ドイツ語クラスで、一人一回プレゼンテーションをしなければなりません。
ドイツに関することで何でもいいから15分くらい発表するんですって。
ゲラルドが40個くらい参考テーマを挙げてたのですが、どれもしっくりこないので、オリジナルテーマで発表します。

もちろん「ドイツの歴史教科書」です。
まただよ。

本来はドイツよりオーストリー(さっそく利用)の歴史教育のほうが興味深いんだけどね。

面白いんだってば。

でも、私が面白いと思うことは他の人にはあまり面白くない場合が多いのよねぇ。
日本に限らずドイツでも。

今日の授業は、新聞記事を選んで内容解説というものだったのです。
私の新聞の一面は、レバノン産業相の国葬だったのですが、レバノンの位置づけがわからなくなったので避けました。
選んだ記事が「イギリスにおける核武装の将来についての論争」

イギリスの原潜搭載の弾道ミサイル(=トライデント)はあと10年もすると古くなって使い物にならなくなるらしい。
その後継となるトライデントシステムを購入するか否かで議会はもめてるらしいです。

ブレアとその後継者と目されるブラウンは、「核の脅威が広がっている現在、核放棄をするのは軽薄である」として核保有に賛成なのですが、保守党の外相は「高いよ」と反対、教会は「国際的な武装解除が失敗に終わる」と反対、グリーンピースは「核拡散防止条約を批准しておきながら核を保有するのは矛盾している」と反対しています。

記事はその事実を述べてるだけですが、若干核保有に批判的かな。

別にみんな興味なさそうだった。つーか語彙がね、難しいよね。武装解除とか核抑止力とか、日常的に全く使わないもんね。
でも、核保有国のアメリカ人もイギリス人もいるし、それに対抗して核を持ちたいアイルランド人もいるし、共通の困った隣人をもつ日本人も韓国人もいるから、全く的外れなテーマではなかったと思うのよね。

まぁ、100%の興味を惹くのは難しいけどさ。

今日のミニプレゼンはよい参考になりました。
私の好きなテーマは、みんなそれほど興味ないということがわかったからね。

興味津々度100%になるべく近づくように、あまり専門用語を使わずいかに興味深い発表にするか、腕の見せ所です。

そんな腕持ってないけど。

でもイロイロ調べる過程が、大学生の頃を思い出させて楽しい。
卒論とかじゃないから、込み入った内容じゃなくていいしね。

コメント

淵瀬春秋
淵瀬春秋
2006年11月24日15:56

>それに対抗して核を持ちたいアイルランド人
 元々が中立政策だし(だからEUがアメリカにくっついて変に中東に深入りするのを嫌う)、
http://www.military.ie/naval/roles.htm
 こんな海軍に軍艦では核爆弾は打ち出せませないんじゃ?

 って思ってる私は単なる飲んべえ、ってことですね。む〜ん。

メルヘン
メルヘン
2006年11月25日0:45

あんまり海軍ぽくないですね。
世界各国の軍備まで知識が及ばないのでなんともいえないのですが、昨日の授業の流れではそんな感じがしたものです。

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