ロイター通信社が集めた1年間の「決定的瞬間」写真の大賞が決まったそうです。

そんなの毎年やってたのか、って感じだったんですけど。

大賞は、ナントカというサッカー選手の顔面にサッカーボールがぶつかる瞬間の写真でした。
すごい瞬間!

ほかにもノミニー写真があるので、見てたのです。
これが、胸に迫るものがあります。

http://mdn.mainichi-msn.co.jp/photospecials/graph/20051215borp1/index.html

一部グロテスクな写真もあるので、そういうの苦手な場合は要注意。

しかしこの写真は、すべて真実の瞬間を捉えたものなのだなーと思うと、複雑な気持ちです。
写真というのは真実、というか事実だけを映し出すので(たまに合成されちゃうけど)、時に残酷でもあるけれど、考えさせられるものだと思います。

「あーまた月曜日だ、仕事だりー」とか
「あいつちょーむかつく。ありえねー」とか
「欲しかったスカートが売り切れてた。ちょーヒゲキ」とか(古い)、

自分はなんて小さな人間なんだろうと思わされました。

世界は広い。
私はなんというぬるま湯人生を歩んでいるんでしょう。

殺意を伴う憎しみを抱く相手もいない、
無力感を覚える災害にも遭遇しない、
怒りを覚える政府もない、
どうしようもない飢餓にもならない。

「自分は不幸だ」なんて軽々しく思うものではない。
五体満足で、寒い冬にもこたつにはいってぬくぬくと音楽を聴きながらインターネットを楽しめる環境にある自分のいったいドコが不幸なんでしょう。

世界には今寒空の人がいるんだからこたつになんてあたっちゃいけないというわけではないけれど、そういう環境にあることを当たり前のように思ってはいけないのだな、とつくづく思いました。

厳しい現実に直面し、必死で生きている人がいるのだから、
ぐうたら生きてはいけないな。

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