今日の新撰組

このところ昨日の日記を書くことがほとんどになってしまいました。

私こう見えても、12時前には寝る子だったのよ。
大学生の頃朝バイトしてたから、夜更かしの仕方をしらないだけだけど。

今日もいそがしマン。
おひょー。

今日の新撰組。
でも慎吾じゃないよ。

プレステソフトの新撰組のCMを見たのね。
君も新撰組になってバッサバッサと人を斬ろうというゲームみたいです。
コレじゃなんだか人聞きが悪いわね。
まぁいいわ。

問題はここからよ。
歴史ものゲームの不思議です。
僕も新撰組になって、バッサバッサと人を斬って、
最後はどうなるんでしょうね？

歴史シュミレーションの大御所に、
信長の野望がありますように、
歴史のたらればをゲーム化したものは多いです。
しかし不思議なのは、歴史のたらればを実現した場合（ゲームの中だから実現とは言わないけど)、その「歴史」はどうなるんでしょう？

ゲーマーマイブラザーに問い掛けたところ、
「いいんだよ、ジオン軍が勝つガンダムゲームだってあるんだから」との回答が得られましたが、
ガンダムもジオンも、フィクションなので何でもありっちゃぁありです。
信長も新撰組も、れっきとした歴史上の人物です。

信長はまぁいいですよ。
秀吉の天下が無かったって事にして、
徳川に乗っ取られるってことにしましょう。
鳴くまで待とうホトトギスですから。

新撰組が大活躍したら、
幕府は存続するってことになりますね。
維新派が負けちゃうってことですからね。
ということはつまり、明治維新もないし、
文明開化も廃藩置県も廃刀令も富国強兵もないわけですね。

よく言えば、現人神の天皇さまという概念がないので、日中戦争や太平洋戦争は起きなかったかもしれませんね。
悪く言えば、ものづくり日本は誕生しないし、
今でもFAR EASTとして発展途上国だったかもしれません。

それでいいのか？

新撰組って、その活動はかっこいい（のかもしれない）けれど、
負けるべくして負けたと思うのですよ。
時代の流れに明らかに逆らってるもん。

ラストサムライを観た人の多くは、侍魂に感動したと思います。
私も感動しました。
でも、侍はいなくなる宿命だったのです。
映画をみれば分かるとおり、時代の流れには逆らえません。
マシンガンの銃声は、文明開化の産声なのです。
いくらケン・ワタナベに感動しても、
物語は物語。歴史は歴史。
混同してはイケマセン。
今の日本があるのは、ぺルリが開港を迫ったからといっても過言ではないかもしれません。

話がすっかりゲーム新撰組からそれてしまった。
つまり、新撰組を主役としたドラマは成立しえても、ゲームは成立しえないのです。
新撰組は、勝ってはいけないのです。

新撰組を批判してるわけじゃないのよ。
批判するほど詳しくないですから。
ただ判官びいきが嫌いなだけです。

だからきっと来年も大河ドラマを批判してると思います。
来年のほうがひどいと思います。
義経は好きだからね。
義経は好きだけど、ひいきはしないわよ。
義経よりも頼朝のほうが好きだからね。
コレを語るときりが無いので後日にします。

ていうか、大河ドラマ見ないんだけどね。
毎日同じ結論ですみません。