リアリスト

ベルリンに来て2ヶ月であります。
もう2ヶ月かよなんもしてないよと思うのですが、思ってたよりもドイツ語がしゃべれるようになっていると評価していいかと思います。新聞もとりあえず読めるし。
かといって、何不自由なくしゃべれるわけでもないので、満足はできません。さらに磨きをかけるには学校に通わねばならんと思うのですが、今はそのヒマはありません。

来る前までは、外国暮らしなんてちょっと味わえば満足だわよね、と思ってたものですが、慣れてしまうと結構いける気がしてきます。ホームステイでラクラク生活してるからかな。

部屋も探し出せてないくせにねぇ。

外国暮らしの一番の問題は、退屈だと思ってたのね。
東京と同じくらいエキサイティングな街っていうだけでかなり高いハードルになってくると思うのです。
しかしベルリンは楽しい。いけるよこれ。
毎日意味もなくぶらぶらするのには最適なんじゃないかと思います。カプチーノ安いし。

しかしとことん現実主義な私は、「一生住んでもいいかも♪」と現実離れができないタチであります。やんなっちゃう。
化粧品が合わない・靴が合わない・生理痛が重いなど、非常に細かい点が頭をよぎるのです。

でも実際問題、重要な問題だよ。
化粧品が合わなくて顔が痛いとき、何にもできないんだから。
腹が痛いのとはちがって、正露丸を飲めば治るとかじゃないんだもの。顔を洗っても、洗ったあとにつけるものが無い。使ってれば慣れるなんて悠長なこといってられないよ。ピリピリが気になって寝られないんだから。

毎日スニーカー履いてるわけにもいかないんだから。
34・35のパンプスなんてドイツにあるわけ無いじゃん。日本にだって無いんだもん。

つくづく自分て現実的だなーと思います。がっくりしちゃうよ。

ま、考えたところでベルリンに永住はしないし。
カネがなくなるまで旅行します。