元気の秘訣

人事に電話してみました。
人事部のなかに2グループあるんだけど、区別がよくわからないのでテキトーにかけたら健康保険は別のグループのほうだったらしく、役所のように電話を回されました。
とりあえず明日には資格喪失証明が届くはず。
つーかすぐ出せるならすぐ出してよ！
健康保険はないと困るでしょ！

出発前におばあちゃんに顔見せに。
厚木のおばぁちゃんち行くのは何年ぶりかしら。
10年以上行ってないよ。

久々だったので、なんかすべてがちっさく見えた。
大きくなったんだねぇわたし。

帰りの電車で、隣に座っていたおじいさんにむちゃくちゃ話しかけられた。
どうやら名士らしかったです。お茶？書？かなんかの家元の分家だとか。
着物が趣味らしく、着物の話をいろいろ聞いたのですが、自分の知識不足でいまいち用語のわからないところがあった。
とりあえず笑顔でかわしつつ、着物って奥が深いなぁと思いました。

お金持ちのじいさんらしく、街で女性に声かけて上等の着物を仕立ててあげたことがあるんですって。
えーなんだよ怪しいじいさんかよ、と思ったのですが、
女性に着物を仕立ててあげるのが好きらしく、その女性の体の寸法をすべて測って（呉服屋に測らせたのであってじいさんが測ったのではないらしい）、絹の長じゅばんから何から何まで仕立てて、風呂敷に包んで駐輪場の自転車のかごに入れとくから後で取りに行きなさい、とその女性に伝えたんですって。

だから、本当にその女性が着物を取りに来たかどうかもわかんないんだって。
時々「どうしたかなぁ」と思い出すんだって。

ホントかどうだかわかりませんが、ホントだったらすげぇなぁと思います。
見ず知らずのじいさんに着物を仕立ててもらうってのもどうかと思いますが、仕立ててあげるじいさんもすげぇなぁと。

私にも仕立ててよ、上等の着物。
着方わかんないけど。

今そのおじいさんは、三島に茶室のある家を建ててるんですって。
なんか本物の名士っぽいなぁ。
格好も、水戸黄門みたいだったし。

よくしゃべるじいさんでした。O型の私はニコニコ聞いておりました。
きっと若い女性としゃべってるから元気なんだな。
若い女性に着物を着せるのが楽しみだって言ってたし。

っていうと、すげぇエロじじぃみたいだなぁ。
そうでもなかったんだけど。
着物とか茶道とか書道とか華道とか、和を重んじるじいさんだったんだけど。
でもホントはエロじじぃなのかも。

今となってはわかりません。
ものすごい金持ちだったらどうしよう。もっと仲良くなっとけばよかったかも。