土曜日の朝イチに観に行きました。
夏休み最初の週末だっていうのに、いるわいるわ、おっさん!
ママの言うとおり、軍事マニアが多かった。

時間を間違えて、10時20分からだと思ってたら30分からで、
到着が10時だったんだけど結構席が埋まってた。
あらーホントに大ヒットなのねぇ。

怪しい人の隣にならないようにポジション取りに注意しましょう。
シネマライズは2階席のほうがいいと思います。
最初1階席の後ろに座ったのですが、ちょっと首が疲れそうだったので移動しました。

内容ですが、これは久々に面白い映画だ!と思いました。
まずブルーノ・ガンツが似すぎ。気味悪いくらい。
ホンモノよりちょっと大きめだけど、似てる似てる。
コリャ家族にも嫌がられるわね。

ママに頼まれてプログラムを購入したので読んだのですが、
世界のマスコミの評論が載ってるのよ。
イスラエルの新聞は、ユダヤ人虐殺を美化していると酷評しているのですが、確かにユダヤ人のエピソードなどは全く盛り込まれていないから
ヒトラーを美化していると言われても仕方ないかなという気もします。
でもヒトラーというのは非常に多面的で、すべてを盛り込んだら映画になんかおさまらないからしょうがないのかなという気もします。

秘書の目線で見たヒトラーなので、
当時のドイツ国民の心情がわかってよいのではないでしょうか。
ヒトラーは確かに悪かった、でもそれを支えたのはドイツ国民なのだ、ってね。
秘書の回想の言葉が非常に印象的です。
「若さというのは無知の言い訳にはならない。目を見開いてさえいれば
気付けたかもしれないのだから」

脳は使えるうちに使わないと。

2時間半くらいの長い映画なんだけど、その長さを感じなかったよ。
映画というよりドキュメンタリーっぽい。
映像の世紀みたいなもんやね。

ヒムラーの髪型がわかる人はすごく楽しめると思います。
うちのママはものすごく面白いと思ったそうなのですが、
予備知識がハンパないからなぁ。
ヤハリ「ベルリン陥落1945」を読んでからのほうが楽しめそう。

私が映画館を出ると、次の回のために並んでる人がたくさんいたのですが、
カップルで来てる人結構いるのよね。
イヤーこれ、デートには向かないと思うよ。
シネマライズでやる映画って結構「映画通」が観るようなものが多いと思うのよね。ライズの映画は押さえとかないと、的な。
そういうノリで来ちゃったのかな。
間違いだよ、キミタチ。2人とも歴史好き、戦争について考えたいって言うならわかるけど、
そんな人いるのか?大学のうちのクラスぐらいじゃないの?(西洋史専攻)。

観終わったあと、会話はずまないぜーきっと。
「シュペーア激似だったねぇ〜」って盛り上がるのかな。
私とママは盛り上がりましたが。

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