「紅緒 ロカビリー」ってなんですかね。
「メルヘンさん」って検索してる人もいるし。
紅ちゃんの薩長同盟の話を読んでて、やっぱり龍馬の動きが幕末維新には大事なんだなぁと思っていたらママから土佐弁でメールが来たのでびっくりしました。
どんな以心伝心?
長州戦争の新書も読んだけど未だに薩長が同盟に至る激変がどうして起こり得たのかわからないので、帰国したらまたそこから勉強しなおしです。「西郷らは不満そうだったが坂本の働きかけで薩長同盟が成立した」とかしか書いてないんだもん。
さてそこはとりあえずすっ飛ばして硫黄島です。
ニルスと一緒に見たのですが。
うーむ。
どうかね。
悪くないけど。
じいさんが趣味で作った映画みたい。
でもそのじいさんがアカデミー賞じいさんだから、映画も世界を駆け巡ってしまうわけで。
うーむ。
これって、「大和魂」とか「武士道」とかわかんない人が見たら「日本兵バカじゃん」と思われても致し方ないと思う。
実際ニルスは「なにやってんのそこで自殺したら意味ないじゃん」と言っておりました。
だよねぇ。
でもそれが大和魂であり日本兵なんですよ。
それを説明するには、ながーい歴史があってですね。
なんだろーなー。
浅いと思う。
太平洋戦争史をあまり知らない自分が言うのもおこがましいですが、浅いんですよ。
日本兵の描き方とか、浅いから誤解を与えてしまう。
獅童なんか、すごいバカっぽくなっちゃってるもん。
彼の言うこと(役としてね)はあながち間違っていはいないわけですよ。でももちろんみんながみんな玉砕したいわけじゃないし、そこらへんの葛藤とか、外国人じゃわかんないんじゃん?
個人の葛藤ではなく、日本兵というか日本全体の葛藤。
御国のために闘わなければならないんだけどもうちの息子を出征させたくはないよ、的な葛藤。
そこらへんがわからないと、硫黄島での戦いがどういうものだったか(戦略的にではなく心情的に)がわからないと思う。
結局大本営からは何の援助もなかったわけじゃん。どう考えても勝ち目はなかったわけでしょ。
「だったら島を捨てて本土決戦に備えればいいじゃん」と思うじゃん。
そうじゃないんだよ!
武士道ってのはそういう合理的なもんじゃないんだよ!
と思う。
ついこないだニルスのお姉さんと武士道について話したときに(彼女は仏教に興味があるのですが、日本では宗教よりも武士道とかのほうが大事にされてると思うのね私)、「ならぬものはならぬ」ってのがどうしても伝わらなかった。というか説明できなかった。
日本人て必ずしも"why"と"because"が同時に成立するとは限らないじゃん。
そういうのがわからないと、この映画は妙なものに映ると思う。
それってのは、監督がアメリカ人だからとかそういう問題じゃないと思う。
奥が深いよ日本人。
「メルヘンさん」って検索してる人もいるし。
紅ちゃんの薩長同盟の話を読んでて、やっぱり龍馬の動きが幕末維新には大事なんだなぁと思っていたらママから土佐弁でメールが来たのでびっくりしました。
どんな以心伝心?
長州戦争の新書も読んだけど未だに薩長が同盟に至る激変がどうして起こり得たのかわからないので、帰国したらまたそこから勉強しなおしです。「西郷らは不満そうだったが坂本の働きかけで薩長同盟が成立した」とかしか書いてないんだもん。
さてそこはとりあえずすっ飛ばして硫黄島です。
ニルスと一緒に見たのですが。
うーむ。
どうかね。
悪くないけど。
じいさんが趣味で作った映画みたい。
でもそのじいさんがアカデミー賞じいさんだから、映画も世界を駆け巡ってしまうわけで。
うーむ。
これって、「大和魂」とか「武士道」とかわかんない人が見たら「日本兵バカじゃん」と思われても致し方ないと思う。
実際ニルスは「なにやってんのそこで自殺したら意味ないじゃん」と言っておりました。
だよねぇ。
でもそれが大和魂であり日本兵なんですよ。
それを説明するには、ながーい歴史があってですね。
なんだろーなー。
浅いと思う。
太平洋戦争史をあまり知らない自分が言うのもおこがましいですが、浅いんですよ。
日本兵の描き方とか、浅いから誤解を与えてしまう。
獅童なんか、すごいバカっぽくなっちゃってるもん。
彼の言うこと(役としてね)はあながち間違っていはいないわけですよ。でももちろんみんながみんな玉砕したいわけじゃないし、そこらへんの葛藤とか、外国人じゃわかんないんじゃん?
個人の葛藤ではなく、日本兵というか日本全体の葛藤。
御国のために闘わなければならないんだけどもうちの息子を出征させたくはないよ、的な葛藤。
そこらへんがわからないと、硫黄島での戦いがどういうものだったか(戦略的にではなく心情的に)がわからないと思う。
結局大本営からは何の援助もなかったわけじゃん。どう考えても勝ち目はなかったわけでしょ。
「だったら島を捨てて本土決戦に備えればいいじゃん」と思うじゃん。
そうじゃないんだよ!
武士道ってのはそういう合理的なもんじゃないんだよ!
と思う。
ついこないだニルスのお姉さんと武士道について話したときに(彼女は仏教に興味があるのですが、日本では宗教よりも武士道とかのほうが大事にされてると思うのね私)、「ならぬものはならぬ」ってのがどうしても伝わらなかった。というか説明できなかった。
日本人て必ずしも"why"と"because"が同時に成立するとは限らないじゃん。
そういうのがわからないと、この映画は妙なものに映ると思う。
それってのは、監督がアメリカ人だからとかそういう問題じゃないと思う。
奥が深いよ日本人。
コメント
あら、ママと以心伝心ね♪
実際、坂本龍馬がここまでヒーローなのはいかがなものか、
というのは今も思わないでもないけど、
あの奇想天外さが日本の夜明けを早めた、とも確かに言えるなぁと。
私も幕末勉強しないと!
「ヒーロー」なのかどうかは別として、日本史上重要な人物なんだなぁということがなんとなくわかってきました(いまさら)。
なんで学校でちゃんと習わなかったのかな(@_@)
俺んとこにも来たみたい、そいつ。
「ロカビリー 紅緒」だった。
他にも
「なくした物 オーラの泉」
とか
「僕、フェロもん」
などという意味不明なのもありました。
正直に言ってもいいのよ!
世の中にはいろんなものを探している人がいますね。
「硫黄島からの手紙」、私見てないんですよね。
友達が今年のお正月に家族で観に行ったって話してました。
私は戦争映画あまり見たことないのですが、やっぱり見た後いろいろなことを考えさせられるんでしょうか。。。
戦争映画の見すぎで思想のスケールが大きくなってきました(@_@)