北欧史に対する好奇心
2006年9月11日 歴史 コメント (4)先日ママに送ってもらった荷物に「物語北欧史」という新書があるのですよ。それを今読んでるのです。
世界史の教科書も送ってもらったので、先に教科書で全体の流れを思い出してから読んでます。
ちなみに結構たくさん忘れてることがありました。「イギリス革命」とか。なんだそれと思ってしまいました。ビックリ。
無敵艦隊が敗れた海戦の名前も思い出せなくて教科書を読んだんですが、出てませんでした。
ネルソンすら出てないので結局ウィキペディアを見たのですが。
・・・。
トラファルガーに決まってるじゃんねぇ!
だからトラファルガー広場なんじゃんねぇ!
バカ自分。
イギリス史は苦手らしい。
さて新書ですが、北欧5カ国の歴史を詰め込むのは相当無理があるらしく、相当はしょっている感じです。
デンマーク・スウェーデンを中心にした北欧史です。
デンマークとスウェーデンがスカンジナビアの覇権を争ってたからね。
ノルウェーはデンマークが支配したりスウェーデンが支配したりだったらしいよ。
でも著者はもっとイロイロ盛り込みたいらしく、文章の端々に「その背景には何があったのー?!」と思わせる表現が多い。
んで気がついたら北欧がカトリックからプロテスタントになってた。
そこが知りたいんですけど!!
北欧各国は90%以上ルター派(プロテスタント)なんですって。
信仰心が厚いというわけではないようですが。
なんでそうなったのかしら、と疑問に思ってたのですが、本には「当時勢力を伸ばしていたプロテスタントとスウェーデンの王が手を結び、貴族を味方につけてカトリックの領地を没収した。そのおかげで大陸に見られたような血みどろの宗教戦争を経験せずに済んだ」としか書いてない。
うそー!そんなカンタンじゃなかったはずー!
カトリックの人たちはみんなそんなに素直だったのか??
デンマークに至っては何も書いてない。気がついたら旧教対新教の争いになってた。えー?
北欧の改宗は、北欧史の転換点だと思ってたのですよ。
この後グスタフアドルフが新教側に立って三十年戦争に介入してスウェーデンはバルト海の大国になるわけで、それまでかつてない繁栄を誇っていたデンマークはグスタフアドルフの邪魔をしたらその繁栄にかげりが見えてきたわけで。
そこに至る過程として、改宗は重要なポイントだと思ってたのですよ。
それがたった1行でおしまいだなんて!
てことはそれほど重要でないってことか?
スウェーデンで一番人気だというグスタフアドルフについても、登場したかと思うとあっという間に戦死した。
教科書的にはスウェーデン史上最も有名な人だと思うのですが。
デンマークに対して独立戦争を起こしたグスタフヴァーサの方がイロイロと書いてあったな。
スウェーデンの基礎を作ったってことでヴァーサの方が重要なのかしら。
北欧諸国が世界史の教科書に登場するのは、シュレスヴィヒ=ホルシュタインを巡って神聖ローマ帝国とデンマークが争ったのが最後ではないかと思います。今手元に教科書がないからなんともいえませんが。
次に出てくるのはEU加盟じゃないのかな?ノーベル賞の設立かな?
私がヨーロッパを旅行したいと思ったのは、ヨーロッパの歴史を勉強してきて、その歴史の舞台をゼヒこの目で見てみたいと思ったからです。
んであちこち見てまわったのですが、北欧はその順序が逆になったのです。
コペンハーゲンもストックホルムも、都市としては知っているけど、歴史的背景は何にも知らない。
でももちろんどの国もそれぞれ歴史があり、それにちなんだ銅像や博物館がイロイロあるわけです。
それを見てもなんだかよくわからん。
何があったのかわかんないし、その銅像の人がどうして銅像になったのかもわからん。
もちろんドイツ中にある銅像がみんな教科書に載ってる偉人というわけではないし、私が全部知ってるわけじゃないけどね。
でもたとえば、ヴィッテンベルクの教会の扉を見たときに、ルターの95か条の論題のことを知ってると知ってないとは感激が全然違うと思うのですよ。
ルターやその後の宗教戦争について知らなければ「へぇ」で終わってしまうけれど、知ってれば「コレがあの扉か!!」と感激するのです。
感激したよー。今は当時のものとは違う鉄の扉になってるんだけどさ。
そういう感激が北欧で得られなかったのは残念。
まー別の目的(レゴランド・北欧雑貨など)で行ったからそれはそれで楽しかったけど、歴史を知ってればもっと楽しめたはず。
なのでストックホルムに行く前にいっぱい勉強してこうと思います。
が、北欧の改宗についてはどうやって調べていいか全然わからん。
世界史の教科書も送ってもらったので、先に教科書で全体の流れを思い出してから読んでます。
ちなみに結構たくさん忘れてることがありました。「イギリス革命」とか。なんだそれと思ってしまいました。ビックリ。
無敵艦隊が敗れた海戦の名前も思い出せなくて教科書を読んだんですが、出てませんでした。
ネルソンすら出てないので結局ウィキペディアを見たのですが。
・・・。
トラファルガーに決まってるじゃんねぇ!
だからトラファルガー広場なんじゃんねぇ!
バカ自分。
イギリス史は苦手らしい。
さて新書ですが、北欧5カ国の歴史を詰め込むのは相当無理があるらしく、相当はしょっている感じです。
デンマーク・スウェーデンを中心にした北欧史です。
デンマークとスウェーデンがスカンジナビアの覇権を争ってたからね。
ノルウェーはデンマークが支配したりスウェーデンが支配したりだったらしいよ。
でも著者はもっとイロイロ盛り込みたいらしく、文章の端々に「その背景には何があったのー?!」と思わせる表現が多い。
んで気がついたら北欧がカトリックからプロテスタントになってた。
そこが知りたいんですけど!!
北欧各国は90%以上ルター派(プロテスタント)なんですって。
信仰心が厚いというわけではないようですが。
なんでそうなったのかしら、と疑問に思ってたのですが、本には「当時勢力を伸ばしていたプロテスタントとスウェーデンの王が手を結び、貴族を味方につけてカトリックの領地を没収した。そのおかげで大陸に見られたような血みどろの宗教戦争を経験せずに済んだ」としか書いてない。
うそー!そんなカンタンじゃなかったはずー!
カトリックの人たちはみんなそんなに素直だったのか??
デンマークに至っては何も書いてない。気がついたら旧教対新教の争いになってた。えー?
北欧の改宗は、北欧史の転換点だと思ってたのですよ。
この後グスタフアドルフが新教側に立って三十年戦争に介入してスウェーデンはバルト海の大国になるわけで、それまでかつてない繁栄を誇っていたデンマークはグスタフアドルフの邪魔をしたらその繁栄にかげりが見えてきたわけで。
そこに至る過程として、改宗は重要なポイントだと思ってたのですよ。
それがたった1行でおしまいだなんて!
てことはそれほど重要でないってことか?
スウェーデンで一番人気だというグスタフアドルフについても、登場したかと思うとあっという間に戦死した。
教科書的にはスウェーデン史上最も有名な人だと思うのですが。
デンマークに対して独立戦争を起こしたグスタフヴァーサの方がイロイロと書いてあったな。
スウェーデンの基礎を作ったってことでヴァーサの方が重要なのかしら。
北欧諸国が世界史の教科書に登場するのは、シュレスヴィヒ=ホルシュタインを巡って神聖ローマ帝国とデンマークが争ったのが最後ではないかと思います。今手元に教科書がないからなんともいえませんが。
次に出てくるのはEU加盟じゃないのかな?ノーベル賞の設立かな?
私がヨーロッパを旅行したいと思ったのは、ヨーロッパの歴史を勉強してきて、その歴史の舞台をゼヒこの目で見てみたいと思ったからです。
んであちこち見てまわったのですが、北欧はその順序が逆になったのです。
コペンハーゲンもストックホルムも、都市としては知っているけど、歴史的背景は何にも知らない。
でももちろんどの国もそれぞれ歴史があり、それにちなんだ銅像や博物館がイロイロあるわけです。
それを見てもなんだかよくわからん。
何があったのかわかんないし、その銅像の人がどうして銅像になったのかもわからん。
もちろんドイツ中にある銅像がみんな教科書に載ってる偉人というわけではないし、私が全部知ってるわけじゃないけどね。
でもたとえば、ヴィッテンベルクの教会の扉を見たときに、ルターの95か条の論題のことを知ってると知ってないとは感激が全然違うと思うのですよ。
ルターやその後の宗教戦争について知らなければ「へぇ」で終わってしまうけれど、知ってれば「コレがあの扉か!!」と感激するのです。
感激したよー。今は当時のものとは違う鉄の扉になってるんだけどさ。
そういう感激が北欧で得られなかったのは残念。
まー別の目的(レゴランド・北欧雑貨など)で行ったからそれはそれで楽しかったけど、歴史を知ってればもっと楽しめたはず。
なのでストックホルムに行く前にいっぱい勉強してこうと思います。
が、北欧の改宗についてはどうやって調べていいか全然わからん。
コメント
ほんのfundamental knowledgeですが。(汗)
http://en.wikipedia.org/wiki/Sweden
http://en.wikipedia.org/wiki/Norway
(http://en.wikipedia.org/wiki/Denmark)
昔、教授に北欧は「徹底的に争わないで侵略され続けてその中で生きてきた国」だと聴いたことがあります。
だからものすごく知恵があって独特の文化があると。
魅力的ですよね(^−^)
こっそり冷戦のときなんかソ連とスウェーデンのところで緊迫してたと聞いて、鉄のカーテンてバルト海から南に伸びてただけじゃないのかーと思ってから勉強したくなりました。
つーかまた行きたい!
自宅に北欧史文献いろいろありますが、送りましょーか?
デンマーク全土がナチスドイツに占領された話とか、レジスタンスの話とか語りましょーか?
読みたーい!
聞きたーい!
卒論はそこだったんだー!すっかり言語系かと思ってた。勝手に。
個人授業頼むー!ベルリンに出前一丁お願いします。
文献てやっぱ英語だったりデンマーク語なのかしら??うひー読みたいー!リストだけでも・・・。