替・カフェではスウェーデン語を使いました。

使わないと上達しないんだけど、
使うと向こうもスウェーデン語で話してくるのが問題よね。
何言ってるのかわかんないんだもん。

一度はカフェでなんか聞かれて、わかんないからハイと答えてみた。メモに「m/s」って書いてて、なんだろーあれと思ってたら、コーヒーにお砂糖はお付けしますかと聞いてたらしく、砂糖とミルクがついてきた。
「m/s」→med socker(with suger)のことだったようです。

なるほどねー。
でも問いかけは全く聞き取れなかったので意味なし。

別のカフェでも何言ってるのかわからずイイエと答えてみたら、「twenty-nine」といわれました。
あ、金額だったのか。
数字の聞き取りはだいぶ出来るようになったけど、まだまだ100%ではありません。当たり前。

ニルスとは時間の言い方だけスウェーデン語でしゃべりました。数字のおべんきょです。
数字って大事だと思うのよ。

おうちでテレビを見てるときは、全く意味がわからないけれどぼーっと見てました。耳に心地よいので。
でも字幕だと結構わかるんですよこれが。
一度、デンマーク語のドラマをスウェーデン語の字幕で見てたんだけど、結構わかるんですよこれが。
刑事ものだったんだけど、大まかな話の流れはわかりました。
途中で目を離したスティナに解説しちゃったもんね。
英語が貧相だったけど。

見た目はドイツ語に似てるので、読む分には大体意味が取れる気がします。しかしリスニングとなるとさっぱり。
iとjとyの区別がつかないし、oとuとa*の区別も全然つかない。
だから発音もできません。
特にijyの発音の仕組みが全くわからず、マネもできません。

前途多難。

別の日には絵本を読んでみました。
絵本だから内容は難しくないんだけど、動詞の過去変化と形容詞の語尾変化がわからないと、辞書も引けないということがわかりました。
20ページくらいの絵本を読むのに大変な苦労でした。
ピッピを立ち読みしたときはあまり難しく感じなかったのは、すべて現在形で書かれてるからなのね。
なので「ニルスの不思議な旅」は買いませんでした。
読み終える自信が無い。
代わりにスウェーデン語の動詞2000という本を買いました。

スウェーデン語の何が好きって、あのテキトーな返事が好きなのです。
「あの」っつってもダレも知らないだろうけど。

YESはスウェーデン語でJa(ヤー)なのですが、あまりjaと返事してる人はいないと思います。
代わりに、息を吸いながら「あー」と言うのです。
マンガでいえば、床にたまごを落っことしちゃったときに出てくる「あー!」ってとこかしら。

他にも、ひらがなで表現するのは非常に難しいのですが、日本語で言うところの「気の無い返事」的な「んあー」ってところかしら。
「あぁ」ってとこかしら。でもしり上がりに発音するのよ。

このへんてこな返事が老若男女問わず普通に使われてるのです。アナウンサーもそうだし、2歳のちびっ子も使います。

これがねー好きなのよー。
耳にすると思わずにやりとしてしまいます。あれってスウェーデン語だけなのかしら?

一生懸命まねしてます。
でも日本人的感覚からすると、ずいぶん無礼な感じがするので気をつけたほうがいいかもしれないな。
相槌とか、だいぶ無関心に響く気がする。

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