Das Leben Der Anderen
2006年5月6日 映画↑現在ベルリンで上映中の映画のタイトルです。
雑誌の評価が高かったので見ました。
ストーリー;
DDRに批判的な作家とその恋人(舞台女優)の生活を逐一監視するシュタージの男の話。
シュタージの男(コードネームHGW XX/7)は24時間作家の行動を監視・傍聴し続けます。
しかし監視し続けているうちに、彼らに共感を覚えるようになっていきます。
作家は、シュピーゲル誌に、DDRについての批判的な記事を書きます。
用心のため、特別に用意した赤いインクのタイプライターを使って書き上げました。
このタイプライターは床下に隠していました。
ある日隠しているところを、恋人に見られてしまいます。彼は彼女に内緒で記事を書いていたのですが、このとき彼女に記事のことを語ろうとします。
しかし彼女にとっては、彼が何を書いていようと関係ないと、無理に聞き出しませんでした。
そして記事が発表されます。
シュタージのボスはカンカンです。見張ってたはずなのに記事が出るとはどういうことだと。
男はタイプの隠してる場所を知っていますが、語りませんでした。
ついに舞台女優がシュタージに捕らえられ、タイプの場所を告白してしまいます。
彼女が帰宅するとシュタージがやってきて、彼女の告げた場所を探ります。
作家の男は、恋人がシュタージにしゃべったのだと気づきます。
彼女は耐え切れず家を飛び出し、ちょうど走ってきたトラックにはねられ死んでしまいます。
しかしタイプはそこにはありません。
シュタージが来る前に、HGW XX/7がタイプを盗み出していたからです。
結局作家は逮捕されず、HGW XX/7はシュタージを去ります。
壁が崩壊したある日、作家は自分の部屋に仕掛けられた盗聴器を発見します。このときまで彼はシュタージに監視されていたことを知らなかったのです。
彼はシュタージにある自分に関する記録を見て愕然とします。そこには彼の生活すべてが記録さていたのです。
そこで彼には疑問が湧きます。
なぜあの時、タイプライターがなくなっていたのか。
なぜ自分は逮捕されなかったのか。
彼は自分を監視し続けていた男を捜します。
彼の発見したその男はしがない郵便配達をしておりました。
彼は男に声を掛けることなく、通り過ぎていきます。
その2年後、作家は本を出します。
本屋を通り過ぎた男は、その本を手に取り開きます。
「Der Sonate vom guten Mensch」というその本の扉には
「HGW XX/7に捧げる」とありました。
彼はその本を購入します。
店員が「贈り物ですか?」と問いかけると彼は答えます。
「Nein, das ist fuer mich(いいや、自分用だ/自分のためのものだ)」
*******
2時間半の長編でモチロンドイツ語なので時々集中力が途切れましたが、前回見た映画よりはかなり理解できたと思います。
方言とかアクセントがあんまりないというのもあるだろうけど。
最後に出てきた本屋がちょうど昨日行った本屋だったよ。
細かいところはわかんなかったし長かったけど面白かった!
最後がかなり気に入ったよ。最近なかなかこういう、ラストがステキな映画に出会ってなかったので、うれしいです。
見た目の派手さは全然ないんだけど、心理描写が非常にうまいというか、絶妙。
HGW XX/7は作家の男の生活に密着しているんだけど、結局最後まで彼らは出会わないのです。
女優とシュタージの男は1度だけ言葉を交わしますが。
日本語字幕でもう一度見たいと思うけど、日本じゃ受けなさそうだから上映しなそう。
日本に来るドイツ映画って自分的にはイマイチだったんだけど、全部が全部そーいうわけじゃないのね。
偏見て怖いね。最近特に実感するよ。
雑誌の評価が高かったので見ました。
ストーリー;
DDRに批判的な作家とその恋人(舞台女優)の生活を逐一監視するシュタージの男の話。
シュタージの男(コードネームHGW XX/7)は24時間作家の行動を監視・傍聴し続けます。
しかし監視し続けているうちに、彼らに共感を覚えるようになっていきます。
作家は、シュピーゲル誌に、DDRについての批判的な記事を書きます。
用心のため、特別に用意した赤いインクのタイプライターを使って書き上げました。
このタイプライターは床下に隠していました。
ある日隠しているところを、恋人に見られてしまいます。彼は彼女に内緒で記事を書いていたのですが、このとき彼女に記事のことを語ろうとします。
しかし彼女にとっては、彼が何を書いていようと関係ないと、無理に聞き出しませんでした。
そして記事が発表されます。
シュタージのボスはカンカンです。見張ってたはずなのに記事が出るとはどういうことだと。
男はタイプの隠してる場所を知っていますが、語りませんでした。
ついに舞台女優がシュタージに捕らえられ、タイプの場所を告白してしまいます。
彼女が帰宅するとシュタージがやってきて、彼女の告げた場所を探ります。
作家の男は、恋人がシュタージにしゃべったのだと気づきます。
彼女は耐え切れず家を飛び出し、ちょうど走ってきたトラックにはねられ死んでしまいます。
しかしタイプはそこにはありません。
シュタージが来る前に、HGW XX/7がタイプを盗み出していたからです。
結局作家は逮捕されず、HGW XX/7はシュタージを去ります。
壁が崩壊したある日、作家は自分の部屋に仕掛けられた盗聴器を発見します。このときまで彼はシュタージに監視されていたことを知らなかったのです。
彼はシュタージにある自分に関する記録を見て愕然とします。そこには彼の生活すべてが記録さていたのです。
そこで彼には疑問が湧きます。
なぜあの時、タイプライターがなくなっていたのか。
なぜ自分は逮捕されなかったのか。
彼は自分を監視し続けていた男を捜します。
彼の発見したその男はしがない郵便配達をしておりました。
彼は男に声を掛けることなく、通り過ぎていきます。
その2年後、作家は本を出します。
本屋を通り過ぎた男は、その本を手に取り開きます。
「Der Sonate vom guten Mensch」というその本の扉には
「HGW XX/7に捧げる」とありました。
彼はその本を購入します。
店員が「贈り物ですか?」と問いかけると彼は答えます。
「Nein, das ist fuer mich(いいや、自分用だ/自分のためのものだ)」
*******
2時間半の長編でモチロンドイツ語なので時々集中力が途切れましたが、前回見た映画よりはかなり理解できたと思います。
方言とかアクセントがあんまりないというのもあるだろうけど。
最後に出てきた本屋がちょうど昨日行った本屋だったよ。
細かいところはわかんなかったし長かったけど面白かった!
最後がかなり気に入ったよ。最近なかなかこういう、ラストがステキな映画に出会ってなかったので、うれしいです。
見た目の派手さは全然ないんだけど、心理描写が非常にうまいというか、絶妙。
HGW XX/7は作家の男の生活に密着しているんだけど、結局最後まで彼らは出会わないのです。
女優とシュタージの男は1度だけ言葉を交わしますが。
日本語字幕でもう一度見たいと思うけど、日本じゃ受けなさそうだから上映しなそう。
日本に来るドイツ映画って自分的にはイマイチだったんだけど、全部が全部そーいうわけじゃないのね。
偏見て怖いね。最近特に実感するよ。
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